アメリカ発ーマカベェの米株取引

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【ジム・クレイマー】ワクチン承認はもはやニュースじゃない!ロックダウンがすぐそこに!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの12/14のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

 

今日はダウは-0.62%、SP500は-0.44%と下がったんやが、ナスダックは+0.5%と上がったで。一時ワクチンの接種開始で大きく上がっとったんやが、途中から下がりだしたんや。一つ確かなことは、株式市場にとってもはやワクチンはニュースやないということや。もうワクチンのことなんか気にせんのや。様々なネガティブな要素を市場は気にしとって、しかもポジティブな要素はあらかたもう織り込まれとるんや。

 

 

 

そうや、病院で働いとる人たちにワクチンがうたれとるというニュースは、この国際的なCOVIDの悪夢が終わるときが来るんだという希望を改めて示したで。やけど今日の株式市場の動きを見とると何て言うとるかというと、COVIDの終わりが全然見えないよと言っとるんや。実際にはそれより悪いで。ワクチンのええニュースは織り込まれとって、これからは悪いニュースにフォーカスすべきやと言うとるんや。わいらはこの国でもはや30万人のCOVIDの死者が出とる。このペースで行くと、あと10万人の死者数の上乗せは十分想定できることやろう。そしたら第二次世界大戦での兵士の死者数と並ぶんやで。COVIDに対してはええニュースが終わって悪いニュースだけがこれからフォーカスされるようになるかもしれん。その中でどうすればええか?まず今の状況を整理しながら考えていこうやないか。

 

 

まず最近の好調な株式市場は、中国の好調さにリードされとるところも大きいんや。中国経済はホットや。中国ではマスク着用を厳密にしてアグレッシブなコンタクトトレーシングや隔離の徹底をしとる。別に民主主義の国やないからできるということでもなく、韓国も台湾もほとんどCOVIDフリーや。まあ何にせよ、わいらは経済の強さを石油株や他のコモディティー株で判断することができるで。多くの株は朝上がった後に一様に下落したんや。これは良くない兆候や。ここから下落がスタートするよという兆候や。例えばOXYを見てみい。この株は10月末からロケットのように上がっとって、$8から$21まで上がったが、わいにとってこの上がりは十分や。今の石油価格やとここがいっぱいいっぱいや。XOMも一緒や。今の石油価格の低さではいっぱいいっぱいや。前回の決算の感じでは配当は保証されてないで。配当を守るのと会社を守るのは違うことや。鉄のVALEや銅のFCXも今まで素晴らしい上昇を見せてきた。今日はこれらの銘柄で大きな利益確定の動きがあったで。これらからもそういう動きが続くと思うで。もし持っとったら利確して逃げるんや。

 

 

 

 

次の下落のポイントはどこや?KSSやJWNやMのようなリテールや。3社ともにここまで素晴らしい上がりを見せてきたが、まだまだワクチンが広く配布されるのは先の話やということを投資家がきちんと認識しつつあるで。そしてまたシャットダウンが起こるんや。ここまで大きく上がってきたから利確するんや。わいはまたロックダウンが起こってもめちゃめちゃ株価が下がるとは思わんで。やけどコモディティー株の下落や失業者の増加等で、ここから近未来にどれほど上昇余地があるのかが疑問なんや。

 

 

レストラン銘柄はどうや?わいはDRIもCAKEも好きや。彼らは大丈夫や、つぶれることはないで。やけど多くの新規感染者が出とる状況で、例えばUS San DiegoのKim Pratherの研究とかで、COVID下でやってはいけないことが明らかになっとって、Kimはエアロゾルの専門家で、インドアの環境下でCOVIDは当初思われとったよりよりエアロゾル感染するという認識がスタンダードになっとって、レストランはめちゃ危険なんや。例えていうならタバコの副流煙みたいなものや。やから専門家はこぞってレストランを閉めるべきやと提言しとるわけや。そして実際ニューヨークは月曜日にレストランを閉めたで。他の都市もすぐ追随するやろう。追加の経済支援なしではレイオフが加速されてえらいことになるで。

 

 

さて、クルーズ株はどうや?毎日毎日、朝の4:15とかにクルーズ株の買い手が現れる。理由が無くてもクルーズ株を上昇させるんや。明らかに業績がええからでも決算が良かったからでもないで。RCLやろうがNCLHやろうがCCLやろうが、買われとったわけや。今日という日がクルーズ株が反転した日やで。そうや、わいらにはワクチンがある。わけどあるだけじゃいかんのや。わいらの腕にうたんとあかんのや。そして、わいらの腕に打たれるまでにはまだまだ時間がかかるんや。

 

 

 

じゃあ何がワークしとるんや?わいはDISが大好きで、先週動画配信サービス事業の伸びへの期待から火を噴いたやろ。やけどディズニーランドが開くのはまだまだ先になりそうや。DISは-3.65%も下げたで。対照的なのはNFLXや。今日は好調やったで。3.82%上がったんや。わいはDISが好きで売れというとるわけやないが、ここでStay-at-Home銘柄がまた勢いを取り戻しとるんや。やからAMZNも上がったで。皆が外に行きたくない時のキング銘柄や。

 

 

 

ハウジングではLENが水曜日の決算を控えて上がっとるで。COVIDの猛威がまだまだ続いて人々の田舎への逃避もますます続くんや。他にはAZNがALXNを買うというニュースがあったやろ。390億ドルの買収や。バイオテックのETFが上がって含まれとるバイオテック株も上がったで。後はソーシャルメディア株にも注目や。

 

他のStay-at-Home銘柄も上がったで。PTONを見てみい。4.11%も上がっとる。そして半導体株も上がったで。今までAMDとかNVDAとかを売ってBPとかCOPとかを買うということが正しいかのように言われとったが、それはもう終わりや。その面に関してはマーケットはあるべき姿に戻っとるんや。

 

 

ざっくりいうと今日はまだリカバリー銘柄からStay-at-Home銘柄へのローテーションが起こったということや。明日はまた逆に振れる可能性もあるが、今までマーケットは本当に長い間ワクチンを待っとって、ワクチンが登場したわけやが、それがまだ広く行き渡らんということは、わいらにとっては厳しい現実がより直視される事態になっとるんや。ワクチン登場はもはやニュースやないで。COVIDの感染者数と死者数の増加が止まらん。それこそがニュースや。こういう時にどのようにプレイしたらいいか、これまでにさんざん経験したやろ?FAANGとかTWLOとかSHOPとかADBEとかや。リカバリー株が売られてCOVID株が買われた。何故ならわいらはロックダウンに向かっとるからや。

 

 

 

ころころトレンドが変わりますね。

 

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