アメリカ発ーマカベェの米株取引

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【ジム・クレイマー】セカンド・チャンス・マーケットを活かすんや!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの5/4のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

株式が互いに話ができるとしたら、やめて、私を売らないで、とか、自分を持っとけばどんどん上がるよ、とかわいわい言っとることやろう。なぜならわいらは今、わいが今まで見てきた中でも素晴らしいセカンド・チャンス・マーケットにおるからや。例えば製薬会社の株を見てみようやないか。Merck (MRK)もBristol-Myers (BMY)もEli Lilly (LLY)も、決算の数字はひどいもんやった。わいが覚えとる中でも最悪と言ってええで。製薬会社というものはだいたい、アナリスト予想の数字からそんなに外れんもんなんや。皆が彼らがどのようにやっとるか知っとるわけやから。そういうこともあって余計に、今回の決算の数字の悪さはショックをもたらしたんや。もっと悪いことには、業績の悪さは、景気が悪化した時に良くなるはずの指標となる薬の売れ行きの悪さから来とったんや。いい決算の数字を出すことができた唯一といっていい製薬会社がAbbVie (ABBV)や。救世主は何やったかと言うと、ボトックスや。AbbVieが何で大枚をはたいてAllerganを買ったのか、わいはわかっとったで。

 

しかし今回の決算で分かったことは、薬が予想されたほど消費されてないということや。去年の1Qに比べると、ぐっと消費量が減っとって、それはパンデミックのせいなんや。やからYear over Yearの比較は醜くならざるをえないんや。COVIDが怖くて病院に行きたくなかったのは理解できるんやが、ガンの薬は消費量が減っててボトックスは増えてるのはなんでなんかと思うけどな。まあでも今回の業績の悪さも、配当が素晴らしい会社の資金力を痛めてはないんや。Eli Lillyを見てみようやないか。

 

Eli Lillyはここのところ最もパフォーマンスが悪い株の一つや。実にひどいもんや。わいが番組に来てもらった時は株価は$200台やったで。そして魅力的なアルツハイマー薬のストーリーを聞いて実に魅力的に思えたんや。やけどそれからというもの、アルツハイマー薬の臨床試験の結果が思ったより素晴らしくなかったことで、$180台前半まで株価が下がったんや。$180台後半まで株価が回復したところで、今回の決算で株価が逆戻りや。まあやけど、この機ア社は50億ドルの自社株買いを発表して、やから株価のベースは作られたとみとるで。そして実はわいは、アルツハイマー薬を信じとるんや。長期的な作用はあると思っとるんや。勝者になるかもしれんと思っとるんや。大勝利の可能性があると思っとるんや。前の株価の下落はプレゼンが悪かったんや。わいやったらもっと上手にプレゼンしとったで。

 

セカンド・チャンスというコンセプトに戻ろうやないか。わいのファンドはEli Lillyの株を持っとるんやが、わいはこの株が今下がったところは、マーケット全体に比して、リアルバリューがあると思っとるんや。Eli Lilly自身のバリューもそうなんやが、マーケットの性質を見て、その全体像の中でのバリューや。過去にも株価の下落どころが買いの好機だったことは何度も繰り返し見られたんや。例えばWaste Management (WM)や。二つ前の決算まではそこそこの決算で、$110台の株価やったころはマーケットから好かれてなかったのに、そこからストレードに上がって今$140台や。United Parcel (UPS)もや。$160台の時は嫌われとって、$210台の今は好かれとる。L Brands (LB)は$36で死んだとあきらめられて、$67で愛されとる。PepsiCo (PEP)は$120台で嫌われとって、$140台で好かれとる。そういうことを考えるとClorox (CLX)がどうなるのか見ものやで。月曜日にアナリストからBuyからSellへの二段階の格下げがあって、嫌われとるフェーズや。

 

こういう好かれたり嫌われたり、下落したところから一転上がっていくことはなんで起こるんや?ことはシンプルでアナリストがパワフルなんや。彼らが株をダウングレードしたら株価は下がるんや。目標株価の引き下げも株価が下がる要因になるんや。やけどそれとは別に、いろいろな状況を見ていったときに、株価が「自分はまだ終わっていないよ」と叫んどる時があるんや。株価がカムバックするのはほとんど確実と思えるような時もあるんや。セカンド・チャンス・マーケットを利用していこうやないか。

 

 

時間軸が長期だとセカンド・チャンスを用心深く狙うのはいいですよね。

 

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