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【ジム・クレイマー】レムデシビルが効果があった!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーがMad Moneyで、最近発表されたレムデシビルの臨床試験の結果についてしゃべっています。

 

 

これはついに終わりのはじまりのはじまりなんか(beginning of the beginning of the end)?わいらはパンデミックを封じ込める方法をついに見つけ始めたんか?今日はギリアドからレムデシビルのencouragingなデータが発表されたで。

 

このパワフルな抗ウイルス薬は、COVID-19の重症からの回復をより早くすることが発表されたんや。

 

NIHのNIAIDのサイトでもこの結果のハイライトがのっています。

 

 

ランダマイズされたコントロール群もある1063人に対する臨床検査で、以下のような結果が得られたということです。

 

1.レムデシビルを投与されると、治癒が31%早くなる。治療期間の中央値が、プラセボを与えられたコントロール群では15日なのが、レムデシビル投与群では11日だった。p値は<0.001。

2.レムデシビルを投与されると、致死率が低くなる。プラセボを与えられたコントロール群では致死率11.6%なのが、レムデシビル投与群では8.0%だった。p値は0.059。

 

この効き目は小さいと思うか?そこについては議論が分かれておるが、結果は固いものや。結果が明らか過ぎて、ドクターはこの臨床試験を止めざるを得なかったんや。なぜならば、プラシーボをこれ以上患者に与え続けることは倫理的に問題があったからや。この事実自体がもうビンゴなんや。

 

わいが何回も言っている通り、COVID-19における治療法はGame-Changerになり得るで。マーケットはこのニュースもあって、上がっとるで。社会経済活動を再開させたときの大きな心配は、また感染が広がって死者が増えてしまったり医療システムに負荷がかかったりすることや。こういういい治療薬はその心配をぐっと下げるで。リスク具合を減らせるで。

 

こんな一つの薬のこの効果だけでどれぐらいのことが言えるのか。懐疑論はいっぱいあるで。わかっとるわかっとる。わいはあなたたちが懐疑的になるのを責めてはおらん。やけど聞いてくれ。わいは、見方によっては、これらの結果がそんなにインプレッシブじゃないとも言えることはようわかっとる。致死率が11%から8%に下がっとるが、効き目は確かやが、根治役にはほど遠いで。ワクチンが重要や。この抗ウイルス薬は限られた効果しかない。

 

やけどなんでわいがこんなにエキサイトしとるかやって?それはシンプルや。アンソニー・ファウチ博士が、このレムデシビルの結果は、1980年代のエイズウイルスの時を思い出させるというたからや。彼はレムデシビルとAZTを比べたんて言うたんや。これを聞いてわいは思ったんや。わいは覚えとる、覚えとる、覚えとるぞ、と。

 

 

 

当時エイズはもう絶対に治らんのやないかと思われとったんや。そうや、AZTは完璧な治療薬ではなかったが、当時の灰のような空気を吹き飛ばしたんや。希望を見させたんや。まさにそういう意味でブレークスルーやったんや。そしてAZTの登場が端緒となって、治療薬はどんどん改良されていったんや。わいらは完全なHIVの治療薬はいまだに開発してないが、いろんな治療薬のカクテルによって、人はHIVを制御できるようになったんや。AZTがその希望のはじまりやったんや。

 

 

 

ファウチ博士はボトムアップ人間や。これまでもいろんな治療薬に慎重で懐疑的やった。今日の彼の会見のトーンは全然違うで。そうや、コロナウイルスはまだ致死的や。そうや、レムデシビルは完全な治療薬ではない。やけど、昨日までわいらは何もなかったんや。やからこれはビッグディールなんや。やからマーケットは上がっとるんや。決算シーズンでいいからやないで。その証拠に今日の決算企業の株価は振るわんかったんや。

 

 

 

いいニュースなのは間違いが無いですね!

 

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