アメリカ発ーマカベェの米株取引

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【ジム・クレイマー】ようやくニューヨーク証券取引所に戻ってきたで!トレーディングフロアで改めて感じた株式市場!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの6/7のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今日は夢のような日や。ダウンタウンに戻ってきたんや。朝のSquawk on the Streetという番組は、Carl QuintanillaとDavid Faberとニューヨーク証券取引所のフロアからやっとったんやが、去年の三月のパンデミックでいきなり三人別々のところからの中継になってしもうとったんや。その時以来、ついに今日はNYSEのフロアに三人がそろい踏みすることができたんや。これはリオープニングの象徴的な出来事や。皆オフィスに仕事に戻ろうとしとる、その象徴なんや。しかし今日の株式市場は冴えなかったで。ダウは-0.36%、SP500は-0.08%、ナスダックは+0.49%やった。冴えんかったのはイエレン財務長官が週末に、金利の上昇は悪いものではないという趣旨の発言をしたからや。

 

しかし今日という日はわいにとってはウォール街に戻ってきた三回目や。一回目は40年前にゴールドマンサックスにいた時や。二回目はあの伝説的なMark Hainesが亡くなってわいがSquawk on the Streetで働き始めた時や。今朝CarlとDavidと近くで座って番組をやったら違和感があったんやが、やけどついに帰ってきたなと思ったんや。さて、株式市場やが、昔からそうやったように、今もエキサイトメントが続いておる。まずはAMCとかGameStopや。これらの株は勝ち続けておる。これらの会社はこの株価も上昇を利用してバランスシートを改善して、オフェンスに転じるやろう。GameStopが具体的にどのような将来のプランを持っとるかはわからん。GameStopの決算発表は水曜日にあるから、そこでの発表を注目しようやないか。

 

AMCに関しては最もパワフルな映画館チェーンになりたいんや。AMCのCEOのAdam Aronは、世界で二番目に大きいスキーリゾート会社のVail ResortsのCEOやNorwegian CruiseのCEOを歴任してきとるんや。Philadelphia 76ersの共同オーナーにもなって、過去にはCEOもやっとったんや。ホスピタリティー産業での実績がものすごいんや。AMCのこれからが楽しみというものや。

 

さて、今日株価が冴えんかったのは週末のイエレン発言が原因や。バイデン大統領が掲げる総額4兆ドル規模の歳出計画について、来年にかけてもインフレ高進が続く状態を招き、結果として金利上昇につながったとしても、米国にとって好ましいものであり、推進すべきだと語ったんや。このことでいわゆる”hit bids”があらゆるところでおこったんや。投資家が買い手のbid価格より低くても売りたいという状態のことや。

 

例えばNucorを見てみようやないか。我が国で最も大きなスティールメーカーや。SP500の中で今年二番目に大きく上がっとる銘柄やが、今日はクラッシュしたんや。金利の上昇がおこるとしたら、Nucorのビジネスはクールダウンして、スティール価格の高さが維持されんかったりするかもしれんという懸念が抱かれたからや。インフラストラクチャーを除く全てのスティールをつかうものは金利上昇に打撃をうけるんや。工事や車のローンがもっと高くなるわけやから。やけどNucorはCornerstone Building Brands Incの絶縁金属パネルビジネスを買うことを発表したりしてビジネスを強化しとる。素晴らしいと思うで。普通の日やったら株価は上がっとってもおかしくなかったんやが、今日はそうはいかんかった。売り手が買い手を圧倒して、bidsを押し下げて、先週の$110から下がって今日の底値は$105.6まで下がったんや。わいにとってはこれは素晴らしい買いの好機や。Nucorは今後複数年にわたってええビジネスをやるというポジティブなサイクルにおるんや。わいのファンドはNucorをちょっと買ったで。また下がってくれば買い増す好機というものや。

 

もちろんどこでも売り手が買い手を圧倒しとったわけやないで。Eli Lillyにおいては買い手が売り手を圧倒したんや。Biogenがアルツハイマー薬のFDA承認で株価が爆騰して、イーライリリーのアルツハイマー薬の方の見通しにも楽観が広がったんや。ここでは買い手は、売り手が売りたい価格よりずっと高い値段でもええから買いたいということがおこったんや。そしてこういう、買い手が売り手を圧倒したり、売り手が買い手を圧倒したり、そういう状況や、IPOで株価が大きく動く時など、実際のNYSEのフロアで行われとったことというのはとてもフェアなビジネスやったんや。今は主に電子的に取引されとるわけやが、今日久しぶりにNYSEのフロアに来てそのことがノスタルジックに思い出されたんや。もしあなたたちもNYSEに訪れる機会があれば、是非実際にどのようなことになっているのかを見てほしいんや。

 

ということでトレーディングフロアーに来て改めて思うことやが、株式市場って言うのは株式のマーケットなんや。スーパーマーケットで物が売られとるように、株式が取引されとるんや。やけどスーパーとの違いは、caveat emptorやということや。買い主の危険負担なんや。やけど当然悪いことだけやないで。例えば映画館に映画を見に行って儲けれるやつはおらんのや。やけどAMC株を買えば儲けれるかもしれんのや。

 

 

リオープニングですね。

 

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