こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーがMad Moneyで、移り変わる勝者たちについて語っています。
マーケットに参加している人たちは4つのグループに分けることができるで。1つめは、楽観的なものや。ワクチンの開発と製造がうまくいっとって、直に手に入ると思っとるグループや。2つめは悲観的なものや。ワクチンはそんなに早くにはできない。深刻な景気後退は避けられないと考えとるグループや。3つめはスーパー楽観的なものや。COVID-19自体がたいしたことないと思っとるグループや。死亡率も低くなって来とるし、警戒する必要ある?っと思っとるグループや。そして4つめは、スーパー悲観的なものや。COVIDのケースが上がっとるということは、絶対に外出はできないし、スポーツの再開なんかとんでもない、まじで多くの職が失われて戻ってこんやろうと思っとるグループや。
この4つのグループが毎日毎日戦っとるんや。今日はダウが一番上がったで。続いてSP500や。ナスダックは一番上がらんかった。これはかなりunusualや。やけど、この4つのグループが戦ってて、勝者がころころ入れ替わっとると考えると、納得がいってくるで。ころころ変わる日々の勝者は両立せん。景気後退株と景気回復株は普通は同時に上がらんのや。ファンドマネージャーは、どっちかのグループを買うならどっちかのグループを売らなあかんのや。
じゃあ誰が勝ちつつあるのか、そして今日勝ったのは誰か見ていこうやないか。今日痛む親指みたいに目立った銘柄をSore Thumb Indexとして紹介するで。
まずはMcCormickや。この大きなスパイスメーカーは、今日はぐんぐん上がって新高値を更新したで。3週間前の決算はFrank's hot sauceより熱かったで。Crushed Red Papperより熱かったで。やけど、投資家は利確をして株価は垂れたんや。カンファレンスコールが悪かったんか?なんか隠された数字が悪かったんか?全然違うで。この株は究極のStay-at-Home銘柄や。アメリカはリオープニングの雰囲気にわいとった。COVIDは落ち着いて来とって制御できていると思っとった。今は違う、株価は火を噴いとる。そして痛む親指のように目立っとるんや。この株が上がるということは、悲観グループが勢力を増しとるということや。そして人々がリクロージング、ロックダウンがまだまだひどくなると予想しとるということや。外食できんかったら、自炊するしかない。自炊するときはマコーミックが活躍するんや。マコーミックが活躍するときは、1500万の職が脅かされるということや。レストランやバーは開け続けることができんのやから。しかも、このマコーミックの上がりは、もしかしたら人々は、もう景気刺激策は無いと予想しとることの表れかもしれん。今月末に失業保険の上乗せ等の期限が切れるんやが、議会が景気刺激策を通さんかったら、経済にとってはやばいことになるかもしれんで。このやばいことになった時に、まさにマコーミックは買っとくべき銘柄なんや。
2つ目の痛む親指はCloroxや。この銘柄はパンデミックで経済がトラブルに陥った時に上がる銘柄や。この銘柄が火を噴いとるということは、パンデミックはより悪くなる可能性があるということや。ロックダウンが進むやろうと予想されとるということや。人々の恐れがこの株を上げるんや。やからこの株が上がるのを見るのは愉快ではないが、そういうことなんや。この株が軟調やったら、わいらは大丈夫ということなんや。
他には、多くの製薬会社が上がったで。J&Jも上がったで。明日決算や。Regeneronも火を噴いとる。後で触れる素晴らしいモデルナのニュースがあったんやが、わいはRegeneronはCOVIDレースの勝者の一つになると思っとるで。もしかしたらワクチンで。高い確率で治療薬で。
4つ目の痛む親指は新しい会社や。Ncinoや。フィンテックや。銀行の様々なプロセスを助けるソフトウェアを提供しとる。IPOされてたちまち$60も上がったんや。馬鹿げとるぐらい成功の船出や。今のマーケットでは、銀行とフィンテック会社が両方上がることはないで。銀行は悪いローンで苦しんどるが、フィンテック会社はローンが無いで。今日の銀行の決算後のリアクションは、悪かったで。JPMはええ決算やったが、たいして上がらんかった。Citiはわいは堅実な数字やと思ったがめちゃ下がった。そしてWells-Fargoは目も当てられん。配当をがっつりカットせんとあかん。銀行を見限ってフィンテックプレイに移る時や。Ncinoじゃなくてもええが、例えばMastercardや。Mastercardは究極の、銀行じゃないファイナンシャル会社や。ゴールドマンが納得の買い推奨を出して株価が上がったで。
あとはWalmartとCostcoや。この2つが伸びとるということは、気をつけろ、またロックダウンが来るぞ、ということや。なぜならこの2店はエッセンシャルストアとして、3-4月のロックダウン中に値を伸ばして、ロックダウンが解けるとなったら値を崩した銘柄やからや。
ちなみにロックダウンは外国には関係がないで。やから、Union PacificとかCaterpillarとかFreeport McMoranが上がったんや。Union Pacificは西海岸からいろんなところをつないどる。Caterpillarは中国で大きなビジネスをしとる。Freeportに関しては、銅の半分は中国で消費されとる。
これらの動きは、ロックダウンを予想してのものや。悲観論者が優勢な動きや。やけど昨今の馬鹿げたマーケットは、一瞬で流れをひっくり返してしまうんや。痛む親指銘柄はごっそり入れ替わってしまうんや。それが明日起こるかもしれん?なんでかって?モデルナのニュースや。アーリースタディでは、被験者の全員にコロナウイルスの抗体ができとったんや。めちゃBullishな報告や。MRNAは当然アフターアワーで上がっとるが、これで楽観論者が明日優勢になる。その先は?誰がわかる?
さじを投げた!
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