こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの9/10のMad Moneyはどうだったでしょうか。
世界の二大リーダーが90分間の電話会談をしたんや。その会談がどうだったのか詳しいことはわからぬまま、いくつかのテクノロジー株、特に半導体とかのハードウェア系が上がっとったりする。やけど中国とアメリカの緊張関係は高まっとる。電話会談は何かを祝うためのものであるはずがないやろ?ということもあって株価は今日下がったんやで。ダウは-0.78%、SP500は-0.77%、ナスダックは-0.87%や。ナスダックの下がりはアップルの下落に大きな関係があるで。
下落の日にも関わらずテクノロジーハードウェア会社の株は持ちこたえて上がったんや。特に半導体会社やな。今まで中国とアメリカの緊張関係でやられてきた反動かもしれんな。やけどそれもアップルは別やけどな。わいはこのテクノロジー株の上がりにどう思うかって?わいは懐疑的やで。中国とアメリカの関係が良くなるという楽観にわいは与しないで。トランプ大統領時代のことを覚えとるか?中国とアメリカの関係が良好になるんやないかと期待した時はいつも裏切られたやろ。多くの人が、バイデン大統領になったら中国との関係が良くなると思っとったんや。わいはどうやってアメリカと中国が仲直りする方法があるのか、思いつかんで。特に中国政府がオールドスクールなコミュニズムをプッシュする限りはな。やけどだからといって一時的に状況が良好になる可能性が無いというわけでもないで。もし注目の衝突可能性がある台湾のことを議題に挙げなければ、半導体業界も不安定にならんし、それがもしかしたら今朝おきたことなのかもしれんな。Taiwan semiに世界は頼っとるわけやから。
この中国との会談によるテクノロジー株の上がりはこのまま続くのか?誰もわからんと思うで。わいらはフォローアップを何も聞かされてないんやから。中国とアメリカの関係が良くなったらBoeingの株とかは上がるはずやが、なぜなら中国が飛行機を注文するやろうからやが、今日BAは上がってないで。上がってないどころか下がっとるで。中国は飛行機が必要でBoeingはそれを持っとるんやがな。ということで来週のゲームプランを見ていこうやないか。
さて、月曜日やが、今日のテクノロジー株のラリーは続くのか。FAANGとかもハードウェア会社の上がりに続くのか。それはわからんが、わいは9月の下落基調はそう簡単に終わらんと思うで。だからテクノロジー株のラリーはバツや。さて、今日はアップルがひどく下落したよな。-3.31%や。これの原因は今日、エピックの反トラスト訴訟での判事命令が出たからや。アップルはアプリの開発業者が購入者をアップストア外の課金システムに誘導するのを認めるよう、連邦地裁に命じられたんや。もしこれが認められたらアップルのアップストアの収益性が大きく損なわれる可能性があるんや。だってユーザーはアップストア以外で買い物をするようになって外に流れていくやろうからな。アップストアのマージンは巨大や。やけどエピックゲームズの要求を判事は全部やないけど認めたんや。これは複雑な事柄や。人によってはそれほどアップルに対しても悪くないという人もおるし、アップルは独占的ではないという判断のところはアップルが勝った部分や。やけどカリフォルニア州のunfair competition lawを破っとると判断されたことはアップルの大きな負けの部分や。わいは実際これがどういう影響を与えるのかわからんで。わいがロースクールに行っていた時からずいぶん時間がたっとるからな。やけど重要なのは株価が下がって、アップルの売り上げが削られる可能性があるというネガティブニュースが出たということや。こういう機をとらえてトレードすることはできるやろう。やけどわいはこれを材料にトレードする人は負けると思うで。わいはこういうことに関らず、アップル株は持っておくべきやと思うで。いつも言っとるやろ。Own it. Don't trade it. や。まあでも誰も頭に銃を突き付けられながらアップストアで買い物をしとるわけやないからな。今回のことは、サードパーティーのアプリ開発業者にとってはええことや。今後のアップルの売り上げの推移を注視していこうやないか。もしかしたら今日の下落でじゅんぶんな罰になっとるかもしれんしな。
月曜日は更に今週のバイデン大統領によるワクチン接種の強烈なプッシュへの反動がどうなるか注視していこうやないか。ワクチン接種率の増加が止まっとることに業をにやした大統領が、約1億人に対してワクチン接種や定期検査を義務付ける“新アクション・プラン”を発表したよな。従業員が100人以上の企業や政府関連の組織はワクチン接種するか、もしくは週ごとに検査が必要になったんや。約1700万人いると言われとる医療従事者はワクチン接種が必須で、連邦政府の仕事を請け負っている建設業者もそうなんや。わいがいつも言っとるからあなたもわいの意見は知っとるやろ。わいはこのプランに賛成や。やけどこれに強烈に反対する人も多い。市民の権利の侵害やと言うてな。
さて、政治的なこと以外にはこの週は静かな週になるで。月曜日はPalo Altoのアナリストミーティングがあるで。長期でわいがこの会社を応援しとることは知っとるやろ。おそらく新製品を発表するやろうな。それによってマーケットシェアをキープし続けるやろう。サイバーセキュリティーは今この時にわいのお気に入りのセクターの一つや。お気に入りと言えば金融の自由化セクターもそうや。Affirmは今日34%も上がったやろ。昨夜のMax Levtcinの話を聞いたか?確かに今日の上がりは凄かったが、これででもAffirmはフィンテック会社としてSQとかPYPLとかの仲間入りした感があるで。
Zoom Videoはどうや?株価は下がりすぎじゃないんか?わいはこの株は持っとくのに興味深いケースやと思うで。月曜日はZoomtopia conferenceがあるからな。Zoomはここで新製品や新しい買収を発表して、まだまだアグレッシブに成長できるということをわいらに見せる必要があるで。もしそれができんかったらここ数日の戻り基調が無しになってしまうやろう。月曜日の引け後は更にOracleの決算発表があるで。Oracle株はここまで本当に素晴らしい上がりを見せとるんや。今年38%も上がっとるんや。会社自体の成長具合よりも株価がより早く上がっとると思うが結果を見てみようやないか。
さて火曜日やが、Crocsが今年130%も上がっとることを知っとったか?めちゃめちゃ上がっとるで。やけどこの会社は決算で数字をビートし続けとるんや。なんでそんなことができるかを、この日のアナリストミーティングで聞いてみようやないか。ガイダンスの引き上げがあるかもしれんで。水曜日はCicsoのアナリストミーティングや。モルガンスタンレーのアナリストが昨日この株をダウングレードしたが、この前の決算のオーダーの数字を見ても、ダウングレードは理に適っとるか疑問に思うで。Bullが勝つかもしれんと思うで。
木曜日はYom Kippurや。ユダヤ教の一番大事な休日や。伝統的に会社とかアナリストとかはこの日は静かにしとるんやが、やけど政府はリテール売り上げのデータを発表するで。COVIDの影響がどれぐらいでとるか、そしてでとったらAmazon株を買えばええで。実店舗型のリテール売り上げがひどかったらこうすればええというデフォルトの動きや。
金曜日はミシガン大学の消費者信頼感指数の発表があるで。COVIDの再びの感染者数の増加で景況感は悪化しとるかもしれんで。先月の数字はパンデミック以来最悪やったやけやが、それよりも悪いんかどうかや。数字を注視しようやないか。さて、金曜日はわいは更に妻のリサと一緒にManchester Unitedのカンファレンスコールを聞くで。Ted LassoがApple TV+で人気やしな。サッカーは皆の注目を大きく集めておるが、未だにサッカーチームやプレミアリーグとかに投資をするええ方法がないで。クリスティアーノロナウドが加入したというのに。
まあ今は九月やから、来週も株価は、今日の午前中のように上がるというよりは、今日の午後のような下落基調なんやないかと思うで。わいは皆を憂鬱にさせたいわけではないんやが、今日午前中に好調なんかと思われる時もあったが、そういうのに簡単にトラップされずに、わいがこのところ言い続けとるように、もしかしたらもっと大きな下落が来ることも予想しておこうやないか。
下落基調が変わってほしいですね。
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