アメリカ発ーマカベェの米株取引

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【ジム・クレイマー】不確定さが減少して株価が上がった!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの10/5/2020のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

 

今日は株式市場が幅広く、大きく上がったで。ダウは1.68%、SP500は1.8%、ナスダックに至っては2.32%も上がったで。なんてことや。大きな会社も小さな会社も、こんなに多くの分野の銘柄がこんなに同時に上がるとは。まるで、トランプとバイデン、両方が大統領選挙に勝つようや。そうや、不可能や。やけどマーケットはそういうとるんや。

 

 

 

 

投資家はどっちにどう賭けてええか混乱しとると同時に、どっちにしろ明るい未来があると思ってお金を株式市場に入れ込んどるんや。それぞれの人がそれぞれの意見を持ちながら、それぞれがお金を株式市場に置いときたいんや。

 

 

トランプ大統領は状態が良くなって、もうちょっとでウォルター・リード米軍医療センターを退院するということや。6:30PMだと言われとる。もしそうなったらポジティブな面が強調される可能性があるで。例えば、COVIDの深刻な印象が和らぐんや。COVIDウイルスをビートする治療法が我々にはあるんやと、世間が改めて知ることになるんや。彼のTweetを見てみい。20年前より気分がええとさえ言うとるんや。

 

バイデンの方やが、世論調査での優位性をますます広げとるんや。ヒラリーの時よりも全然好調なんや。圧倒的勝利も現実的な未来になってきとる。バイデンが例えキャピタルゲイン税や法人税を上げるとしても、そしてそれはマーケットにとってええ事ではもちろんないんやが、民主党主導の中でも上がるんやないかと思われとる株というのはあるんや。例えば中国とかかわりの深い銘柄や。バイデンが大統領になったら、中国との関係が今より悪くなることはないんやないか、そういう考えを持っとる人が多いから、例えば半導体株とかは上がっとるわけや。だからSMHは今日3.41%も上がったで。

 

 

 

 

もちろん実際に大統領に選ばれるのは一人だけなんやが、マーケットが一番嫌うのが不確実性で、その不確実性がなくなると株は上にいくんや。トランプはどうやらさほど重症化せず大丈夫らしい。バイデンがますます勝ちそうだ。こういうことがマーケットの上げ要因になるんや。勘違いせんといてくれ。わいはどっちの候補者が勝つと今決めつけとるわけでは無いで。不確実性とマーケットの関係を言っとるんや。株式市場が何を言っているのかを翻訳しておるんや。

 

バイデンの優勢が強まっとる中で、それはペロシ会員議長にもパワーを与えるかもしれんで。追加の景気刺激策がますます現実味を帯びてきたともとれるんや。長期金利が上がって来とってこれはハウジングマーケットにはええことやない。やから、DR Hortonとかも今日は2.81%下がったで。逆に銀行にとっては追い風や。銀行の決算は来週あるで、注目しようやないか。あと、追加景気刺激策への期待で石油が上がっとる。やけどいっつも言っとる通り、石油銘柄に触るんやないで。もし持っとったら、今のこの好調さを利用して手を引くんや。単純に供給が多すぎるんや。価格が上がり続けることを予想するのは難しいで。

 

 

 

 

 

 

さあ、追加の景気刺激策がもし通ったら、どの銘柄が好調になる?わいが推したい分野はリテールや。その中でもBest Buyはええで。Home DepotもLowe'sもWalmartもTargetもCostcoも、そしてもしプルバックがおこったらBed Bath & Beyondもええで。$20以下になるのを待つんや。景気刺激といえばリテール。覚えとくんやで。

 

 

ところで金利が高くなっていくとき、普通はグロース株にとっては良くないよな。売るべきなんか?教科書的にはそうやが、このマーケットではあかんのや。例えば金利が高くなる局面でダメな、バイオテクのロジー株は今日は伸びたで。ETFで一括りにされとるから全部上がっとるんやが、Regenronはめちゃ上がったよな。トランプ大統領も、この会社の抗体カクテルをCOVIDの撃退に利用したんや。こういう株の活躍もあってバイオテックは上がったで。あと、BMYが心臓病薬のMyoKardiaを130億ドルで買収するというニュースが出たな。

 

 

 

あとは目立つのはNVDAや。新しいスーパーコンピューターと、それを使った創薬のプレゼンがあったで。データセンターにAIに、、とにかくJensenに今のマーケットで逆らうんやないで。決してや。

 

 

最後に上げたいのは、製造業や。まさにV字の回復具合なんや。今日、プレリミナリーな、class 8の大型トラックのオーダーの数字が出たで。これは経済の状態をよく表しとるとされとる数字やが、その数字を聞いたとたん驚いて、わいの頭はエクソシストのように回ったで。32000台や。Year to Yearで160%の上昇、Month over Monthで55%の上昇や。ちなみに小型トラックの数字も強かったんや。これは強い製造業の回復を如実に表しとるんや。

 

 

車業界もめちゃ強いで。皆都会での仕事をレイオフされたり、仕事がリモートワークに移ったりして、都会から田舎に引っ越して、公共の交通機関も使いたくないから、車を買うんや。特に中古車業界はホットや。Carvana、CarMax、AutoNation、Lithia、これらや。わいのお気に入りはなにかって?実はFordなんや。わいはFordを買おうかなとウォーミングアップをしとるんや。なぜなら、Jim Farleyのもとで、現金を燃やす体質から変わろうとしとるからや。わいは2022年に出ると言われとる新しい電動のF-150トラックが好きや。わいのワイフに、誕生日に買ったろかと言うたんやが、断られたんや。ちなみに今のFordのF-150は中古車になっても値下がり率が少ないんや。安い株価のFordはロビンフッダーが好むという側面があるが、わいはFordはええと思っとるんや。

 

 

 

結論としては、先週はインセインな週やった。今週は不確実性がちょっと弱まって、大統領選にどっちが勝っても明るいんやないかという雰囲気になり、追加の景気刺激策期待もあって、マーケットの上昇で始まったんや。

 

 

Ford、なんか良さげに思えてきました。

 

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