こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの10/9のMad Moneyはどうだったでしょうか。

もうあれこれ推測する必要はない。これから本格的な決算シーズンに突入するんや。つまり、株式市場でどこに資金を投入すべきかを判断するために、いちいち細かい経済指標に振り回される必要はなくなるということや。さて、今日はなかなかいい反発があった。ダウは+0.83%、SP500は+0.59%、そしてナスダックは+0.64%と上昇の日になったで。ナスダックにはもう少し上がってほしかったところやけれどな。昨日は、AIの成長が鈍化しているという誤った思い込みによって、市場が大きく動揺した一日やった。しかし今日は、テクノロジー企業の業績が実際にどれほど好調なのかを、改めて評価し直すことになった。

わいは、AIやAIインフラへの数兆ドル規模の投資が、いずれ今世紀最大の愚かな投資だったと証明される、という根強い考え方に反発する必要があると思っとる。現代で最も優れた投資家たち、例えばMark ZuckerbergやElon Musk、MicrosoftのSatya Nadellaといった人々が、AIの需要に応えるためには巨額の資金を投じる必要があると判断しとる。それなのに、ウォール街の評論家やヘッジファンドの運用者たちは、「もうこの投資テーマは終わった」と言い続けとる。わいは、そういう連中の話にはもううんざりなんや。世界最大級の企業たちの判断は、まったく違うというのにな。これはいったいどういうことなんや。

まあでも、とはいえ、調整に対する再調整も、ようやく終わった。そこで、来週のゲームプランを見ていこう。月曜日は非常に静かな一日になるで。重要な決算発表も経済指標の発表もない。しかし火曜日になると、一気に銀行の決算発表が押し寄せてくる。これまでの四半期では、銀行株は決算発表を迎える時点ですでに株価が上がりすぎていることが多かった。しかし最近、銀行株は市場で最もパフォーマンスの悪い銘柄の一つになっとる。だからわいは、現在の株価には失望を招くような決算がすでに織り込まれていると思うんや。ということは、実際の決算が期待外れでなければ、銀行株の上昇相場が起こる可能性があるということや。

では、わいはどの銀行に注目しとるのか。まずはGoldman Sachsや。わい自身がかつて働いていた会社であり、わいのファンドでも保有しとる。わいはInvesting Clubのメンバーに対して、Goldman Sachsの事業はIPOやM&Aだけではないと説明してきた。率直に言って、IPOやM&Aの活動はこれまで非常に低調やった。しかし、この銀行には債券の発行業務やトレーディング事業もある。そして、これほど市場のボラティリティが高い環境は、通常、Goldman Sachsの利益にとって追い風になるんや。それなのに、Goldman Sachsの株価は1,153ドルから895ドルまで下落した。本当にそこまで業績が悪いんやろうか。

さて、Wells Fargoも最近は徹底的に売り込まれてきた。しかし、わいはこの銘柄が本格的に上昇する準備を整えていると信じとる。これもわいのファンドで保有している銘柄や。Wells Fargoの株価は、来年の予想利益に対してPERがわずか10倍強で取引されとる。つまり、最も割安な銘柄の一つということや。わいは、Wells Fargoが成長と純金利マージンの改善の両方を実現すると考えとる。CEOのCharlie Scharfも、素晴らしい業績を達成しようと非常に意欲を燃やしているはずや。わいは、まさに今が買い場だと思うんや。

JPMorganも決算を発表するで。この銀行は一貫して素晴らしい業績を上げてきた。しかし、その安定した好業績はすでに株価に織り込まれとる。つまり、安定性を前提とした価格がついているということや。だから、ほかの銀行株と比べると、少し厄介な銘柄なんや。特に問題なのは、非常に優秀なCEOのJamie Dimonが、カンファレンスコールで、まるで世界の終末が近づいているかのような発言をする傾向があることや。わいは、AIについて質問されたら、またそういう話を始めるんじゃないかと心配しとる。

わいが知りたいのは、単純に銀行の事業がどれほどうまくいっているかということだけなんや。わいは昔ながらの投資家やからな。だから、将来について悲観的な警告を次から次へと並べ立てるのは勘弁してほしい。しかもJamie Dimonは、その一方で未来は非常に明るいとも主張するんや。いったいどっちなんや。そんなことが両立するんやろうか。2030年までにわいら全員が死んでしまう確率は、たとえ5%程度しかないとしても、そんな数字を持ち出してほしくない。そんな話を聞かされたら、それだけで気分が落ち込んでしまうからな。

あとはCitigroupや。わいは長い間、決算シーズンに保有すべき銀行株はCitigroupだと言い続けてきた。本当に長い間そう主張してきたんや。しかし、前回の決算では、その予想が外れてしまった。だから今回は、Citigroupが立て直しに成功したかどうかを確認する必要がある。CEOのJane Fraserは、これまで素晴らしい仕事をしてきた。彼女によるCitigroupの経営再建は本当に見事や。しかし、前四半期の業績は、まあまあという程度やった。

さて、決算を発表するのは銀行だけではない。火曜日にはさらに、UnitedHealth Groupの決算発表もあるで。わいは、この会社が以前のように市場予想を上回る業績を発表し、さらに通期の業績見通しを引き上げるという、素晴らしいパターンに戻る準備ができていると思っとる。この会社の決算発表は朝6時や。まるで決算が発表される前から、ニュースの見出しが用意されているかのような会社なんや。「市場予想を上回る好決算、さらに業績見通しを上方修正」という見出しが先に書かれていて、その後に実際の決算が発表されるようなものやな。

わいが特に取り上げたい銘柄がもう一つある。それが、火曜日に決算を発表するJohnson & Johnsonや。この銘柄については少し判断が難しいと思っとる。しかし、それでも取り上げるつもりや。なぜなら、わいはみんなに儲けてもらいたいからなんや。わいは、Johnson & Johnsonはアメリカでトップ20に入るほど優れた企業だと言ってもいいと思っとる。しかし、その株の値動きはひどいものなんや。どういう意味か説明しよう。わいは株価の絶対的なパフォーマンスについて話しているわけではない。

Johnson & Johnsonの株価は今年に入って26%も上昇しとる。わいがJohnson & Johnsonの株は値動きがひどいと言うとるのは、決算発表に対する株価の反応のことなんや。決算が発表されると、株価はまず跳ね上がる傾向がある。しかし、その後、気分が悪くなるほどの下落が始まるんや。まるでくるりと一回転するような値動きで、その下落はカンファレンスコールの序盤まで続くことが多い。そして通常、カンファレンスコールの中盤になると、ようやく何か特別なことが起こっとることに市場が気づき始める。実際には業績が予想以上によいということがわかり、そこで投資家たちは再び株を買い始めるんや。しかし、その時点までに多くのお金が失われてしまっとる。本当に苦痛な値動きなんや。

Johnson & Johnsonには、将来的にブロックバスター、つまり年間売上高10億ドル以上の大型医薬品になる可能性のある新薬候補が18もある。さらに、心血管疾患とがん治療の分野では、業界屈指の事業基盤を持っとる。だからこそ、Johnson & Johnsonは株価が大きく売り込まれたときに買うべき銘柄なんや。ただし、機敏に動く必要がある。ほとんど毎回、このような値動きになるからな。おそらく今回も同じことが起こるやろう。つまり、決算の数字が発表された直後に大量の売りが殺到し、株価が真っ赤に染まるような大幅下落に見舞われたとき、しかしカンファレンスコールが本格的に始まる前に買うことができれば、Johnson & Johnsonを非常によい取得価格で買えると思うんや。それが自分の投資の出発点になる。だから、このことを覚えておいてほしい。ちなみにJohnson & Johnsonは、わいのファンドで長年にわたって保有している、大きなポジションの一つでもある。

さて、水曜日はマクロ経済に注目する日や。消費者物価指数、CPIが発表される。Fed議長のKevin Warshはインフレを抑え込もうとしとる。わいもその方針に賛成や。そして信じられないかもしれないけれど、原油価格を除けば、インフレが少しずつコントロールされ始めている兆候が見えてきたんや。では、今回のCPIは市場に安心感を与えてくれるやろうか。0.25%ポイントの利上げをたった一度行っただけで、アメリカが必要としているほどの効果が現れるには、まだ早すぎるかもしれない。しかし、わいは多くの人が考えている以上に、よいスタートになっている可能性があると思っとる。そうなれば素晴らしいことや。そして翌日の木曜日には、生産者物価指数、PPIが発表される。最近のわいらは、インフレを鷹のように鋭い目で監視しとる。そして、そのためにはCPIだけを見ているわけにはいかないんや。インフレが経済の中にどれほど深く根付いているのかを確認する必要があるからな。

水曜日に戻って、水曜日の朝、取引が始まる前には、オランダのASMLという会社が決算を発表する。ASMLは半導体の製造に使われる巨大な装置を作っとる会社や。その装置は市バスほどの大きさがある。以前、わいらがアイダホ州ボイシにあるMicronの新しい半導体工場を視察したときにも、そのような装置を何台か見たんや。もしASMLが業績見通しを引き上げ、需要が堅調だと説明したなら、みんなは株を買う準備をしておくべきや。そして、そのときに買いたい銘柄はLam ResearchとApplied Materialsや。この2社は、アメリカの半導体製造装置関連株の中で、わいが最も気に入っている銘柄なんや。

さらに水曜日には、BlackRock、Bank of America、Morgan Stanleyという、素晴らしい金融企業3社の決算発表もある。多くの人は、Morgan Stanleyを単なる投資銀行だと思っとる。しかし、それは間違いや。Morgan Stanleyは、個人の資産を預かる世界最大級の金融機関の一つでもあるんや。そして、長期的な資産形成のために投資したいと考える若い世代の顧客を獲得することに、驚くほど成功しとる。もちろん、非常に裕福な顧客も大量に抱えとる。Bank of Americaについては、堅実な業績が期待できる。そして、堅実ということは、株価が静かに上昇するということや。BlackRockも非常に頼もしい企業や。世界最大の資産運用資金を集める会社なんやからな。いい決算になると思っとる。

さて、木曜日は本当に決算発表の洪水のような一日になる。まずはTaiwan Semiconductor、この会社の事業の状況をある程度把握できる情報は時々出てくるけれど、わいらが本当に待ち望んでいるのは、この決算発表なんや。もしTaiwan Semiconductorの業績が弱ければ、ほぼすべての半導体関連株の値動きを左右してしまう可能性がある。しかし、反対に業績が強ければ、半導体株全体でとてつもない規模の上昇相場が起こるかもしれないんや。ところで、今日のNvidiaの株価は、引けにかけて本当にひどい値動きになった。わいには、TSMCの決算を確認するまでNvidiaが反発できるのかどうかわからんで。

また、個人消費が減速しているかどうかも確認したい。その答えは、9月の小売売上高の数字からわかるはずや。小売業界は最近、非常に好調な状態が続いとる。しかし、これだけ消費が活発だと、インフレを引き起こす可能性もあるんや。ここまでの話で、わいが繰り返し強調しているテーマに気づいたやろう。インフレや。さて、個人投資家は、現在の株式市場で非常に大きな影響力を持つ存在になっとる。これほど個人投資家の影響力が大きくなったのは、ドットコムバブルの時代以来と言ってもいいほどや。

個人投資家たちは主要株価指数を動かすほどの力を持つようになり、さまざまな魅力的な投資テーマを持つ銘柄に資金を投入しとる。わいはそれが大好きなんや。では、個人投資家が何を買っているのかを、Charles Schwab以上によく知っている会社があるやろうか。だから、Charles Schwabのカンファレンスコールにも注目するつもりや。しかも同社は、その日にアナリスト向けの説明会も開催する予定なんや。つまり、同社の事業の実態を非常によく把握できる機会になるということや。金曜日には、それほど大きなイベントはないで。

結論やが、忘れないでほしいのは、結局のところ、来週は企業の決算発表がある一方で、原油価格についても心配せんとあかんということや。そして、わいらは長期国債の利回りが6%を超える時代になることを、そろそろ受け入れ始めなければならないんや。ここで言う長期国債とは、アメリカの30年物国債のことや。なぜ利回りがそこまで上がるのか。それは、アメリカ財務省と民間企業の双方が巨額の資金を必要としているからなんや。民間企業の資金需要の中心にあるのは、何と言ってもデータセンターへの投資や。債券市場では、現時点で供給が多すぎる一方、それを買おうとする需要が十分ではない。そして、この需給の不均衡が、株式市場のあらゆるものに影響を及ぼしとる。だからこそ、金利が容赦なく上昇し続ける局面では、株式市場がいかに難しい環境になり得るのかを、わいらはしっかり認識しなければならないんや。
いい決算が続きますように。
応援よろしくお願いします。
