こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの4/12のMad Moneyはどうだったでしょうか。
みんないつもわいに、なんでわいがこんなにテクノロジー株が好きなんかを聞いてくるんや。FAANGに恋しているのか、Microsoftが好きすぎるのか。わいが愛する犬の名前につけるぐらいNvidiaが好きなのはなぜなのか。しかし今日みたいな日はその疑問に、Are you kidding me?と返させてほしい。テクノロジー株はただの紙切れなんやが、わいが大好きなテクノロジー会社は永久に会社を生まれ変わらせ続けるんや。今日はまさにその端的な例が二つあったで。
一つはNvidiaや。今日開かれたプライベートカンファレンス「GTC 2021」で、AIに向けた各種ソリューションで多くのことを発表したんや。自動運転車のチップから、ハイパフォーマンスチップから、そしてCPU分野に参入したんや。アームの基本設計を利用しながら、このCPR「Grace」は、NvidiaのGPUと一緒に使うと、AIを学ばせるための計算速度が従来の最大10倍になるんや。CPUに関してはIntelとかAMDに正面からチャレンジしとるんや。いや、IntelとAMDにチャレンジどころやない。この発表は業界全体に衝撃を与えたはずや。
CEOのJensen Huangは素晴らしい。わいは前から彼を現代のダ・ビンチと呼んどる。彼の言葉を借りれば「Nvidiaはコンピュータープラットフォームの会社で、現代人の言語、理解、ドラッグディスカバリー、クオンタムコンピューティング、これらを前に進ませる会社」なんや。Jensenはアーティストやが、Nvidiaは全部ビジネスなんや。なんでそういうかっていうと、業績見通しの数字が予想よりも高かったことを発表したからや。新製品の発表が続くにつれ株価は上がっていったんやが、この業績が素晴らしいことが発表されたとたん、株価が離陸したんや。
なんでわいは、エベレストと名付けとった犬の名前をNvidiaに変えたことがあるほどこの会社が好きなんや?答えはシンプルや。この会社は毎年毎年、自分自身を新しく発見して生まれ変わるからや。5年ごとでもない。10年ごとでもない。毎年やで。もはや半導体会社と呼ぶのもためらうほどや。彼らの製品はAIを規定するものになるかもしれんからや。Jensenは今の知性に挑戦することを恐れんのや。例えば自動運転車が広く普及することを信じない「普通の知性」を持っとる人も多いやろうが、Jensenがやっとることを見たらそれが覆るんや。何年か前にJensenを訪ねて彼らの自動運転への取り組みがどのようなものかを見せてもらった時、彼ら自身もタフなことやと認めとったが、進歩がすごいんや。
ウォール街がほしいものに注目しようやないか。予想よりええ数字や。Nvidiaの株はいつも割高に見えるんや。利益に比べてめちゃめちゃな倍数の株価やからや。やけど売り上げに対してやないで。利益に対して、やで。やけどアナリストも機関投資家も、株価が高すぎるといつも思っとるんや。そしてそれが理由で株を買わないんやったら、それは間違った選択なんや。予想の業績見通しを、いつもNvidiaは軽々超えてくるんや。そして結局、過去の株価は安かったじゃないかということになるんや。彼らは彼ら自身の製品をどんどん良くしていくことになんの恐れも抱いてないんや。彼らの製品はどれも、凄まじい需要に供給が追い付いてないんや。彼らは決算でアップサイドサプライズを出して、高いとされとった株価がバリュープレイやったと判明するというのがこれまでのお決まりで、それが今度もおこると思うで。
Nvidiaは革新を続けとるわけやが、テクノロジー会社が生まれ変わる別の方法も見ておこうやないか、そうや、買収や。今日MicrosoftはNuance (NUAN)を買収することを発表したで。NuanceはAIとか音声認識ソフトの会社や。これでヘルスケア部門にうってでようというわけや。Satya Nadellaは、この買収でどうなるんかわいが聞いた時、医者が患者を診るたびにその都度いっぱい時間をかけてペーパーワークをせんとあかんかったのが、そういうことをやる必要がなくなる未来になると言ったんや。買収は196億ドルのディールで高いと思うかもしれんが、Microsoftは潤沢なキャッシュフローをもっとる。Nadellaが朝の番組のSquawk on the Streetで言ったのは、この買収によって、Microsoftのtotal addressable marketsが最終的には2倍になると予想されとるんや。利益の38倍で取引されとるこの会社の株が、途端に安く見えてはこんか?
これらのことはテクノロジー会社にとって、決して稀有ではないんや。GoogleはYouTubeでめちゃめちゃようやっとる。アマゾンのAWSを見てみい。これらの会社は自身を発見し直すことで、長年素晴らしい成長をしとる。逆に言うと、今日のNvidiaの発表はいつものことや。驚くのはおかしいともいえるわけや。Nvidiaがこれまで、重要な発表の場で、これまでの製品のただの延長線上の、画期的ではないことを発表したことがあったか?そんなことをする会社はNvidiaやないで。Jensenの会社やない。誰もJensenのようなVisionは持ってないんや。Nvidia株はまだ割安で、そのことは2022年に知ることになるやろう。
GO!Nvidia!
記事に価値を感じていただけた場合、Amazon JapanもしくはPayPal経由で投げ銭いただけると励みになります。
応援よろしくお願いします。