こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの4/12のMad Moneyはどうだったでしょうか。
バランスシートがよりいい会社が勝つ時代が始まっとるんや。そして大きな会社が小さな会社を飲み込む時代が始まっとるんや。今日いくつかのアナリストが、Chipotle (CMG)をアップグレードしたんや。わいはその理由を読んどったんやが、見通しがめちゃめちゃ上がっとることに驚いたんや。HoldからBuyに格上げしたRaymond Jamesなんかは、1Qの決算はEPSのコンセンサスが$4.82のところを、$5.52になると言っとるんや。素晴らしい上昇具合やが、もしかしたらその数字も低すぎたということになるかもしれん。もっと重要なことは、もしかしたらこれは始まりなんやないかということや。パンデミックで閉じてしまった80000のレストランはもう戻ってこんかもしれんと思われとる。そうなった時の彼らの優位性はすごいで。
Chipotleはもっともデジタル化されとるレストランの一つや。彼らがパンデミック中に、パンデミック前の店内販売と同じぐらいの稼ぎをテイクアウトとデリバリーで得ることができていることを知った時から、テーブルをたたき続けとるんや。買いや、とな。パンデミック中に他の店からシェアをめちゃめちゃ奪ったんや。リオープニングでそれが明らかになるかもしれんで。ここからの上がりは大きくなるかもしれんで。消費者はパンデミック中に多くのお金を貯めとるんや。2兆ドル、使ってもええお金がたまっとると言われとるんや。これからの勝者にとって、それはとてつもない追い風になるで。
Darden (DRI)のCEOのGene Leeは最近このように指摘しとるんや。「ワクチンを皆打ち終わったら、まず人々がやることはレストランで外食をすることでしょう。」Dardenはこの12か月間、無我夢中にデジタル化時代に突入して、閉店しているレストランのシェアを奪ってきておる。その潤沢なキャッシュフローを使っとるんや。Leeはこう言っとる。「Dardenのスケールは、これからのレストラン戦国時代に私たちが素早く対応することを可能にするでしょう。」
Chipotleは店を開けれていないメキシカンレストランのシェアと奪っとって、DardenのOlive Gardenは店を開けれていないイタリアンレストランのシェアを奪っとるということなんか?可能性としてはそういうことは全然あるんやが、わいは小さいレストランのオーナーとして思うに、こう言った方がより正しいと思うんや。こういう大きなレストランチェーンが、もう永久に閉じてしまって戻ってこないレストランのシェアを獲得した、と。多くのレストランが、パンデミック中に生き残れるようなデジタル化の技術や資本が無くて店をたたんだんや。連邦政府は確かに、雇用や家賃のため補助金を出したが、レストランを経営するということは決してそれで足りるもんではなくて、ほとんどの小さなレストランは約束の地にたどり着けんかったんや。二回目のPPPを受け取るための要件は複雑で、多くの人が自分たちが申請資格があるのかすら定かではなく、あきらめた人も多いんや。だから実際、パンデミックは小さい者たちを消し去るぐらい長く続いてしまったんや。そして大きな者たち、ChipotleもそうやしDardenもそうやが、あとは、Cheesecake Factory (CAKE)、Yum Brands (YUM)、Texas Roadhouse (TXRH)、こういうのが生き残っとるんや。
わいはStarbucks (SBUX)の決算もかなりええ数字やと予想しとるで。同じ理由や。小さいコーヒーショップはPPPだけでは生き残れなくて、もっと援助が必要やったんや。わいは今のStarbucksの決算予想は低すぎると思うで。スケールだけやなくて、Starbucksはデジタル化も進んどるし、テイクアウトもうまくやっとるから、より有利や。JuniparからKevin JohnsonをCEOに引っ張ってきたのはだてやないで。予見性という意味では、彼を引っ張ってきたHoward Schultzの、いかに慧眼やったことか。
さて、ここで質問やが、こういう動きはまだまだ続くんか?エッセンシャルなリテールはどうなっとる?去年の勝者はリオープニングで大きく下落したりせんのか?これに関してはCostco (COST)を見てみようやないか。先週三月の数字を発表したよな。既存店売上高が17%増や。全ての部門が好調や。もしこの間の決算発表までさかのぼれば、素晴らしい数字やったことがわかるやろう。食料品とかは一桁代後半の伸びや。酒や冷凍食品とかは20%も伸びとるんや。生鮮食品は20%代前半の伸びや。機関投資家はこれらの数字を一瞥して、対して注目せんかったんや。CostcoはPantry株のキングやと思われとったからな。わいは3月の数字が発表されたこの間のカンファレンスコールの後、株価はもっと火を噴くべきやったと思うで。人々はCostcoで買い物をし続けとるからや。会員数が好調なんや。素晴らしいCEOのRich Galantiは3月のカンファレンスコールで、顧客がCostcoで買い物し続けることは部分的には、パンデミックで閉鎖していまった店に関係しているというやんや。閉店してしまったリテールは生き返ることはないで。サイエンス・フィクションやないんやからな。
ということで、わいはAmazon (AMZN)の決算発表もめちゃええ数字やと思うで。eコマース部門が伸び続けとるCostcoですら、巨人アマゾンの足元にも及ばんのや。やけどAmazonもCostcoも両方とも、顧客に支持され続けると思うで。Amazonはアラバマでの労働組合も、投票で否決されてできんことになったしな。AmazonもCostcoもこれからどれほど素晴らしい商機が待っとるのか、まだ正しくは推測されてないと思うで。
他に勢いを得つつあるものの一つとして、lanet Fitness (PLNT)をあげとくで。小さなジムの閉鎖は申告や。数字は今までまだそこまでホットではないが、ワクチン接種がまだまだ進むにつれて素早くカムバックしてくると思うで。ジムが開いてないということはPeloton (PTON)の高い機械を買うことを正当化してきたが、これからはどうやろうか。確かにPelotonの株価は高値からは大分下がってきたが、340億ドルというバリュエーションがわいには問題やで。
スモールビジネスのオペレーターとして、小さいレストランの経営者として今まで経験してきたことは、スモールビジネスの苦境は凄まじかったということや。ワクチンが素早くできて接種が広まりつつあることは、それはそれで驚くべきことやが、昨夜パウエル議長が60 Minutesのインタビューで言うたように、55万のスモールビジネスが消えたんや。Fedは金利を下げるという、正しいことをした。財務省と議会はスモールビジネスに経済支援をするという正しいことをした。今年はじめにはその第2弾まであった。やけどこのありさまや。もしワクチンがこんなに早くできなかったりしたら、どうなってたと思う?Dardenまでもが崩壊してた可能性はあるんか?株価はそれを示唆しとった時があったやろ?まあでもModerna (MRNA)とPfizer (PFE)とJohnson & Johnson (JNJ)のおかげでそうはならんかったけどな。
まあとにかく、スモールビジネスはスケールも、テクノロジーも、手段もなく、パンデミックでその多くが消えたんや。デジタル化が生き残れるかどうかのキーやという言葉は昨今良く聞くが、その通りやで。多くのスモールビジネスがつぶれた。やけどマーケットは涙を流さない。ただ勝者を買えと言うのみや。喪に服してもしょうがないやろ。何にもならんやろ。ただ勝者を買うんや。
富むものがますます富む時代へ。。。
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