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【ジム・クレイマー】大荒れ相場の正しい生き残り方!今最強なのは何をする事?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの3/10のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

ほら、この手を見てくれ。膝の下において座っとるやろ。この相場でできる一番いいことは何だと思う?そうや、手を出さずにじっとしていることや。なぜなら、こんな局面で手をこまねいている代わりに、株を売ったり買ったりしていたら、自分で自分をおかしくしてしまうからや。ミスを連発し、結局は間抜けに見えてしまうことやろう。背景にあるものが完全に狂気じみているから、こういう環境でお金を稼ぐのはとても難しいんや。見た目には穏やかに見えた日でさえそうや。今日はダウは-0.07%、SP500は-0.21%、そしてナスダックは+0.01%やったで。実際のところ、今日はまったく穏やかではなかったんや。

 

わいはCNBC Investing Clubの会員向けに、パートナーのJeff Marksと一緒に10分間のモーニングミーティングをやっとるんやが、それは10時20分に始まり、配信して、必ず10時30分に終えるんや。ときどきアイデアが噴き出してきて、やめたくなくなることもあるけどな。今日は、ヘッジファンド・マネジャーの苦悩と、個人投資家の歓喜について話したで。というのも、それが今まさにここで起きていることをよく表しているからや。確かに、今日は楽な一日になりそうにも見えたで。朝の時点でマーケットは重たく、原油は90ドル前後でうろうろしていて、少し上がっている程度やった。読みづらい状況やった。

 

ところが8時になると、国防長官のHegsethがまるで戦闘態勢に入ったかのような調子で話し始め、事態が一気に激しくなろうとしていることを感じさせたんや。彼は、今日が「イラン国内への攻撃として最も激しい日になる」と言った。彼の言葉を借りれば、過去最多の戦闘機を投入し、最多の爆撃機を投入し、最多の攻撃をするという話が延々と続いたんや。それを聞いてわいが思い出したのは何だったか。ずっと昔の映画『12 O’Clock High』に出てくる将軍や。空の支配者たる若い飛行士たちに向かって、ルーマニアの油田を攻撃し、最終的に機能停止に追い込むのだと語っていた、あの場面や。

 

あるいは、1944年2月20日から2月25日までの丸一週間、わいらの飛行機が空を覆い尽くし、主要なボールベアリング工場を含むあらゆるドイツの施設を爆撃した「ビッグ・ウィーク」の始まりのようでもあったんや。当時のドイツは、まだ攻撃目標に事欠かない状態やった。そのあとHegsethは、今度はCaptain John Paul Jonesのチャンネルに切り替わったかのように、「我々はまだ戦い始めたばかりだ」と言い出したんや。やれやれ、この10日間、わいらはいったい何をしてきたというんやろうか。

 

ひとつ確かなのは、Hegsethは明らかに、昨日のトランプ大統領のメモ、つまり、この戦争はほぼ終わりだ、というメッセージを見ていなかったということや。となると、当然、株は叩き売られるはずだと思うよな。だって、彼は原油市場をかき乱そうとしているんやから。そしてわいらは知っとる。原油が上がれば、株は下がるということを。イランの指導者たちを仕留めるために昼間の精密爆撃を行うにせよ、施設を徹底的に破壊するために夜間の絨毯爆撃を行うにせよ、昨日の反落のあとでは、原油が急騰する準備を整えるのは間違いないと思われたんや。

 

あなたがヘッジファンドを運用しているなら、どうする?さっきのあの発言を聞いたら、あなたなら市場全体を空売りしたやろう。売り、売り、売り、売りや。株にとって致命傷のように聞こえたからや。わいだって、もしまだヘッジファンドを運用していたなら、そうしていたやろう。で、何が起きたのか?結局、猛烈な“買い”の逆風が吹いてきたんや。Buy Buy Buyやったんや。しかもよりによって、データセンター関連、特にその中に入る半導体銘柄について。わいが言っているのは、Seagate、Western Digital、SanDisk、Micron のことや。

 

なぜそれらなのか?それは、Hewlett Packard Enterprise のCEOが昨夜のカンファレンスコールで、メモリー不足に緩和の兆しはないと言ったからや。おかげで、こうした企業は事実上、お金を刷っているような状態になっとる。しかもそれがかなり長く続きそうなんや。さて、もしあなたがヘッジファンド・マネジャーで、今朝Hegsethの発言を受けてこの市場に対して弱気に賭けていたとしたら、特にテックを売っていたなら、午前中に積み上がっていく損失には到底耐えられなかったやろう。

 

原油が一瞬の上昇から反転して下がり始めたとき、しかも本当に大きく、激しく下がったとき、弱気派は拠りどころを失い、肺をえぐり取られるような打撃を受けたんや。しかも、弱気派にはさらに厳しい展開が続くんや。日中が進むにつれて、エネルギー庁長官のChris Wright の名前でSNS投稿が出回ったんや。それによると、アメリカ海軍がホルムズ海峡を通過するタンカーの護衛をした、というような内容やった。もしそれが本当なら、弱気派にとっては万事休すや。

 

なぜか?下がる原油には逆らえない。上がる相場の勢いにも逆らえない。まして海軍には逆らえない。相手がイランの艦隊かもしれないとなれば、相場が大きく上に吹き上がると考えるのは当然やった。相場の流れがすべてや。まだ空売りを持っていたヘッジファンド・マネジャーは、おそらく買い戻して、今度は買いに回ったやろう。ところが、その上昇がピークに差しかかった頃、CNBC が、その投稿は削除されたと報じたんや。えっ?そんなあっさり?つまり、タンカーは存在しなかった。護送船団も存在しなかった、ということや。

 

当然ながら、原油はまたじわじわと上がり始め、市場もそれ以上は上に行かなくなったんや。そしてその後株価は反転し、事態はさらに悪化したで。護送船団どころではないんや。イランが依然としてその海峡に機雷を敷設しているかもしれない、という話になったんや。原油は再び上昇し、結局、大幅安では終わらんかった。15%安になるどころか、下げは9%安にとどまったんや。そして株の上昇分は消えてしまったということや。忘れてはいけないのは、これは護送船団の投稿によって、多くの空売り勢が降参した直後のことだという点や。

 

では彼らは、再び売りに戻るんやろうか?大規模な攻撃が始まろうとしていて、イラン側も報復に燃えているとわかっている中で?それとも、もう何もしないんやろうか?ここから何が起きるのか、誰にもわからないんや。もしヘッジファンド・マネジャーが最初に空売りから入り、その後、海軍がタンカーを守っているというWright長官の偽投稿を信じずに、さらに空売りを積み増していたなら、大儲けしていたやろう。圧勝や。しかもそれは、原油が12%も下げたにもかかわらず、や。

 

今トレードで儲けるのは本当に難しいで。今日のような日には、昔のわいのヘッジファンドの顧客なら、わいが利益を出すことを期待したやろう。上にも下にも動く、そういう日はヘッジファンド・マネジャーにとってはまさに理想郷だからや。彼らは動かざるを得ないんや。もしわいがその立場にいたなら、こんな狂乱の一日のあと、顧客から「で、今日は正確にいくら儲かったんだ?」という電話を受けていたことやろう。わいは正直な人間やから、悪い知らせもちゃんと伝えるで。

 

もしわいが顧客に説明するなら、こう言うやろう。原油が上がりそうに見えた時にわいは空売りして、その後さらに上がってしまったので、高値で買い戻した、つまり、あなたは損をしました、と。わいならはっきりそう言うで。あなたはお金を失いました、と。もちろん、最初に空売りしようとした判断自体は、結果的には正しかったんや。ただし、それは特に明確な理由があったからではなく、単に今夜発表される攻撃目標リスト待ちだった、というだけの話や。要するに、今日のような相場はヘッジファンド・マネジャーにとって有害なんや。なぜなら、彼らはこういう日に何か行動を取らなければならないと感じるからや。

 

しかも引け後には、Oracle が良い決算を出したで。ヘッジファンド勢はきっとまた飛びつくやろう。今株を買い上げ、明日はそれを空売りする。すべてがまた最初からやり直しや。では、普通の個人投資家はどうすればいいのか?自分で自分のお金を運用しているのなら、今日のような狂った値動きに対処する方法はシンプルや。何もしない、ということや。なぜか?こんな値動きが、まともな投資判断に向いたものではないのは明らかだと思うからや。

 

確かに昨夜、Hewlett Packard Enterprise は決算を発表し、メモリーチップの不足が依然として続いていると語ったで。それを聞いて、あなたもメモリーチップ関連に群がりたくなったかもしれん。でもちなみに、そうした銘柄はみな市場が開く前からすでに上がっていたんや。やはり、何もしないほうがずっといいんや。皆さんには、毎日利益を出せと迫ってくる顧客はいないやろ。状況がただただ不透明なときには、手を出さずにじっとしていられるんや。もちろん、それは簡単なことではないで。

 

一日中マーケットを見ていれば、あの銘柄を買っている人、この銘柄を売っている人がいる。しかも税金面のことまで頭をよぎる。おそらく、今すぐ発注ボタンを押したくてうずうずしているやろう。わいに言えるのは、それだけのことをしても割に合わない、ということや。あなたは別に銃を突きつけられているわけではない。そこがあなたの優位性なんや。本当に、閣僚級のSNS投稿だの、国防長官の物騒な強硬発言だのを、いちいち気にしたいか?わいはまっぴらや。誰もあなたの後ろから監視していないんや。こんな情報をいちいち読み解く必要はないで。

 

Lam Research の上昇を取り逃したとか、Applied Materials を空売りして痛い目に遭ったとか、そんなことを気にしなくていいのはむしろ幸せなことや。わいは、そこを喜ぶべきだと思うんや。結論やが、今この瞬間の市場は、良い意味でも悪い意味でも驚きに満ちとる。悪いニュースと良いニュースが順番でやってくる。つまり、いま何かを買うなら、かなりの乱高下に耐える覚悟が必要だということや。こんなレベルの乱気流を生み出せるのは、トランプ、しかも最初のトランプではなく、2人目のトランプだけかもしれん。

 

ここで合理的に期待できるのは、さらなる混乱だけや。ならば、それを受け入れて、売買で大金持ちになろうとするのはやめることや。そんなことをしていたら、金持ちになるどころか、破産への道を売買して進むことになるで。トレードではなく、投資をしよう。良い株を選ぼう。そしてそれを持ち続けよう。そして長期戦でいこうやないか。

 

 

惑わされないようにしたいですね。

 

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