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【ジム・クレイマー】今のマーケットでキーとなる三つのワード!これを捉えると今のマーケットが理解しやすい!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの10/31のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今のマーケットでキーとなる三つのワードがあるんや。Source of Fundsや。資金の源や。すなわち資金源ということや。金利が上がっとるから、債券を買っておけばリスクフリーに儲かるわけや。やけど大きな機関投資家やマネーマネジャーは、そうするにはじゃあどこからお金を持ってくるのかということになる。つまり資金源が必要や。そして今皆が資金源として使っとるもの、それがテクノロジー株なんや。皆債券とか他のものでも、買いたいものがあったらまずテクノロジー株を売って、その売却資金を使っとるんや。

 

今日はダウは-0.39%、SP500は-0.75%と下落の日になったんやが、案の定一番下がったのがナスダックだったんや。-1.03%も下がったんや。繰り返すがテクノロジー株を多く擁するナスダックが今最大の、他の資産や株式に対する資金源になっとるんや。今どういう株がええのか、いろいろ言われとるやろ。ヘルスケアがええとか消費者製品会社がええとか。金融引き締めサイクルが終盤になったら工業株だって物色の対象になるやろう。そして今は銀行株がええことは前にも言うたやろ。高金利下では銀行は顧客のお金を短期債で転がすだけで、リスクフリーで大儲けできるんや。まだまだ多くのアメリカ人の家庭のバランスシートは強固で、だから悪いローンもそこまで増えてないんや。銀行はええで。

 

やけどこれらの株がええと思って何か買いたいと思っても、お金が無かったら買えないやろ。どこから持ってくるのかというと、どこかを資金源にせんとあかんやろ。だからいいセクターが生まれた時というのは同じぐらいお金がぬかれるセクターが出てくるということなんや。そして今最も明らかに、他の株への資金源になってしまっとるのがテクノロジー株なんや。わかるやろ。二段階プロセスや。まず資金源になってしまったセクターが売られる。そして今いいと思われるセクターが買われるんや。それが今おこっとることなんや。

 

たびたびわいが言うとるSP500 Proprietary Oscillatorの数字は、先週の終わりの時点で+8.5%やったんや。めちゃめちゃ買われすぎのレベルや。こういう時は鼻をつまんででも、何か売っとかんとあかんのや。案の定今日株式市場は下落したやろ。プルバックはかなり高い確率で予想できるんや。SP500 Proprietary Oscillatorは、マーケットは今欲張りになりすぎとると言うとるんや。ということは、マネーマネジャーは、とりあえず何かを売らんとあかん。そして魅力的なセクターを後から買うためにも資金を作っとかんとあかん。だから資金源としてのセクターが売られてお金を作られるというわけや。テクノロジー株が悪い、ただそれだけではなく、他のものがええと思われるがために資金源としてお金がそこから抜かれる、そういう見方をせんと正しくマーケットは捉えられないんや。

 

テクノロジー株が他の株への資金源になっとるというても、テクノロジー株が全部同じように売られとるわけではないで。資金源のなり具合にも、その背景にも差があるんや。ということでわいは今、主な資金源になっとるテクノロジー株を個々にあげていって、説明をしていきたいと思うんや。別に今からいうテクノロジー株をランク付けしようというんやないんや。だって全部売られとるわけやから。ただどういうセンチメントがそれぞれの株にくっついているのか、それによって、この先もどれほど資金源になりそうなのか、そういうことを考えることが、特にまだテクノロジー株をポートフォリオに抱えとる人にとっては大事なんや。

 

言い換えると、わいはどのテクノロジー株が特に売られると断定したいわけではないで。幅広くテクノロジー株が売られるやろうからな。ただ、考えるべきは将来、そのテクノロジー株が資金源からいち早くはずれるのか、そこを考えるのが大事ということなんや。なぜなら下落の日が続いたらまた上昇の日がきて、その時にはテクノロジー株をどうしようかということがまた主問題になってくるからや。わいはテクノロジー株の下落は買いの好機になりうることやと思うんやが、まだその時ではないんや。

 

ということで資金源になっとるテクノロジー株をあげていくが、まずはじめに例外を挙げさせてくれ。それがAppleや。Apple株は先週の決算後大きく上がっとったんやが、今日は-1.54%下落したんや。iPhoneの組み立てを行っとる台湾企業のフォックスコンの中国の鄭州工場でCOVIDの感染拡大が再燃しとるということで、現地を脱出している労働者の写真やビデオがSNSにアップされて、フォックスコンはiPhoneの大半を製造しとると言われとって、iPhoneの生産は果たして大丈夫なのかということになったんや。わいは中国にCOVIDの問題がまだまだ根強いことに対しては疑いの余地はないと思っとる。中国はわいらのmRNAワクチンを使ってなくて、中国共産党がそのことを拒否しとるがためにCOVIDの感染が収束せんのや。結果としてシャットダウンを断続的にやらざるを得ないというわけや。わいは習近平にmRNAワクチンを使えよいいかげん、と言いたいで。

 

ただAppleにとって重要なのは、わいはこの前CEOのTim Cookにインタビューした時に彼が語っとったように、iPhoneに関しては全ての部品と全ての組み立てにおいてめちゃめちゃ多くのサプライヤーがおって、一企業がどうにかなってもAppleは乗り切れるんや。しかもちょっと前に新しいiPhoneの需要は強くないみたいなことが言われとったが、それも結局正しくはなかったやろ。わいは長期で見ればAppleは大丈夫やと思うで。わいがいつも言うとるように、Own it, don't trade itや。しかも、Appleはテクノロジー会社でテクノロジー株のようにトレードされとる面もあるが、取りようによってはAppleは消費者製品プレイでもあるんや。しかもめちゃめちゃ顧客満足度の高い消費者製品会社や。ベストな製品を安く供給するというエトスを持っとる会社で、熱烈な長期間の支持者がおる会社や。Appleは売るのが難しい株や。実際、次回マーケットが売られすぎ状態になった時には、わいはApple株の買い増しを考えとるで。

 

今のAppleだけが例外で、後のビッグテック株に対するわいの熱意は高くないんや。Microsoftはわいが長年支持してきた会社やが、そして今も好きやが、今はブラックボックスの部分が大きすぎるんや。今リアルな判断を下すのは難しい株や。クラウドの減速の兆しが見られたし、不幸にもまだまだMicrosoftの主力はWindowsで、今PCビジネスはひどい状態やからその煽りをもろに受けるんや。もしかしたらもう2-3四半期を経るまではリアルなバウンスバックはないかもしれんで。まだ株価は利益の24倍と、そこまで割安水準じゃないから、クラウドとかPCビジネスの心配も相まって、この株はこれからも他の株への資金源になるんやないかと心配しとるで。機関投資家はキャッシュが欲しい時はMicrosoftのような株を売るやろう。

 

Alphabetはもう簡単に資金源になってしまう株や。広告セクターは不調やからな。やけど、実はもう株価は利益の20倍以下と、安くなってしまっとるんや。更に、この会社は支出をコントロールできるパワーがあるで。適切に人員整理をしたら、それほど悪いことにはならないと思うんや。以前にも悪くなった時はコストカットをした会社やから今回もできるやろう。この株においては、持っとる人は今売るのは遅すぎるんやないかと思うで。ここからもまだ下がっていくようやったら、わいのファンドは買い増しを考えるで。

 

Amazonも人員整理をやらんとあかんで。前例にないほども大規模なリストラをやれたら、この株はこの先上にいくと思うんや。できなかったら更に株価は下がるやろう。わいはCEOのAndy Jassyはやると思うで。そうなったら売る選択肢はそんなに良くないものになるかもしれん。やからといって今この株が買いやと言うとるわけでは決してないで。他のベターな株への資金源にこれからもなるやろう。

 

それでは半導体株はどうや?ここに慈悲はないんや。ほとんど全ての半導体株が他の株への資金源やと見られとる。Qualcommとか利益のたった9倍の株価になっとる。バイデン政権が対中の輸出規制をやわらげたり、そういうことが無い限りはまだまだ厳しい状況が続くと思うし、わいは今何かこの業界を好転させるものが思いつかんのや。個人的にはわいは今のマーケットは半導体株に厳しすぎると思っとるが、例えばNXP semiの明日の株価の動きを見てみようやないか。今夜の決算はミスしたからな。決算のミスの後でも株価がバウンスバックすればある程度下落がすんだとみてもええんやが、今そういう状況は見られてないで。

 

後はTeslaはどうや?この株は人気株やから、今まで挙げてきた株に比べると資金源になりにくいんや。ただ、機関投資家の資金源にはなりにくくても、イーロンマスクがTwitterを買収したり他のいろんな事業をやる時の彼の資金源にはなるやろう。ただ彼がTesla株を持っとるんやったらわいもずっと持っとくで。最後にMetaを挙げとこうやないか。堂々の資金源チャンプや。こんな状況になっとるのにコストカットしたり人員整理をやろうとしない。恐るべき規律の欠如や。いつの時点か、いずれ株価は上昇に転じるやろうが、これからも他の株への資金源になり続けるやろう。

 

結論やが、機関投資家やポートフォリオマネジャーが何を考えて、彼らのクライアントに何を説明しているのかを想像せんとあかんで。今まで説明してきた通りや。ええセクターがあるとしても、何か売って資金源をつくらんとあかん。テクノロジー会社の今までの圧政は転覆した。皆もうここには近づきたくないどころか、これらの株を売り払って他の株を買うための資金源にせんとあかん、そういう状況になっとるんや。

 

 

資金源になってしまう株を持ちたくないですよね。。。

 

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