こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの2/8のMad Moneyはどうだったでしょうか。
今日はまたまたええ日やったな。ダウは+0.76%、SP500は+0.74%、ナスダックは+0.95%やった。今わいらには多くの儲け口があるんや。それかヘルシーなマーケットというものや。やけどそこには将来的には落とし穴もあるかもしれんのや。あまりにも多くの儲け口が生まれてきたとき、もしくは儲け口がワークせんようになってきたとき、マーケットはヘルシーな状態ではなくなるんや。儲け口がワークせんようになるときっていうのは、わいの説明はいらんやろ。失業者が街にあふれとるのにFEDが何も手を打たんかったりという感じや。やけどFEDは今のところ素晴らしくやっとる。じゃあもう一つの、あまりにも多くの儲け口が生まれる、そういう時ってあるんやろうか?
実際今多くの儲け口があって、好調なんやが、まだその時やないけど将来的にはうまくいかなくなる危険性を秘めてて、やから春を迎えるにあたって、ちょっとディフェンシブに考えるのは悪くないアイディアやと思うんや。今後数か月で何か悪いサインがないかどうか、注視すべきなんや。ということでまず、今どういう儲け口があるのかを見てから、その将来的な落とし穴を見ていこうやないか。
儲け口の一つ目はリオープニングトレードや。皆にワクチンが広まっとってCOVIDの危機が去ると言う期待感や。わいは第二四半期にはワクチンが十分行き渡る状態が作られると思っとるで。やからレストランや小型のリテールが上がっとるわけや。L Brands (LB), Macy's (M), Footlocker (FL), Kohl's (KSS)を見てみい。わいの断固としたお気に入りは、前から行っとる通りDisney (DIS)とBoeing (BA)や。わいはBAが大型の契約を発表するのを待っとるんや。そしてDISやが、皆DISの決算発表を待ってないやろ?待ちきれなくて2/11の決算発表の前に買いあがってしもうとる。なんでかというと、リオープニングでDISがどれほど状況が良くなるか、容易に想像できるからや。2022年にディズニーランドや映画やクルーズとかの復活した事業とDisney+があわさった決算はどれほどやと思う?
儲け口の二つ目はハウジングや。COVIDによって都市から田舎への人々の移動が起こった。COVID後はまた都市へと戻る人もいるやろうが、ハイブリッドモードがこれからずっと続くんや。週に何回か職場に行って、あとは家でZoom会議や。全てのホームビルダーや家を作るときに必要なものを売っとる会社がどんどん上がっとるんや。TollやLennarや、どういう銘柄かは今までも行ってきたやろ。
三つ目はIndustrialや。世界のマーケットがラリーしとるのに、工業株を持たないなんてことはあり得んやろ。わいがフォローしとる全ての工業株が上がっとる。Honeywell (HON)もLinde (LIN)もや。
四つ目はエネルギーや。トランプはdrillingの大統領やった。シェールはいろんなところを掘ってもよかった。が、バイデンは違うで。彼はクリーンエネルギーが好きや。太陽光や。風力や。石油が嫌いや。採掘を制限するとどうなると思う?石油価格が上がるんや。長期的には石油会社はええ投資的ではないと思うで。やけど短期的には事情が違うんや。
五つ目は銀行や。景気拡大が長期金利が上がってきて、FEDが低く保っとる短期金利よりも高くなっていく場合、その差を活かして儲かる商売をしとる銀行は儲かりやすいんや。わいは今ここでWells Fargo (WFC)が好きやで。この業界で最も安いんや。
六つ目は個別銘柄に投資する個人投資家のパワーの増大や。そうや。正にあなたのことや。わいら古い世代が401kを始めた時に比べてたら今の若者投資家は格段に情報を持っとる。ホームワークをやって、次のTeslaやAppleやFacebookを探そうとしとるんや。彼らはイーロンマスクがする全てのことが好きや。テスラが15億ドルのビットコインを買ったとたんどうなった?テスラやペイパルがビットコインをお金の代替物として扱っとる今、ビットコインを資産として持つことは悪くないで。RedditとGameStopのことやが、Redditで個別株の議論がされとることは素晴らしいことやし、WallStreetでの研究以外の視点でどんどん株式をとらえることは素晴らしいことや。ただし、パンプ・ダンプが無ければや。この前おこったことは、ベターな投資インフラが議論される時の教訓になるやろう。
七つ目はSPACや。ここまでよくワークしとるけど、わいの心配は募っていっとるで。くれぐれも、利確せんことにはあなたのお金は儲かってないことを自覚してほしいで。まあこれら七つの儲け口を言ってきたわけやが、その儲け口は将来的にはうまくいかなくなることも考えられるんや。それぞれの将来のポテンシャルな危険性を見ていこうやないか。
まず一つ目のリオープニングトレードやが、もしかしたらわいらが思っとるようにうまくいかんかもしれんのや。南アフリカで広まっとる新しい変異種もある。ワクチンに対して強いかもしれん。わいは個人的には心配してなくて、COVIDを克服できると思っとるんやが、やけどわいらは一瞬そう思った時があったけど今こんなに広がっとるやろ?油断はできんで。追加の景気刺激策もぜひとも必要や。それがなければリテールは沈むで。
二つ目のハウジングやが、景気が回復するにつれ、金利が上がってくるで。まだ心配する時期やないで。まだまだ大丈夫やで。やけどいずれ金利上昇はこの業界をハードにヒットするはずや。
三つ目の工業株やが、バリュエーションが上がってしもうとる。そもそもこれらの株はバリュー株で、もう高くなってしもうとるんや。もし経済が思ったように回復せんかったら、ビジネスが十分伸びんかったら、今PERが高くなってしもうとるから、大きく叩かれるで。
四つ目のエネルギーやが、今石油がええのはOPECの規律のおかげや。サウジが減産を今後どのようにするのか、状況の変化は将来的に必ずおこるで。そうなったらこの業界全体が醜くなるで。今クルードオイルは$58やが、$60になった時に何かおこる可能性すらあるで。
五つ目の銀行やが、金利が上がりすぎないうちはええんやが、金利が上がっていくとある時点でそれがビジネス界を冷やしてしまって、金利でいくら儲けれてもあかんようになるで。これは避けられん、ビジネスサイクルの一つや。繰り返すけど、全部まだその時やないが、注視せんとあかんで。
六つ目の個別銘柄に投資する個人投資家のパワーの増大やが、ゲームストップのようなことが続くと皆が痛手をおってしまう。ショートスクイーズを狙おうと思ったら多くの銘柄を対象にできるが、それが繰り返されると痛手を負う人が増えるだけや。わいらにはベターなシステムが必要や。
七つ目のSPACやが、わいがこれが一番危険性が高いと思っとる。多くの会社が売り上げが無かったり商品が無かったり、凄まじい赤字を垂れ流しとったりしとる。多くの会社は確かにexcitingや。やけど最近はいっぱい有名人、セレブレティが参加しとるSPACが続出しとって、だんだんやりすぎの状況になっとると思うで。もしやりすぎやと思わんのやったらあなたが間違っとる。このままいけばいつかの時点で質の低いSPACが崩れてSPAC業界全体が打撃をうけるかもしれん。まだその段階やないが、注視が必要や。
結論やが、今確かにワークしとる儲け口はどれもこれも注視し続けんとあかんのや。いつかの時点で必ず儲け口は醜くなっていくんや。注意深く見守り続けるんや。
ホームワークを続けることが大事ですね。
応援よろしくお願いします。