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【ジム・クレイマー】リーダーシップに注目しようやないか!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの10/27のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

 

もしかしたらわいらは、COVID-19のこととか、選挙のこととか、景気刺激策のことを話しすぎとるのかもしれん。これら3つのことは今日とても重要なのは確かやが、時にはもっと会社の本質的な、リーダーシップについて思いを馳せるのもええもんや。リーダーシップは例えどんなマクロ的要因による障害があろうとも、それを超えて会社を成長させ得るもので、銘柄選びの時にはかかせない考慮点や。そして確たるリーダーシップを持っとるのがAMDのCEOのLisa Suなんや。

 

 

もしあなたがLisa Suのことを良く知らんのやったら、驚かんでくれよ。彼女はわいらの時代で稀代のCEOや。Suは三歳の時に台湾からアメリカに渡ってきた。Bronx High School of Scienceにいって、MITで学士号、修士号、そして博士号をとっとる。専門は電子工学や。彼女はなんでその専門分野を選んだかと言うと、最も難しそうやったからや。そしてドクターSuとなったんや。彼女はまさに東海岸が生んだ英才なんや。その後IBMで働き、いくつかの他の半導体会社で働き、そして2012年にAMDに来たんや。2014年に彼女がCEOになった時、株価は$2だったんや。AMDにとって不運な時期だったんや。上場しとる会社の中で最もバランスシートが悪い会社やったんや。多くの人がこの会社は倒産するやろうと思っとったんや。

 

 

やけどSuはそんなこと思ってなかったんや。彼女はわいが出会った中で最も優秀な人の一人や。彼女のバックグラウンドが電子工学やろうがなんだろうが、彼女が取り組んだのは新しい半導体の設計ではなく、バランスシートを持ち直させてそのお金でライバルのインテルに負けないようなエンジニアを雇うことやったんや。

 

 

彼女がある程度資金を確保できた時、彼女はストレートにわいに言ったんや。そのころわいはインテルが好きやったが、彼女はびしっと、わいのインテルへの尊敬は早晩終わるやろうと言うたんや。彼女はわいに誤りを認めさせると言うたんや。やけどそのころインテルは圧倒的や。わいは彼女に、インテルがAMDをあえてうまく生かしたままにしとって、なぜならば法務省の独禁法部門がインテルに注目せんようにしとるからやと言うたんや。彼女はそれに笑わんかった。

 

 

そこから彼女がリアル・ディールなことを理解するのにわいには少しの時間がかかった。株価が$10以下のころまでや。そしてわいは理解したんや。彼女が言う、PCやゲーミングチップの分野で覇権をとるというロードマップは、実際現実的なものなんやと。そしてここ数年はデータセンター分野にも参入して、急速な成長を実現しとるんや。

 

そのSuがとびきりすばらしい決算を発表したで。$77の株価がすぐに$100以上になってもええぐらいの決算や。売り上げが56%伸びとるんやったら普通はそれぐらい株価が上がってええはずや。一週間前のインテルの決算発表で彼らが苦労しとるのを聞いた時とは対照的や。タフな状況なのはインテルだけや。AMDは素晴らしいんや。

 

更に重要なことには、SuはXilinxの買収を発表したで。わいが今朝彼女としゃべった時には、そしてわいがXilixは高いんやないかと聞いた時には、彼女はこの買収は一日目から事業の累積による成長加速につながると言うたんや。なんでデータセンターというよりはIoTが得意なXilinxを買うんややって?自動運転分野やテレコミュニケーションや防衛の分野に手を突っ込みたいんか?彼女はTAMを重視したんや。Total Addressable Marketや。彼女はただゲーミングやPCやデータセンターだけでなく、より多くの広い分野に手を伸ばして活躍したいんや。今の世の中の動きをみとると、わいは彼女のやり方に賛成せざるを得んで。

 

 

Xilinxの買収のニュースで株価は4%も下がっとる。Xilinxは上がっとるが、そのギャップがあるわけやから、AMDが下がるのはある意味当然やと思う人が多いやろう。また、売っとる人の中には、買収が完了するまでの1年と半年を待つのがいややという人もおるやろう。買収には法務省や中国の機関の承認が必要や。わいは売っとる人と意見が違う。わいのほうが物事を良く知っとる。わいは買いやと思う。

 

 

 

 

Lisa Suだけやないで。違いをつくれるCEOは他にも、もしかしたら多くの人が思っとる以上におるかもしれん。例えばHarley-Davidsonは世界中の競争相手を打ち負かしながら快進撃をしておる。CEOのJochen Zeitzの手腕や。名前からわかるように彼はドイツ人や。年寄りにしか関心を持たれんかった製品や企業文化を、様々な若者や女性を要職に登用することで、デジタル化も含めたターンアラウンドを成し遂げとるんや。わいは当初は彼のやり方はうまくいくんかなと思っとったが、今日、Zeitzの普通じゃないやり方がワークしとることが見事に確認できたで。決算はアップサイドサプライズや。こんなに良かったのは初めてや。そして今回はこれから長く続くいい決算のただの第一回目であってもわいは驚かんで。

 

 

 

 

あとは例えばExact SciencesのKevin Conroyや。腸の癌検査の会社をやっとるんや。彼はリキッド・バイオプシー会社のThriveを21.5億ドルで買ったんや。これで血液を使って多くの癌のスクリーニングができるようになるんや。プレシジョン・メディスンの時代に必須のものや。Illuminaが80億ドルで買ったGrailも同業で競合や。やけどEXASの株価が上がったのは、Thriveが割安で買えたからや。この買収によってConroyはExact Sciencesを診断のパワーハウスに生まれ変わらそうとしとるんや。

 

 

 

 

 

まあでもとにかくLisa Suや。彼女の成功は称えんとあかんやろう。AMDのターンアラウンドはPhase 2の途中で、まだまだこの先素晴らしいことが待っとるんや。PC分野、ゲーミング分野、データセンター分野、それらの分野よりもっともっと大きな分野での覇権争いや。AMDはまだまだこれからや。彼女についていって、その成長の波に乗るんや。今の価格のAMD株はstealやで。

 

 

 

AMD株は結構持っているのですが、どんどん買い足したくなります。

 

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