【ジム・クレイマー】COVID-19の新規感染者数の激増で、Stay-at-Home銘柄が脚光を浴びとるで！【Mad Money】

今のマーケットは見かけよりシンプルか？COVID-19の新規感染者数が増加しとる。ということは、や。COVID-19 Indexを買えばいいんや。COVID-19が広がっておる。COVID-19 indexが上がる。魔法のように見事に効く。このマーケットは本当にそんなに単純でスチューピッドなんか？短い答えはYESや。そうや、まじでそれだけ単純なんや。

ダウもSP500もナスダックも今日は上がったで。COVID-19の新規患者数が増えすぎて、テキサスがリオープニングのプロセスを停止せんとあかんくなって、ニュースのヘッドラインにはネガティブな見出しがいっぱいついて、そして上がったのがStat-at-Home銘柄や。石油と銀行も上がったんやが、Stay-at-Home銘柄が相場全体を押し上げたんや。

COVID-19の新規患者数増加という、まじでひどいニュースでなんで相場が上がるんや？患者数はサンベルトでまじで増えとるんや。昨日なんか感染者数の記録を作ったんやで。ウイルスは指数関数的な増殖モードや。そのことに支払われる人的コストは甚大や。経済コストも甚大や。ディズニーランドはいまだにカリフォルニア州の安全基準がどうなるかを待っとるから開けれてない。やけど、株式市場はお金にフォーカスしとるんや。テキサスのリオープニングが進まんかったことで、本当なら株式市場はこれまでの上がりを吐き出さんといかんのんちゃうんか？株式市場はもっとネガティブにならんとあかんのんちゃうんか？なんで今日上がっとるんや？

わいらはパンデミックによる経済の悪化をもう経験しとるで。そしてこのパンデミックにより、Stay-at-Homeエコノミーという分野に脚光があたり、多くの会社の株価が上がっとるんや。わいのCOVID-19 IndexはStay-at-Homeエコノミーでワークする銘柄達や。この１００近い構成銘柄は、今12.2兆ドルの価値があるで。わいがこのIndexを作った4月の末には、価値は11兆ドルやった。やからもう1兆ドル以上上がっとるんや。他の分野から金をどんどん吸い上げとるんや。チャートを見てみい。SP500に比べても抜群の伸び率や。あと、忘れたらあかんのは、S&P500全体では25.2兆ドルや。わいのIndexの構成銘柄はなかなかの大きな部分を占めとるんや。これが現実や。わいのIndexの構成銘柄を買っとけばワークするんや。ペニーストックなんかにうつつを抜かす必要はないんや。

どの株が好調やったか見ていこうやないか。まずスパイスメーカーのマコーミックやが、決算は素晴らしかったで。EPSは予想$1.1のところ、$1.47やった。単純な話や。ここのところずっとソーシャルディスタンシングが大事で、わいらは自炊せんとあかんから、マコーミックの調味料を多く使うんや。ちなみにわいは皿洗いが大嫌いやから、一週間の洗い物はずっとたまっとるんや。誰もそのことでわいを怒鳴ったりせんからな。話を戻すと、マコーミックはどんどん消費が強くなっとると言うとる。レストラン用のものの損なんか軽く取り戻せるぐらいや。

マコーミックが勝者であるように、クロロックスも勝者や。これでウイルスを殺さんとあかんのや。ちなみにわいのクロロックスを取るんや無いで。これはわいのや。Mad Moneyって書いとるやろ。とるなよ。わいは見てるからな。っていうのはさておき、品薄状態がずっと続いとるんや。アマゾンで毎日クロロックスの除菌ワイプをチェックしているんやが、今は商品が無いんや。いつ在庫が入るかわからんのや。なんでや！アマゾンは何でも手に入るんちゃうんか！

外にでるのが危険やったら、インターネットがショッピングの唯一の場所や。やから、e-コマースも上がっとるんやで。そしてそれは仕事も一緒や。やからwork-at-home銘柄が上がっとるんや。そしてメガキャップのテクノロジー会社や。これらが上がっとるから相場全体も押し上げられとるんや。そうや、わいらは、サービスベースの経済時代に生きとるんや。以前のマーケットやったら、こんなにCOVID-19の感染者が増えたらマーケットはクラッシュしとったやろう。やけど、FEDは金利をゼロにして、無制限の弾薬で、困っとる会社を救済しようとしとる。ウイルスのせいだけで困っとる大きな会社は大丈夫やろう。失業保険の追加手当も厚い。実際にパンデミックで貧困率の数字は下がっとるんや。議会があほじゃなければ、これらの援助や手当は延長されるやろう。景気刺激策第二弾にも期待や。

COVID-19のパンデミックで勝者になっとる株は、SP500の約半分を占めとるんや。わいは悪いニュースはええニュースやと言っとるんやないで。あと、このままずっと利確せずにこのStay-at-Home銘柄に乗れと言っとるわけでもない。やけど今日、ローテーションが起こってCOVID-19株が脚光を浴びたことは事実や。