アメリカ発ーマカベェの米株取引

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【ジム・クレイマー】今週のゲームプラン!嵐の前の静けさ!?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの9/24のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今日はダウは+0.10%、SP500は+0.15%、そしてナスダックは-0.03%やったな。さて、中国について語ってみようやないか。ここのところ話題にしとるが、中国恒大集団の問題や。3000億ドル以上もの巨大な債務があるんや。そして利子が支払えずにデフォルトするかもしれんのや。中国全体だけじゃなくてわいらにも影響があるかもしれん。中国の空軍は台湾の領空侵犯を繰り返しとる。台湾にはわいらの半導体の供給に最も重要な役割を果たしとる会社がある。Taiwan Semiや。そしてアップルは中国でバカ売れしとる。更には中国は昨夜、仮想通貨の決済とかその関連サービスを全面的に禁止すると発表したんや。仮想通貨を持っとる人は冷や水を浴びせられたで。

 

さて、今言ったようなことはそれぞれ別の問題や。中国恒大集団の問題については、やっぱり破綻したらグローバルエコノミーにどのような影響があるのかが心配やで。中国政府は全面的な救済はしないということやからな。小さな地方銀行とかは救うらしいけどな。やけど中国恒大集団をここまでの崖っぷちに追い込んだお金持ちの経営陣とかは罰せられるやろう。中国恒大集団は巨大や。グローバルエコノミーにダメージを与え得るんや。

 

ホワイトハウスは昨日メガテクノロジー会社と半導体不足についてミーティングを開いて話したで。その裏には、今どれだけ中国が台湾を欲しとるかという警戒感があるで。半導体業界にとってはこれは大問題で、軍事的な問題でもあるわけや。こういう脅威があった上での昨日の仮想通貨の禁止の発表やからな。多くの人が、これは心配せんでええと言うとる。むしろこのことはビットコインにとって良いことだという人も多くおる。やけどわいは心配しとるで。仮想通貨というのは政府による支配とかを超えた存在やなかったんか?

 

わいはおそらく他の多くの人よりずっと前から中国には警戒感を抱いとるんや。わいはほとんどのアメリカ人は、中国と言うのは民主主義国じゃない、全く別の体制の国だということを強く認識できてないと思うで。中国は民主主義に興味を示したことなんかないんや。共産党の一党独裁なんや。40年にわたって共産党はビジネス・フレンドリーやった。投資をどんどんよびこむためにもそれは重要やったんや。やけど今中国は十分豊かになったんや。やから独裁体制は何でもやりたいことができるんや。下手したらもう投資マネーを強く呼び込まんでもええんや。それは仮想通貨にとってはバッドニュースやで。中国政府がなぜ仮想通貨を嫌うか。それは彼らが、誰がどれぐらいお金を持っていて、誰がお金を持っていないのか、把握したいからや。誰が金持ちで誰がそうじゃないのか、知りたいからや。知らない間に金持ちが生まれることはあってはならんのや。単純にその理由が強いんや。共産党は国民の全てのデータを集めたいんや。

 

仮想通貨は彼らがつかめない秘密になってしまうからな。共産党は秘密を嫌うんや。仮想通貨の業界を何とかして取り締まろうとしても不可能やろ?だから中国政府は、中国国民の行動を制限するという方法をとったんや。わいはこれで今まで仮想通貨を取引してた人達とかが中国からは消えると思うで。もしかしたら仮想通貨を使い続ける中国人もおるかもしれんが、リスクリワードがめちゃめちゃ変わったんや。わいは仮想通貨が嫌いなわけでは無いで。わいはイーサリアムをたんまり持っとるからな。やけどわいが言っとるのは、仮想通貨にとってはネガティブやということや。わいはバカやないで。わいは物も見える。わいはやっぱりこのニュースは仮想通貨にとって悪いと思うで。仮想通貨の価値は昨日の発表で下がったと思うで。ということで来週のゲームプランにいってみようやないか。

 

月曜日やが、引き続き中国恒大集団の問題を注視しようやないか。8300万ドルの金利の支払いが木曜に迫っとったりするんや。わいは中国政府は、経営陣を含めた大株主が消えるのを確認すると思うで。経営陣はラッキーやったら再教育システム行きや。中国が何千人もホワイトカラーを処刑したのは大分前のことや。やから今の経営陣は大丈夫やと信じたいが、北京は最近大きく変わって来とる。中国政府の新しい敵は何なのかも注目しようやないか。ここのところお金持ちが次々と狙われとる。毎日政府にとって新しい敵として標的が増えとるんや。彼らは富を許さんのや。

 

さて、火曜日やが、Micronの決算発表があるで。わいらは長い間、半導体不足についていろいろ言うてきたが、それぞれ違う種類の半導体がどうなのかについてちゃんと議論をしてこんかったで。めちゃめちゃ多くのデバイスに入っとるベーシックな半導体はMicronで作られとるんや。JPMorganのアナリストとか、三つの投資会社が失望の決算になると警告を出したが、これによって出鼻はくじかれたようになっとる。Fedexのように決算後株価が下がるようなことも言われとるが、わいの見立てとしては、まあまず決算発表まで何もせずに待ってみようやないか。Micronはハイ・エンドな半導体会社とはほとんど関係ないから、もしMicronの決算で半導体業界全体が下がるようなことがあれが、そういうハイ・エンドなところは拾っていけるかもしれんで。ハイ・エンド半導体と言えばすなわちNvidiaとAMDや。

 

火曜日は更にThor Industriesの決算発表があるで。RV車のメーカーや。パンデミック以来多くのお金を儲けてきたんや。アウトドアとかキャンピングが、COVID時代に最も安全なバケーションの過ごし方やったからな。わいがこの会社をずっと好きなのは知っとるやろ?やけどわいは今回ここでは買い手にはまわらんで。ビジネスサイクル的にどうなのかなと思っとるのと、後はCOVIDがおさまってきたら皆普通に遊べるやないかと思ってアウトドア株が売られる可能性もあるからな。例えばThorの決算が良くても、アナリストは、今回がいい数字を出す最後の決算なんやないか、と、将来性も鑑みて渋い感じになる可能性があるで。

 

水曜日は中小企業がどれぐらい良くやっとるのかのええ指標になる、Cintasの決算発表があるで。巨大なユニフォーム会社や。あとはMillarKnollの決算発表もあるで。これはオフィスチェアのメーカーで、Harman Millarとして知られとった会社や。わいは両方の会社ともええ決算を発表すると思うで。わいは両方とも大好きやで。

 

木曜日はまずBed Bath &Beyondの決算発表があるで。この会社の旗艦店がマンハッタンにオープンするんやが、わいはそこに行ったんやが、衝撃をうけたで。めちゃめちゃ美しくて、しかもテクノロジー的に素晴らしい店やったんや。もしかしたらBBBYの決算はめちゃめちゃええ数字ではないかもしれんが、昔は化石のようだったこのブランドが新しい店によって皆の印象をがらっと変える可能性があると思うで。わいは商品の値段も、その商品も、経営陣も皆好きやで。わいはこの株を上に行くかもしれんと思うで。もし決算後株価がやられたら、もしかしたらええ買いの好機かもしれんで。旗艦店のオープンが織り込まれてないかもしれんから、買いに入れるかもしれんで。

 

木曜日は更にCarmaxの決算発表があるで。半導体不足が続く限りは中古車市場は強くあり続けるで。ということはCarmaxはええ数字を発表するんやないかと思うで。やけどこの会社に限らずに、わいはAutoNationが好きやし、Lithiaも好きやし、Carvanaも好きや。もしあなたもそう思うんやったら決算の前にCarmaxを買ってもええと思うで。木曜日は更にPaychexの決算発表があるで。めちゃめちゃよく経営されとって安定しとる会社や。やけどこの会社は低く見られとる。なぜなら労働市場がいけてなかったりするからや。この会社は例えいい数字を出しても決算後売られる傾向があるから、決算後下がったら買っていくのはええ戦略かもしれんで。わいが言っとることが本当かどうか確かめたければチャートを見てみるとええで。

 

木曜日は更にMcCormickの決算発表があるで。スパイスメーカーや。もし経済が弱くなっとると思うんやったら、この株をちょっと買うのはええと思うで。やけどデルタ株がもしピークをつけとったら、まあピークをつけたかどうかはわからんわけやが、仮につけとったら、皆外食を増やすやろうから、この会社は自炊の分のビジネスを減らしてしまうかもしれん。だからわいは今はこの株は買わんで。好きなんやけどな。

 

金曜日はこの週を振り返る日にしようやないか。そして特にCOVIDがどのような影響を与えているかを注意深く見る日にしようやないか。ここ数週間、COVIDの新規感染者数とかが落ち着いて来とるように見えるんやが、わいらは集団免疫状態に近づいとるのかどうか。わいは感染者数の数字とかは減り続けていくと思っとるで。

 

金曜日はこの週を振り返る日にしようやないか。そして特にCOVIDがどのような影響を与えているかを注意深く見る日にしようやないか。COVIDの新規感染者数とかが落ち着いて来とるように見えてから二週間目や。わいらは集団免疫状態に近づいとるのかどうか。わいは感染者数の数字とかは減り続けていくと思っとるで。

 

ということで結論やが、心構えを準備するんや。来週を過ぎたら雇用統計の数字とかますますどんどん出てくる決算発表とかに市場は襲われるやろう。今週は下落からの上昇と言う、上がり下がりが激しい週になって、もしかしたら来週は大人しい週になるかもしれんが、それは嵐の前の静けさの週や。そしてその嵐は、中国問題がどうなるかによって、大きな嵐になるんや。

 

 

来週は大人しいのか。。

 

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