アメリカ発ーマカベェの米株取引

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【ジム・クレイマー】先週末に株価を下落させた人工的なパワーが消えた!?これが株式市場。。【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの6/21のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

株価が上がっとるやないか!それじゃあ買い手は昨日どこにいっとったんや!?なんでいきなり今日買い手が現れるんや!?ダウは+1.76%、SP500は+1.40%、そしてナスダックは+0.79%や。先週の金曜日は大きな下落があったばかりや。引けにかけてどんどん下がっていって、どうしたんやという感じやった。Caterpillarとかもがくんと下がったのに今日は2%以上も上がっとる。西海岸の港湾混雑はひどいもんや。それが週末をはさんで解決したとでもいうのか?否や。状況は何も変わってないんや。Home Depotも先週はがくんと下がったやろ。家のものにもうあまりお金を使わんのやないかと皆思ったんや。そして週末をはさんで何か変わったか?何も変わってないのに今日は+1.65%も上がっとる。

 

実際週末をはさんで何も変わってないんや。何にもや。Nothingや。株価以外は何も変わってないんや。わいは時々言うことやが、買い手も売り手も愚か者や。やけどわいらはとにかく株価が動いた理由を探さなあかん。時に「探す」というのは違って「発明する」という感じになるんや。ただ後付けの理由をことが終わった後にぐだぐだ述べる輩のなんと多いことか。やけどそれらは理由を作っとる場合が多いんや。なぜならばしばしば、株価の動きの背後には明らかな理由なんかないからや。先週末と今日の動きなんかまさにその典型や。ただただ人工的な動きや。

 

人工的な動きとは何かというと、例えば金曜日にはいくつかのプログラムがあったんや。例えばREITからの大きな下落圧力があったりしたんやが、わいらはなんでそんなことになるのか、どのようにそれが起こったのか、そういうことはよっぽどの直接的な当事者じゃない限りわからんのや。そしてそういうことに加えてセントルイス連銀のブラード総裁の、2022年にも利上げすべきやという発言もあったんや。これが大きかったんや。やけどそこが買いの好機やったんや。今から思えばな。後付けや。こういうごたごたはいろんなところから起こり得る。例えばもうちょっとでラッセル1000とか2000の構成銘柄入替の発表があるで。今週の金曜日や。これで株価が上に行くか下に行くかはわからんが、わいは下方向やと思うで。そして株価が下がったら買いの好機かもしれん。こういう時に大きな機関投資家がどのような行動をとるか。先週の金曜日みたいに株価が下がるかもしれんくて、それはええか悪いかとかいう問題やない。フェアなのか正しいのかという問題でもない。それがマーケットの性質なんや。

 

株価っていうのは時には理由もなく、メカニカルに動くものなんや。ファンダメンタルズに基づいて動くとは限らんのや。わいらにできることは何かというと、どの情報も鵜呑みにはせず、注意深くいくことや。先週の金曜日のような日があるんや。そして下落したからと言って特に決定的なことは起きてないことも多いんや。金曜日には債券金利は下落したが、いろいろな説明をするやつがおって、例えばCOVIDのデルタ変異株の脅威が止めれないんじゃないかとか、ワクチンをうってもデルタには感染するとか、ワクチンを打っていない子供から再度広がってパンデミックになることも不可能じゃないとか、いろいろ言われたりもしたが、全部馬鹿げとるで。わいらはもう国民の半分はワクチンを打っとるわけやから。7/4までに70%を目指しとるわけやから。

 

他には何がある?インフレは警戒せなあかんが、パウエルとブラードがいい警官役と悪い警官役をしとることは言った通りや。わいは中国との関係はだんだん悪くなっとると思うから、これも債券への逃避を促したで。石油価格は上がっとって、ええサインやないで。まあこういういろいろな説明があって、それらのいくつかは納得のいくように思うものもあるかもしれん。やけど例えば今日なんかは石油価格が上昇を続けたけど、誰も気にしてなくて、しかも株価は上がったやないか。先週の金曜日と今日の債券金利の動きとか見ると、債券の動きも理由があるものばかりとは限らんのや。

 

ということで、わいらはどの動きがフェイクで、どの動きについていくべきなのかを見極めんとあかん。先週の金曜日の動きか?今日の動きか?今日の動きが全面的に正しいとも言えんを思うんや。全体を見てどっちかという思考法よりは、やっぱりここはハイクオリティーな株を買うということに集中する時やと思うんや。リオープニング株とか旅行株とかな。ChevronとかPioneerとかの石油株もええかもしれん。もしくはAdobeのような素晴らしい決算を出したばかりの企業もええかもしれん。先週番組で素晴らしいストーリーを聞くことができたGapなんかもええかもしれん。もしくは高値からだいぶ下がっているHome Depotを拾うのもええかもしれん。今日は上がったけど6週間前と比べるとまだまだ大きく下がっとるからな。もしくは最近大きく下がったUPSとかな。Carol Tomeは素晴らしいことをしとるんやで。あとは先週Mad Moneyで素晴らしい話を聞くことができたAmerican Expressや。スモールビジネスを助ける会社なんや。わいはメキシカンレストランをやっとるからな。こういうことには敏感やで。American Expressはこのリオープニングでスモールビジネスのブームは予想以上になると見とって、そこへ参入する気まんまんなんや。American Express、どうやったら買わないという結論になる?買うしかないやろ。AMDはどうや?大きく下がったHoneywellはどうや?Lockheed Martinはどうや?Squak on the Streetで素晴らしいストーリーを語っとったで。

 

結論やが、金曜日に下落したマーケットは月曜日に上がった。明日の火曜日は皆、勝者の株に注目するやろう。敗者やないで。上がっとる勝者株や。皆金曜日に株価を下落させた人工的な要因やパワーなんかなかったようにふるまっとる。そういうものは消えてしまったかのようや。そうじゃなければ今日こんなに上がるはずないやろ?

 

 

まさか上がるとは。。

 

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