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【ジム・クレイマー】気を楽にいこう!下落はいい買い場になる!?ワシントンに影響されない5つのブルマーケット!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの10/26のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

 

さあさあ、どうなっちゃうのって思っとる人もおることやろう。今週は下落ではじまったで。ダウが-2.29%、SP500は-1.86%、そしてナスダックは-1.64%やったな。でもみんな、今日いきなり、ワシントンで追加の景気刺激策がまとまると思った?もしくはCOVIDの感染者数が落ち着くと思った?そんなわけないやろう?現実的に物事を考えようやないか。

 

 

 

 

 

 

毎日毎日、民主党と共和党がひざをつきあわせて、追加の経済支援策をまとめようとしとるというニュースが入ってくる。もうこの両党の協議はやめてほしいで。一切報道もせんといてほしい。協議をしとるというニュースが、誤った希望を国民に与えとるんや。わいらは見せかけだけの希望はいらんのや。もはやこの両党は、アメリカの中流階級をつぶしたら勝ちやとさえ思っとるようにしかわいは思えん。それぞれの党が、もう一方の党を責めるだけで、この大惨事に国民を助けようとせんのやから。わいは政治に立ち入りたくはないんや。やけどわいらが認識せんとあかんのは、追加の景気刺激策はいつかは合意されるやろうが、それをあてにして行動したらあかんということや。タイミングが近いとは思わんことや。両党の接近戦に巻き込まれて討ち死にすることほど馬鹿げたことは無い。

 

COVID-19はどうや?わいらは感染者数の増加を予想しとった。もし予想してなかったら、若い人たちに向けてマスクコンテストなんかやるはずがないやろ?わいらはCOVIDがまだまだ克服できんことをしっとったやろ?わいらは寒くなったら感染者数が増えるかもしれんと思っとったやろ?わいは多くの時間をこのコンテストに割いとるんや。悪化する可能性が高いことがわかっとったからや。しかしこのコンテスト、15歳から24歳までの素晴らしい参加者が集まって、面白くなって来とるで。それにしてもわいは、アメリカは国中で一貫して、マスク着用を義務付けるべきやと思うで。今のところこれしかできることは無いやないか。他に打つ手立てはないやないか。Tony Fauci博士と元FDA長官のScott Gottliebはそのことについて話しとったで。そうや、もうそうすべき時に来とる。特にインドアでは義務化すべきなんや。怖いのはCOVIDそのものというよりも、COVIDに対する間違った楽観なんや。

 

 

 

まあでもCOVIDの脅威は今に始まったことやないやろう?COVIDをコントロールできてないことは前からやろう?そしてCOVIDのパンデミックで生まれたブルマーケットがあって、わいはそれにこれまで焦点を当ててきたで。それらのブルマーケットにはワシントンの助けはいらんのや。やけど時に、株式市場が落ちてくるのを待った方がええとも言うとったやろ。そして今株式市場がまさに落ちてきたんや。パニくっとる場合やないで。そろそろ、温めてきた買いのプランを少しずつ実行すべき時なのかもしれんのや。

 

 

COVIDが引き起こしたブルマーケットは多いんやが、主なものを5つ、復習しとこうやないか。まず5Gや。皆ネットにますます依存して、ネットスピードの大事さは上がる一方や。

 

二つ目は、デジタル化や。ロックダウンやリモートワークの加速化が、クラウド化などのデジタル化を加速させとるんや。

 

三つ目は、個人衛生分野や。人々の衛生意識がCOVIDのせいで高まっとるんや。

 

 

四つ目は、ホームリノベーションの分野や。Do-it-yourselfの分野や。皆リモートワークをより快適にしたいんや。都市部から田舎への移動が起こって、低い利率も手伝って、ハウジングは好調なんやが、ホームビルダーというよりは、わいはここでは特に、塗料や工具等のメーカーを言っとるんや。

 

五つ目は、車や。公共交通機関を皆使いたくないで。カーシェアーでさえやりたくないで。車や。特に中古車市場が熱いんや。

 

さあここで、わいらの社会が直面しとる3つの恐怖があるで。一つ目は病気になることや。二つ目は経済がシャットダウンされること。そして三つ目は大統領選挙がぐだぐだになって、決着がはやくつかないことや。わいは大統領選の予想はせんで。これらの恐怖に影響されないブルマーケットを探すとええんや。

 

やけど、大丈夫なんかという懐疑論は常にあるもんや。ホームビルダーはもう既にめちゃ上がってしもうて、家のローンもちょっとスローダウンしてしもうとる。個人衛生分野の株ももうめちゃ上がってしもうとる。やけど、この株価下落を指を咥えてみとるんか?投資できるお金をセーブしとったとして、それをまだまだおいていてええんか?規律を持つということは、こういう時に少しずつ拾い始めるということなんや。今週はテクノロジー株の決算が連発することやし、下落に乗じてそこらへんにお金を置いてもええかもしれんで。やけど株価が下落しとるときは、だいたい誰かが間違った、それもめちゃめちゃ間違ったことを言い、それにとらわれると好機を逃してしまうんや。

 

 

今朝SAPの決算発表があって、数字がめちゃ悪かったんや。見通しも悪い。そしてもし馬鹿正直にこの、ドイツの巨大ソフトウェア会社の決算をとらえたら、デジタル化のプロセスがスローダウンしとる可能性や、この終わりのないCOVIDによるダメージがこのようなテクノロジー会社にまでダメージを広げ始めたかのような、誤った認識を持つかもしれん。やけどそれは誤った認識や。クラウド株は今日軒並み下がったが、COVIDの感染者数は増えとって、COVIDの状況はクラウド化を加速しとることを忘れてはあかん。

 

 

 

あとは例えばAAPLや。木曜日に決算発表があるが、多くのアナリストがあれやこれやと予想をしとる。CEOのTim Cookがどうだ、新しいiPhoneがどうだ、5Gがどうだ、もしかしたら決算の数字はアップビートなんやないか。わいに言わせれば、予想する意味もなければ、むしろそういう声は雑音や。Tim Cookが重視しとるのは、ベストな製品を消費者に届けることや。顧客の評価は後からついてくると思っとるんや。Tim Cookのマントラは、誇大宣伝することやない。決算前のいろいろな声は、雑音でしかないんや。

 

 

じゃあ何を買えばええんや?SAPの決算が弱かったのは、その分野全体が弱っとるからやない。SAPのパイを他の会社が奪ったからや。SAPと関連する、その分野で素晴らしい銘柄を買うのはどうや。例えばわいはSalesforce.comが大好きや。あとはOracleが4%も下がったことにも驚いたで。めちゃめちゃ上がっとる銘柄を買いたくなければOracleあたりも候補に入ってくるやろう。TikTokがどうなるかやが。

 

 

あとはこのマイナスの日に下がらんかった、強い銘柄を物色するのもええやろう。例えば木曜日に決算があるAMZNや。今日のような株式市場の下落引力に引っ張られなかったのは、特筆すべき強さや。

 

 

 

 

ちなみに今日、Dunkin BrandsがInspire Brandsに売られるかもしれんというニュースがNew York Timesに出たで。Inspire Brandsはめちゃめちゃ賢い連中のように見えるで。彼らはSonicもBuffalo Wild Wingsも買ったで。彼らの買収戦略は素晴らしいんや。多くの人が株を投げ売る中で、このように虎視眈々とええ会社を割安に買おうとしとる会社もある。リラックスするんや。不安定な週や。やけど今までさんざん、ブルマーケットとそこに含まれる銘柄を言ってきたやろ。下落はええ買い場になるかもしれんことを忘れたらあかんで。

 

 

 

下落はいい買い場になる!?

 

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