アメリカ在住マカベェがジム・クレーマーの発言等の米株情報をアップデートします。

アメリカ発ーマカベェの米株取引

【ジム・クレイマー】AI株の暴落はまだ終わらない!?激動相場に警戒せよ!【Mad Money】

投稿日:

 

こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの10/30のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今週の株式市場は、本当に大荒れやった。あまりにも大きな混乱が起きたから、ナスダックの下落はもうそろそろ終わりやろう、データセンター関連株の崩壊をめぐる騒動も、すでにピークを迎えたやろう、そう思う人も多いかもしれん。しかし、わいの考えでは、来週はさらに悪くなる可能性がある。とんでもないボラティリティが発生し、投資家の感情が大きく揺さぶられる週になるかもしれんのや。今日はダウは-1.09%、SP500は-1.82%、そしてナスダックは-2.86%と大きな下落の日になり、株式市場は、2025年3月以来、最悪の月を終えることになった。

 

そこで今日は、来週何が待ち受けているのか、そして残念ながらテクノロジー株の暴落がまだ終わっていないとわいが考える理由について話したい。今回はゲームプランを説明するときに、いつもとは少しやり方を変えて、まず来週の大きなイベントから説明して、そのあとで個別銘柄を詳しく見ていこう。まず火曜日は選挙の日や。まだ投票していない人には、ぜひ投票してほしい。そして、下院と上院の支配権が民主党に移るのかどうかを見極める必要がある。では、株式市場にとって何が問題なのか。

 

わいが最も注目しているのはエネルギー政策や。具体的には、天然ガス以外のエネルギー源の開発を迅速に進めるための政策や。民主党が議会の支配権を握れば、最近導入された環境に優しいエネルギーに対する規制を撤廃できるようになる。さらに、わいが非常に心配しているのは、データセンター建設に反対する政治家が大量に当選し、すでに企業の業績予測に織り込まれているプロジェクトを停止させてしまう可能性があることや。特にネオクラウド企業にとっては大きな痛手になる。なぜなら、彼らにはデータセンター事業以外に頼れるものがないからや。

 

もちろん、データセンター産業全体が終わると言うとるわけではない。今後もデータセンターの建設を歓迎する州はたくさんある。しかし、データセンターの建設用地を確保し、計画を進めるには非常に長い時間がかかる。そのため、すでに進んでいる契約が破綻すれば、データセンター関連のエコシステム全体に大きな打撃を与えることになるんや。次に水曜日や。この日、トランプ大統領はイランに関する決断を下すことになっている。もし戦争が再び激化する方向に進めば、この決定は株式市場を大きく揺さぶる可能性がある。原油価格はさらに上昇し、インフレが一段と根深いものになってしまうやろう。この展開を想定して投資するなら、Chevronが最も良い銘柄で、Valeroが2番目やとわいは思う。

 

そして、最後の大きなイベントが金曜日の雇用統計や。わいは、非農業部門雇用者数は力強い増加を示す一方で、賃金の上昇はごくわずかにとどまると予想している。これが、債券市場がこれほど落ち着いている理由の一つやと思う。もう一つの理由は、今週の決算発表で起きた惨状が、主にテクノロジー企業に集中していたことや。大企業も小企業も関係なく、テクノロジー企業が打撃を受けたんや。さて、ここからは個別銘柄の話に移ろう。ここまでは市場全体の大きな流れを説明してきたが、今度は来週何が起こるのか、もっと細かく見ていこう。決算シーズンは終盤に差しかかっているが、まだまだ多くの地雷が残っていることを忘れてはいけない。特に、これから決算を発表するテクノロジー企業には注意が必要や。

 

まず月曜日や。月曜日に市場が開いたとき、Marvell Technology、ティッカーシンボルMRVLが、Lumentumを買収する契約を発表しても、わいは驚かない。もし実現すれば、テクノロジー業界の歴史の中でも最大級の買収案件の一つになるやろう。Marvellの株価は、CEOのMatt Murphyが10月6日に素晴らしいアナリスト向け説明会を開催して以来、大きく上昇してきた。ちなみに、その日は偶然にもナスダックが天井をつけた日やった。この説明会でMatt Murphyは、Marvellを史上最も支配力のある半導体企業の一つに育て上げるという野心的な計画を明らかにした。

 

彼が狙っているのは、データセンターにおける光ファイバー分野の支配や。Matt Murphyは、現在データセンターで使われている銅線が、いずれ光ファイバーに置き換わると考えている。光ファイバーは銅線よりも高速でデータを伝送でき、発生する熱もはるかに少ないからや。この2社が統合する産業上の合理性は、実に素晴らしい。しかし、訳知り顔の連中は、この買収を2000年半ばに起きたJDS UniphaseによるSDLの買収と比較するやろう。JDS Uniphaseも光ファイバー関連企業で、当時の売上高がわずか3億ドル程度やったSDLを、なんと410億ドルで買収する契約を結んだんや。

 

現在、データセンター関連への投資という考え方そのものが厳しい攻撃にさらされている。しかも、攻撃の手を収めた人はまだほんのわずかしかいない。つまり、この分野に対する売り圧力や厳しい批判は、まだまだ続く可能性があるということや。しかし、最終的にわいは、今回の買収をJDS UniphaseとSDLのケースになぞらえる考え方には賛成しない。なぜなら、MarvellとLumentumは、今後何年にもわたってデータセンターで活用できる膨大な知的財産を手に入れることができるからや。今回の買収が実現すれば、MarvellとLumentumの株主にとって、それほど大きな意味を持つ可能性がある。そして何より、実際にこれらの製品を使っている顧客が存在し、その製品にお金を払いたいと考えている人たちがいるんや。

 

さて、月曜日の取引終了後にはAppleが決算を発表する。Appleは、10月下旬に史上最高値を更新した、数少ないナスダック銘柄の一つや。その理由は、Appleが素晴らしい新製品をいくつも投入しているからや。さらにAppleは、SiriにGoogleのGemini AIモデルを活用することで、AIの恩恵を受けることもできる。しかも、ほかの巨大テクノロジー企業のように、途方もない費用をかけてデータセンターを建設する必要はない。つまりAppleは、あのばかげたほど高額なデータセンター建設費用を負担することなく、AIのメリットを享受できるというわけや。

 

そして、新しいiPhone Duoも発売された。しかし、手に入れようと思っても、そう簡単にはいかないやろう。はっきり言っておくが、これは革命的な製品や。折りたたんで開くと、本物のテレビのような大画面になるスマートフォンなんや。わいはスポーツ観戦が大好きで、仕事をしながらスポーツを見るのが大好きや。だから、手に入るようになったら5台買って、ホリデーシーズンのプレゼントとして配ろうと思っとる。CostcoのT-Mobileで良い条件の契約ができるといいんやが。それにしても、今日はT-Mobileの株価が上昇していた。いったい何があったんやろうか。何か良いニュースが出る前兆なんやろうか。

 

では、Appleの株価がこれほど上昇していることを、わいは心配しているのか。Appleの株価収益率、つまりPERは40倍近くに達している。これは、わいの記憶にある限り、Appleにとって史上最も高いPERや。しかし、わいはAppleの株価が5ドルやった頃から、何度も訪れた危機的な局面をすべて乗り越えて、株を持ち続けてきた。もちろん、短期売買をするのもいい。それが間違っているとは言わない。しかし、わいは長期保有する投資家なんや。

 

月曜日にはPalantirも決算を発表するで。わいは良いニュースしか出てこないと予想している。なぜなら、舞台裏で聞こえてくる顧客の声は、どれも絶賛ばかりだからや。Palantirを導入することで、どれほど大きな価値が生まれるかについて、誰もが熱心に語っている。わいは時々、CEOのAlex Karpがあまりにも激しい発言をすることについて、苦言を呈してきた。しかし、Alex Karp自身の能力、そして彼のチームの能力を考えれば、わいのそんな批判など、まったく意味がないんや。

 

さて、現在の株式市場は医薬品株に夢中になっている。今週、AstraZenecaとMerckが素晴らしい成果を上げたが、その後に続く可能性があるとわいが考えているのは、PfizerとAmgenの2社や。両方とも火曜日に決算を発表するで。特にAmgenについては、Eli Lillyの肥満症治療薬に対抗する薬について、多くの説明があるやろう。しかし、わいとしては、Repathaについてもっと話してほしいと思っとる。あれは本当に優れた薬やからな。さらに火曜日は、AMDも決算を発表するで。競合するIntelがどれほど悲惨な状況にあるのかについては、今回の決算でわかったよな。

 

AMDはパソコン市場にも事業を展開しており、これまで一貫してIntelから市場シェアを奪ってきた。しかし、それだけではない。AMDはデータセンター事業にも大きく関わっており、Nvidiaと直接競合するGPUも手がけている。そのため、わいはAMDの業績はIntelよりもはるかに良いものになると考えている。ただし、AMDの株価も下落する可能性はある。なぜなら、メモリー価格が高騰していることで、パソコンの需要が減少している可能性があるからや。この点には注意してほしい。最近、価格があまりにも高くなりすぎた製品について、需要そのものが減少する現象が起き始めているんや。

 

水曜日はCVSが決算を発表するで。わいはこの会社にとても興味を持っとる。なぜなら、薬局業界において、最後まで生き残った企業のような存在になりつつあるからや。実は、わいのファンドでも、CVS Healthを購入候補のリストに入れていた。しかし、一つ心配なことがある。それは、この会社が所有するCaremarkという薬剤給付管理事業、いわゆるPBM事業や。一部の批判者は、Caremarkのような事業が医薬品の価格を押し上げていると主張している。わいとしては、CVS Healthがこの事業から撤退してくれればいいのにと思っとる。もし撤退できれば、株価は間違いなく上昇すると考えているし、そうなれば、わいも株主になりたい。

 

水曜日はさらに、McDonald'sの決算もあるが、この株の株価については心配している。わいは、経営陣が店舗の改装や、お買い得感のある商品への再注力について、説得力のある計画を示したと思っていた。しかし、McDonald'sにとって非常に重要な存在であるフランチャイズ加盟店から、否定的な意見が出ていることは、みんなも読んでいるやろう。ただ、わいは少し疑問に思っている。ひょっとすると、わいらが聞いているのは一方の意見だけで、実際にはこの改革プログラムはうまく進んでいるのではないやろうか。McDonald'sには、この改革が本当に必要なんやからな。

 

木曜日にはKimberly-Clarkが決算を発表するで。この会社は、最近の一般消費財株への猛烈な資金流入によって、大きな恩恵を受けてきた企業の一つや。わいはこの動きを非常に喜んでいる。なぜか。それは、わいのファンドでKimberly-Clarkを大量に保有しているからや。そして、Kimberly-ClarkとKenvueの合併について、クラブのメンバーに何度も話し、記事でも繰り返し取り上げてきた。Kenvueというのは、もともとJohnson & Johnsonの一般消費者向けヘルスケア事業やった会社や。もし合併が実現する前にKimberly-Clarkの株価が下落するようなことがあれば、わいは少し買っておくべきやと思う。

 

そして最後に金曜日や。CNBC Investing Clubのメンバーが、年次総会のために集まる。この会合では、わいらのポートフォリオについて話し合い、株式市場に潜む落とし穴を検討し、もちろん、最も大きな利益を生み出した銘柄についても語る予定や。Jeff Marksとわいは、いつもメンバーと話す時間を心から楽しんでいる。参加してくれる人たちには、敬意と感謝を表したい。そして、まだメンバーになっていない人たちにも伝えたいことがある。わいは2027年に向けて、新しい投資教育の企画をいくつも準備している。ぜひ、みんなにも参加してほしいと思っとる。

 

結論やが、テクノロジー株にとって非常に厳しい1週間やったからといって、最悪の時期がすでに終わったと思い込んではいけない。来週は選挙があり、海外情勢には不透明感があり、雇用統計も発表される。そして、さらに多くの企業決算が控えている。つまり、わいらはまだ危機を脱したとは限らないんや。ウォール街は、もはや割高なテクノロジー株に対して、以前のように好意的な評価を与えなくなっている。特に、あの莫大なデータセンター投資が問題視されている。

 

だから、わいからのアドバイスはこうや。ナスダックの底を今すぐ見極めようとするのはやめた方がいい。ただし、売り込まれている質の高い企業の株を、少しずつ拾っていくのはいいかもしれん。そして、もう一つ忘れてはいけないことがある。今の市場では、テクノロジー企業が素晴らしい決算を発表したとしても、それだけでは株価が上昇しない可能性がある。そうした好決算が株価の上昇につながるのは、株価がもっと低い水準まで下がってからなのかもしれんのや。

 

 

下落が止まりますように。

 

応援よろしくお願いします。


にほんブログ村

米国株ランキング

  • B!