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【ジム・クレイマー】ウォール街の言葉を復習しておこう!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの2/23のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

 

わいは言葉が好きや。2021年を理解するためにウォール街の英語を学んどこうやないか。ややこしい言葉がいっぱいあるからな。まずややこしい言葉一つ目は、リフレーションや。リフレーションとは、デフレーションから抜け出たが、本格的なインフレーションには達していなくて、その状態になるように財政・金融を調節していっとる状態のことや。あなたがこの言葉を聞く時は、全てのcommodityの値段が高くなっていくということなんや。需要が高いから値段が上がって、ヘッジファンドは普通どうするかというと、グロース株を売って、経済拡大でパフォーマンスの良くなるシクリカル銘柄にスイッチするんや。グロース株は指数の中で大きな位置を占めとるから、株式市場全体は冴えんように見えるかもしれん。

 

 

やけど今日パウエル議長が上院銀行委員会での公聴会で改めて証言したやろ。米雇用とインフレに関する目標達成への道のりは長くて、完全雇用が実現し、インフレ率が2%に上昇して当面2%を少し上回る水準で推移する軌道に乗るまで、金利をゼロ近辺に維持する、と。Fedはあなたのただの友達やないで。ベストフレンドや。ベストフレンド・フォーエバーや。BFFや。Fed-BFFや。リフレトレードの特徴は、安定してきたグロース株がやられることや。ローインフレの時にはこれらの株はぐんぐん伸びるんや。やけど経済拡大期の時には、高まる需要のおかげで他の会社が伸びるんや。

 

例えばAAPLやが、今多くの人がこの株を見限っとる。アップルを考えてみると、彼らはいろいろ皆に物を買わせるわけやが、その物の値段は上がらんやろ?やけど、例えばホテルに泊まったり、飛行機に乗ったり、そういう時の値段はどうや?ころころ変わるやろ?需要が伸びたら当然のように高くなるやろ?だからホテル株や航空株が、業績見積もりのブーストがあるわけや。そして業績見積もりが上がることが、株価が上がる最も大きな要因なわけや。飛行機を考えてみい。ある所から別のところに飛ぶコストは一定や。需要が増えたら単価も上がって客の人数も増える。こういう株がもてはやされるわけや。

 

 

次の言葉にいってみようやないか。インフレーションや。物やサービスの価格レベル、すなわち物価が、持続的に上昇する経済現象や。わいらは株価を将来の売り上げや利益で判断するで。インフレは金の価値を下げて、だから会社の利益ストリームを下げるんや。やから、株価も下がるというわけや。特にグロース株は成長にたよっとるわけやからな。売り上げだけでかくて利益が出てないような会社は、よりハードにヒットをうけるんや。やから、将来の期待で買われとった株なんかは、今日軒並み売られたやろ。SPACを見たか?無残やったやろ?やけど今日のはじめのすごい下げは続かんかった。パウエル議長の発言があったからや。

 

 

次の言葉はこれや、Inflation Scareや。これは、人々が、Fedが金利をあげるかどうかびくびくすることや。2015年の11月から2016年の2月にかけて、イエレン前議長が9年ぶりに利上げをしたんや。その時は、グロース株はひどかったんや。CRMもADBEもWDAYもNOWもAAPLもNFLXもAMZNも、まずイエレンが利上げを口にしだしてからどんどん下がっていったんや。そして2016年の2月なんかひどいもんやった。そしてその時皆が、これは終わりの始まりやと、グロース株はここからもっともっとひどいことになると口をそろえて言うとったんやが、実際はそこがボトムやったんや。利上げが始まった後、Inflation Scareが無くなったんや。そして結局その時が、素晴らしいグロース株を安値で買える千載一遇のチャンスになったんや。今回はパウエル議長がまだまだ利上げは遠いと言っとるよな。失業者があふれとるしな。やけど将来いつかの時点で、グロース株が望みが無いように見えるようになる時がくるやろう。

 

 

最後の言葉や。Risk-Offや。ビジネスが良くなっていって、利上げがあって、だから株をあまり持ちたくないというか、株を減らすということや。あなたは今グロース株を売るという選択肢はあるで。やけどわいはRisk-Offの時ですらグロース株は好きや。そして今グロース株を持つと言うことは、昨日も言うたように、痛みを覚悟せんとあかんということや。2015年の終わりとか2016年の始めとかや。やけどその時はグロース株の絶好の買い場やったんや。やけど過去を見ると今のような時がグロース株を買う好機やったりもするんや。まだまだ失業者があふれとることを忘れたらあかんで。そしてその人たちが仕事を見つけることができるまで、パウエルはインフレを低く抑えようとするんや。わいはそういうことを考えると極端に大きなセルオフは無いと思うで。バリュエーションがバカ高い株を売り払うのに、今は遅すぎることは無いで。やけど質のええグロース株が高値から10%落ちとったとしたら、わいは買い手に回るで。一度に買うんやないで。大きく買ってもあかんで。やけどそういうことや。

 

 

 

10%以上落ちてる株はざらにありますよね、今。

 

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