アメリカ発ーマカベェの米株取引

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【ジム・クレイマー】全体像がポジティブなら、一時的な下落を生かすのも可能なんや!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの7/12のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

朝四時におきてニュースに接するとええで。どれほど多くのマーケットに関わる重要なニュースがあるか。わいはトレードや投資をやる人には皆やってほしいで。わいみたいな人間じゃなければそういうルーティンを作るのは嫌いかもしれんが、やけど株価がどのようにドラマティックに形成されるかがわかるんや。この月曜日はそういう典型的な日やったんや。商いが薄いような株を信じるのがどれほど愚かか。権威とか真正さが司るメディアの報道がどの程度影響するのか。ダウの先物を見とったら今朝は悪い日になるかもしれんと思ったやろ?ひどい日になるかもしれんと思ったやろ?100ポイント以上も下がっとったわけやから。やけど今日株式市場はどうやった?ダウは+0.36%、SP500は+0.35%、ナスダックは+0.21%と、上昇の日になったんや。

 

じゃあなんで先物は下がっとったんや?わいは多くのことを聞いたで。COVIDデルタ株の恐怖、決算への警戒、多くのダウングレード、Virgin Galactic (SPCE)の、Sir Richard Bransonの試験飛行成功のニュース後も株価が上がらなかったこと。いろいろあるが、やっぱりCOVID感染者数の増加、死者数じゃないで、感染者数やで、その増加が大きな犯人やと思ったで。

 

やけどそういう先物の下げは今日のマーケットを占うには役立たずやったんや。大きな会社はこの先物の雰囲気に付き合わんかったんや。彼らは彼ら自身の運命を自分で決めることができるんや。先物の下落に引っ張られんかったんや。なんでそんなことが可能なのかというと、株式はただの紙切れではあるが、その背後には人間がおるからや。めちゃめちゃ賢い人たちがリアルなビジネスをしとるからや。ということで、例えば今日の下げがどれほど魅力的な買いの機会だったのか、その様子を読めれば儲けることができるのか、見ていこうやないか。

 

まず大事なのは全体像なんや。これが大切なんや。大局観や。これなしに株を買うことはできんのや。わいが見る全体像はポジティブなんや。確かに醜いインフレの過熱があるが、わいは、Fedが考えるみたいにインフレは一時的やと思っとるし、たぶん明日のCPIの数字は強くて、おいおいジムクレイマー、何を言っとるんだという人もでてくるかもしれんが、例えば木材価格を見てみ。今日も5%以上下がっとるんや。あとは決算は概ね好調なんやないかと思っとる。雇用は強くなっとって、ここ数週間散見された決算もポジティブなものが多かった。あなたはもしかしたら自分ととらえ方が違うかもしれんが、もしあなたがわいと同じ全体像を持っとるなら、巣立って儲けをとりにいこうやないか。先物の下落を利用して儲けを取りに行くんや。今日のようなケースが生きた教材やで。

 

この週末、わいとワイフのLisaは$30払ってBlack Widowというめちゃめちゃ素晴らしい映画を見たんや。Scarlett Johanssonのやつや。率直に言ってわいは疑がっとったんや。そんなん面白いかと思っとったんや。わいはMarvelよりも半導体のMarvell Technologies (MRVL)の好きな男や。やけどLisaは、映画が始まる直前にコカ・コーラ・ゼロとハーシーズのチョコレートとラーメンをデリバリーしようといってわいを誘ったんや。わいらはその映画をわいの家のリビングルームの大きなTVのスクリーンでソファーに座ってみたんや。そしたらめちゃめちゃ面白かったんや。これ以上ないというほどの夕食時を過ごせたんや。

 

この映画を見た後、わいは改めてDisney (DIS)は買いやと思ったんや。Black Widowが8000万ドル儲かったというニュースが出たけどそのせいでもなく買いやと思ったんや。ちなみにそのうちの6000万ドルはDisney +からで、Disney +は新作を見る素晴らしい方法になっとるんや。DISは市場があいたときは先物の下落に引っ張られて$177まで下がったんやが、そこが買い場やったんや。そのあと大きく上がったで。今日一日で4%もの上がりをとることができたんやで。ESPNの価格を上げるというニュースも影響なかったんやで。

 

次の株はAmerican Express (AXP)や。以前番組で何回も言うとる通り、わいはのCEOのStephen Squeriとわいのブルックリンのレストランバーで話して以来、この株は持つべき株なんや。今朝この株は一つではなく二つも目標株価の引き上げがあったんや。先週はGSの大きなアップグレードがあったし、わいはそれでますますこれは買いやと思ったんや。この株が寄りで、先物に引っ張られて下げたのをバカみたいだと思ったら、そこで買いに入らんとあかんのや。そしたらほとんどすぐ報われたんやで。下落のところは何というええ買いの好機やったことやろうか。

 

銀行はどうや?銀行株はパニックだったんや。ジューシーやったで。ダウにはJP Morgan (JPM)とGoldman Sachs (GS)という二つの銀行株が入っとって、入りたければデートレードだったんや。決算ばくちをしたくないからな。ばくち要素が強くて、歴史的にも決算後下がることが多いんや。GSは$4下がってすぐ$12上がったんや。上がったところで売るとよかったんや。JPMは$2下がってそこが買い場やったんや。そのあとすく$5上がったんやがそこが売り場や。商いの薄い先物が惑わされた株価を逆手にとるというわけや。

 

他の明らかなやつを見ていこうやないか。アップグレードがあったChevron (CVX)は上がったし、中国の落ち着きでショートポジションが解消されておるNike (NKE)も上がったんや。こういう買いの好機を目の当りにしたら、先物の下がりは少なくとも今は小さな事やったというのがわかるやろう。先物と逆に行くというパターンはここ何か月も見られたんや。毎回それにつられる人がおるんやが、それを好機ととらえる勇気を持ってほしいと思っとるんや。

 

勇気を持って下がったところを買うとワークする、なんでそんなことがワークするかというと、それはやっぱりわいの全体像の見方にあるんや。わいはいつもAAPのメンバーに言っとることやが、少なくとも今後半年の全体像を持つようにするのがええんや。まずでビーチから12マイル先を、水平線に消える前に見るのと同じような感じや。もしあなたの全体像が中立が、もしくはネガティブやったら、先物が下がっとるからといってそこを買ったらあかん。株価が上がらずに損するのが落ちやからや。

 

ということでわいの全体像はポジティブなんや。Bullishなんや。なんでかっていうのを言っていくで。まず第一に、ホワイトハウスからいくつものアンチ・ビジネス的な動きが出とるが、それに対して議会は鈍いと思うからや。例えば先週鉄道関係の価格設定の競争を促す大統領令の報道が出たとき、鼻をつまんで買うのは良かったんや。Norfolk Southernなんかそれですぐ$10の上がりは取れたで。これはまだ序の口でこれからまだまだ似たようなものが出てくるかもしれんが、わいは共和党は簡単には労働力にやさしい、資本に厳しい政策をヘルプはせんと思うで。だからこういう買いの好機を虎視眈々と狙っていくんや。

 

第二に、わいはやっぱりFedがインフレは一時的やと言っとることは正しいと思っとるからや。すでに多くのコモディティーは二か月前にピークをつけとる。まだまだ需要の崩壊はおこっとる。正しいFedはあなたの友達や。第三に、株式市場に流れ込んどるお金の量はまだピークの兆しを見せてないことや。債券はこのレベルではあなたを儲けさすことはできんのや。そして最後に、決算の数字はかなりええんやないかと思っとるからや。多くの会社のボトムラインがインフレで痛んどるから、それほど良くない会社もあるやろうが、そしていよいよ始まる銀行の決算はトレーディング収入の問題等でどうなるかわからんが、やけどわいはええ決算が多く発表されると思うで。アップグレードや目標株価の引き上げが多くあると思うで。その場合は、もっとったらホールドやし、もってなかったら買いや。

 

もしあなたがわいと全体像を共有するなら、今日の朝の先物の下落のような動きは、狙っとる株をトレードまたは投資する好機になるで。一時の下落をとらえられたら、そのトレードには大きな追い風になって、それが大きな魚をとらえるベストな道なんや。でも一時に全資金を投入するんやないで。

 

 

今日は株価が上がって良かったです。

 

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