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【ジム・クレイマー】バイデン政権はトランプ政権と違う!平穏を好む株式市場はバイデンが好き!?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの4/8のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

株価が好調よな。SP500は新高値をつけとる。今日はダウは+0.17%、SP500は+0.42%、ナスダックは+1.03%や。こういう状況の時に、今のバイデン・マーケットが以前のトランプ・マーケットとどのように違うか、考えてみるええ機会やと思うで。一年半前、ウォール街は天国やったんや。失業率はめちゃ低くて、インフレが無くて、パンデミックがヒットするまでは企業の決算も良かったんや。その時わいらの大統領は、株価平均が自分の成績やと考えるような人やったんや。去年の3月にボトムからダウが上がっていったとき、ちなみにあの時は歴史上最も短いベアマーケットやったんやが、トランプはTwitterで株価を応援し続けたんや。彼は自分が良くやっとると思ったやろう。株価を良くあげたと。彼はLarry Kudlowを国家経済会議の委員長に指名したりしたんや。ちなみに彼はわいと昔CNBCの番組で、Kudlow & Cramerで、共同司会者をやったりしとったんやが、株価を気にしとった一つのええ例や。トランプ大統領はわいにこれから上がる個別銘柄を聞いたりしたもんやが、いつもわいはVerizonを薦めたんやが、でも彼は個別株の動向はそれほどフォローしてなかったように見えるが、株式市場の動きが重要なことが良くわかっとった。

 

わいは以前、Kudlow & CramerでLarry Kudlowと三年半仕事をしたんや。わいは配当の税金カットについて熱く彼と語ったが、それは人々がより株を持つようになると思ったからや。Larryはキャピタルゲイン税のカットの方をプッシュした。彼はレーガン政権でも働いた経済のハードコア人間やからな。人々にリスクをとって株を買ってほしかったんや。結局ブッシュ政権で、両方の税金カットが実現した。トランプ政権では大統領も国家経済会議委員長もめちゃめちゃ株式市場を気にして、株価が上がってほしいと年がら年中願う人たちやったんや。

 

翻って今のバイデン政権はどうや?わいはバイデンは株式市場のことを全然気にしていないと思うで。わいはバイデンのことを長年知っとる。昔はWilmingtonからワシントンへ行く電車の中とかでも良くあったりしてたんや。彼はわいがあった中でもかなり陽気な魂を持っとる人や。電車であった時に話した時も、彼は株を買ってなくて、わいは政治家としての利益相反とかはあるやろうけど、インデックスファンドを今からでも買うのは遅くないと言うたほどや。そしたら彼は株を買うお金が無くて、その時の上院議員で公開されとる情報によると自分は最も貧しい議員だと言うとったんや。100位だと。下から数えたら1位だと。わいは、それはtoo badだねと言ったのを覚えとるんやが、彼は意に介していなさそうやった。

 

ということで前の大統領は株式市場をとても気にしていた。バイデンは気にしていない。トランプはいかにリッチかを誇っとった。バイデンは一番貧しい上院議員でも気にしてないように見えた。その違いは重要なんか?もし重要じゃなければ、それはなんでなんや?わいは重要やないと思うで。トランプが退任する前まで株価は素晴らしい上がりを見せとった。そしてバイデンになってからも素晴らしい上がりを見せとる。

 

今連邦政府はパワフルさが減っとるように見える。パルチザンシップ、党派の方が強い。もし議会がねじれとったらそう簡単にいろいろなことは合意ができん。よっぽど危機に陥った時だけ、民主党と共和党が歩み寄りを見せるんや。去年のパンデミックの時の経済支援策のようにな。ねじれとることは株式市場にとってええことなんや。簡単には何も決まらんのやから。今はバイデンからインフラ計画が出て来とる。そして法人税の引き上げが議論されとるんや。今ブルーウェーブやが、民主党と共和党が拮抗しとることを考えると、何をするに妥協なしには決まらず、法人税の引き上げもできん可能性すらあるで。わいはもしかしたらバイデンはキャピタルゲイン税や配当にかかる税金を上げることを考える可能性があるんやないかと思っとるんやが、それはまた別の話や。

 

次に、トランプ政権の時と違って、パウエルは政府とFedは独立した関係であるべきやと思っとると言うことや。トランプの時を思い出してくれ。彼はTweetでさんざんパウエル議長に不満をぶつけてたやろ。Crazyだの何だのいろいろ言うとった。政府とFedの伝統的な独立関係を考えると、トランプのこの言動はアクセプトすることは難しいで。トランプは、"who is our biggest enemy, Fed Chairman Powell or Chinese President Xi"とまでTweetしてたんやで。そしてそれが株式市場にも影響を及ぼしとった。パウエルがパンデミックの時に素晴らしくマーケットを救った時は、トランプは無言やった。バイデンはパウエルとしゃべってないで。彼は歴史的に政府とFedが独立関係にあることを理解しとるんや。これは当たり前のことや。大事なことや。考えてもみてくれ、もし政府がFedをコントロールできるんやったら、誰も利上げなんかせんやろう?

 

最後にトランプはサイエンスを重視しなくて、その姿勢は多くの企業のCEOを怒らせたで。気候変動問題も信じんかったしな。サイエンス軽視の姿勢は特にパンデミックでは致命的やった。バイデンに対してCEOはどう思っとるかって?彼らは確かに法人税をあげてほしくはないんやが、やけど変にTweetをしてほしくないわけやから、そして気候変動問題に賛成か反対かの姿勢を鮮明にしろとも強制せんわけやからな。彼らは政府に、気候変動問題を無視してほしくないんや。トランプ政権化で、カメラが止まった後に、どれだけ多くのCEOがわいに気候変動問題を軽視する政権に不満をぶつけてきたか。自分たちには子供がいるんだ。トランプと同じ立場はとれない。多くの人がそういっとったんや。

 

重要なことは何か?マーケットは平穏を望むということや。ウォール街は確実性と平穏が好きなんや。ウォール街の連中がバイデンのことを気に食わないとしても、バイデン政権にサプライズはないで。その点はマーケットにプラスなんや。そうなったら多くの人が株を買いたいんや。例えバイデンが昔、上院議員で最も貧しい男で投資家から遠い位置にいようともな。

 

 

トランプ時代がなつかしいですね。

 

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