こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの12/15のMad Moneyはどうだったでしょうか。
年末に向けてのラリーをかつてはサンタクロースラリーと呼んだもんや。今日は株式市場が上がった日になったな。ダウは+1.13%、SP500は+1.29%、そしてナスダックは+1.25%やった。やけど今の状況は典型的なサンタクロースラリーやないで。互いに矛盾するそれぞれの賭けに皆乗っとる状況なんや。競馬のような感じや。どのような馬が走っとるか言っていこうやないか。
まずはワクチンの馬や。先頭を走っとる。Modernaのワクチンもすぐ承認されると思っとる人もおるやろう。そこにJNJのワクチンが追加されたら、わいらは来年の第一四半期にはワクチンが広く行き渡って全員に十分うてるようになるで。バイオンテックとモデルナのワクチンだけでは足らんから、他の会社がどれぐらい追加で承認されるかが大事やで。
2番目に走っとるのはロックダウンの馬や。わいはこの馬が嫌いやが、もしこの馬が伸びてくるようなことがあれば景気後退に向かうやろう。ロックダウンの状況下では勝者と敗者がはっきりわかれるやろう。いくつかのリテールは生き残るが、死ぬリテールも多いやろう。ニューヨークのレストラン閉鎖とかがどうなるかで、他の都市もどう追随するかが決まるで。
3番目に走っとるのは、ノー・ロックダウンの馬や。この日はなぜか、ロックダウンが無いという方向に賭けるような、株式市場の資金の流入具合やったで。エッセンシャルじゃないリテールとかも上がったんや。今日の株式市場を見てると、この馬が勝つ確率が高いと思ってしまうが、わいはそれは楽観的過ぎると思うで。
一番トリッキーなのはどの馬やと思う?人によっては政府が景気刺激策をアプルーブするという馬に賭けとるんや。そして追加の景気刺激策は実現しないという馬に賭けとるやつもおる。もしこの馬とロックダウンの馬が先頭を走ったりしたら世の終わりや。
さて、競馬はおいといて、マーケットのアクションがわいらに何を教えてくれとるかを見ていこうやないか。4つあるんや。まず一つ目やが、皆多くのお金を持て余しとるということや。投資信託でキャッシュのレベルが低下しとるという話やが、皆どこにも行くところが無く、何もすることが無く、いつもよりお金を使ってないからお金があって、それをいかして儲けたい、どうする?となって、株式市場にお金を置いとるんや。わいは多くの投資家としゃべってて最近実感するのは、皆もっともっと株を買いたいと思っとるということや。もしワクチンが行き渡って、金利は低いままで、インフレが無くて、景気刺激策があるような状況になれば、株式市場はもっともっと上がって、それを待ちきれない人が株を買っとるんや。
二つ目はテクノロジー株に注目せよということや。今のマーケットで最も重要な銘柄は、テスラでもアマゾンでもマイクロソフトでもなく、アップルや。アップルのiPhoneの製造が去年に比べて30%もブーストされとるという報道が出たやろ。そしてアップル株が火を噴いたで。もし報道が本当なら、アップルの’サプライヤーの業績は軒並み絶好調になるやろう。それらはテクノロジー分野を押し上げるのに十分や。
三つ目は、大統領選挙はもやは重要な話題ではなくなったということや。Mitch McConnell上院議員は大統領に選ばれたバイデンを祝福したんや。あのマコーネルがやで。皆この出来事を見くびっとると思うんや。いつまでも大統領選挙でもめとったらそれは投資家の活力を吸い取っていくからな。
四つ目は新しいCOVIDのテストや。今日医者が必要ないCOVID検査キットがアプルーブされたんや。今は体調が悪かったりしてはじめておずおずと病院に行って検査するやろ。やけど未来は、もしかしたら毎朝、簡単な検査キットで自分の状態を家で確認できるようになるかもしれんのや。これが真にパンデミックを終わらす必要なピースや。こういうシステムとワクチンを組み合わせて、COVIDが終わるんや。
これらの4つのことを頭に入れると、わいのようにやが、そうするとテクノロジー株も、工業株も、リテール株も、旅行株でさえ買っていけばええということになるで。Bullishすぎると思うか?やけどもろもろの状況を考えるとわいは、Bullishすぎる感じになることを心配するより、Bearishすぎる感じになるのを心配した方がええと思うで。
AAPLの上げはすごかったですね!
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