こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの1/19のMad Moneyはどうだったでしょうか。
株について学ぶとき、あなたはどうしとる?どんな銘柄が上がりそうか、皆がつぶやいとる掲示板を見たりする?アナリストの言うことを聞いたり読んだりする?そんなことよりももっともっと大事なこと。それが決算発表のカンファレンスコールを聞いたり、字おこしされたものを読むことや。カンファレンスコールには、その企業のことだけでなく、今後3-6か月のその業種の動向、いや、時には世界経済全体の動向がつまっとるんや。
ちょっと例をあげてみようやないか。先週末にJPMとWFCとCの決算発表があったやろ。それを聞いて何がわかったか、例えばメッセージとして受け取った3つのことを言うてみようやないか。
まず一つ目やが、アメリカの一般家庭は懐があったかくなっとるということや。借金を返し続けとるんや。借金がものすごいペースで減っとるんや。多くの家庭は生活をするのに十分なお金があるんや。パンデミックで職が無くなってしもうた人の話はまた別やで。仕事が影響受けなかった人の話や。景気刺激策のお金も入ったし、外食も旅行も、下手したら外出もできてないわけやから、その分にかかっとったお金が浮いとるんや。40%のアメリカ人が時給$15以下で働いとって、やけどそれ以外の人はお金がたまっとって、個々の家庭のバランスシートは改善しとるんや。浮いたお金はどこに行くんや?行き先の一つは株式市場やろうな。
二つ目やが、銀行はますますテクノロジーに投資しとるということや。全ての銀行が支店の数を減らして、そこの不動産コストとかそこで働く人の数を減らして、その代わりにもっともっと効率よくできるようにテクノロジーをどんどん取り入れとるんや。そうすることが今できる最大のお金の作り方になっとるんや。金利が低すぎて、そこで大儲けするのは難しい。テクノロジー、とりわけサイバーセキュリティーにかけとるお金は凄まじいで。だからPalo Alto Networksとか、あんなに好調なのかもしれんな。
三つ目やが、銀行はいまとてもうまくいっておるということや。Jamie Dimonがいうに、「使い切れんぐらいのお金がある」ということや。自社株買いとか配当とかで株主にお金を返すぐらい余裕があるということや。この経済の弱さの中で、や。ということで、今銀行株を売るのはよろしくないと思うで。経済が復活したら金利が上がることでもっとよくなるんや。フィンテックの会社との競争が激しくなってもや。
ワクチンが完全に国民全体に広がったら、多くのお金がいろいろなところに流れるやろう。やけど、今まだワクチン配布の初期段階の真っただ中という状況では、まだまだ多くのお金が株式市場や銀行に流れるやろう。
カンファレンスコール、聞くの大事ですよね。
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