こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの10/1のMad Moneyはどうだったでしょうか。
今日はダウは+1.43%、SP500は+1.15%、そしてナスダックは+0.82%やったで。上昇の日になったんや。今日の株価の上がりはワシントンとせいじゃないで。決算のせいでもないで。サプライチェーン問題が解決したからでもないで。COVID関連のことや。COVIDの終わりが示唆されたんや。素晴らしい薬の話や。
MerckとRidgeback therapeuticsが共同開発しとるCOVID用の経口薬候補のモルヌピラビルが、COVIDの初期症状がある人に対して重症化や死ぬことを防ぐ効果があるということが臨床試験で確認されたんや。なんと入院・死亡リスクを50%も低下させることができるんや。臨床試験の結果がめちゃ良かったから、FDAは被験者の新規登録を中止したほどや。もしかしたら年内にもFDAに承認されるんやないかと言われとるんや。
わいは朝のSquake on the Streetの番組で、Ridgebackの人にインタビューしたんや。彼はエモリー大学の薬をライセンシングした人や。口から飲める薬で、症状が出た後で飲んで、そこからでもウイルスをやっつけれるんや。これはすごいで。MerckとRidgebackは今年1000万doseを作れるということや。だからMerckは今日8%以上も上がっとるわけや。だからマーケット全体も上がったわけや。このニュースはとても重要なものとして受け止められたんや。なぜならCOVIDがわいらの経済をクラッシュしとるわけやから。
わいらは1000万の失った労働者がおるんや。なぜかというとCOVIDを怖れて働きたくない人が多くおるからや。そしてそれを強く責めれようか。不幸にもこのこと失った労働者の数字についてははっきり語られることが多くないんやが、やけど例えばFedexの決算では、それはとてもタフな決算やったんやが、アメリカで実際何がおこりつつあるのかという一つのええ例が語られとったで。ハブの港で、労働者がフルキャパの場合の65%しかおらんと語られとったんや。彼らははっきりとCOVIDのせいだと言ったわけでは無かったんやが、他に何の理由がある?
こういうことがわいらがサプライチェーン問題とかをずっと聞かされとる大きな理由や。例えばFedexはハブの港がフルで機能してないから、そこを避けるためにいろいろな遠回りを強いられたりして、そういうことも輸送費の上昇につながっとるんや。こういう話は至るところで聞かれとるわけやが、こういうのは全部終わらせんとあかんのや。こういう状況でのMerckのニュースや。二つのメッセージがあると思うで。
一つ目は、旅行株とかレジャー株を買えということや。二つ目はサプライチェーン問題が大きく関わる全ての株、特に工業株、そういうのがええかもしれんということや。HoneywellとかBAとかGEとかな。もしそういう動きが正解ならそれはたった今はじまったばかりや。
わいはここのところずっと、九月の後半から十月の前半にかけて株式市場は下落すると言ってきたで。1998年からのシーズナルパターンがそうやからや。ラリーウィリアムズや。やけどMerckの薬はゲームチェンジャーになるんか?この薬のニュースでここから株式市場が上がりだすんか?10月のはじめのセルオフはないんか?それとも今日の上昇は一過性で、これにのったらひどい目に合うんか?10月の前半はやはり下落するんか?わいはこのことを今日ずっと考えとるんや。そしてもしかしたら、ちょっとずつ両方正解なんかもしれんと思っとるんや。いい面があるが、だからといって全ての悪い面を消せるほどではないということや。ということで来週のゲームプランを見ていこうやないか。
月曜日はペインフルなばかげた議会での争いに、しょうがないけど注目しようやないか。議会はインフラ投資法案を通そうとしとって、債務上限も引き上げようとしとるというか、撤廃しようとしとる。わいはわからんで。あなたもわいと同じぐらいの情報を持っとるやろ。実際何がおこるのか、わいらには何も手がかりがないで。もし議会が失敗したら株式市場はジェットコースターモードに逆戻りや。COVIDの薬ができようが、厳しくなるで。しかも、もし議会が、何か、小さいことでもええから何か合意できたとしても、それはそれとして決算に目が向いて、それはそれで市場にとって厳しくなるかもしれんけどな。
月曜日は更に映画Venomのボックスオフィスのチケットの数字が出るで。わいはこの映画はめちゃめちゃなヒットを飛ばすと思うで。もしかしたらCOVIDのパンデミック以来最高かもしれん。AMCのCEOのAdam Aronもそういっとった。ちなみにAMCは常にSpeculativeな目で見られながら今年大きく株価が上がっとるわけやが、Merckの薬のニュースは追い風になるで。ただ、映画ビジネスに賭けるベストな方法は、わいのファンドも持っとるんやが、Disney株を買うことや。
ちなみにわいはCNBC Investing Clubをローンチしたんや。これは長期的に株式投資で利益を求めて資産を築こうとする人たちのためのものや。投資のバーチャルスクールや。わいのファンドのポートフォリオとか売買とかもここでは言っていくで。興味があったら登録してくれや。Disneyに関してはわいのファンドは持っとるが、Merckのニュースがあったからますます買いやと思うで。わいはポストCOVID時代にはDisney株はもっともっと上にいくと思っとるからな。
火曜日の朝はPepsicoの決算発表があるで。わいはええ数字を発表すると思うが、輸送費とかサプライチェーン問題が心配やで。だからもしええ数字で株価が上がっても、そのラリーは短命な可能性があると思うで。勘違いせんでくれよ、長期的にPepsicoはええと思っとるんやが。3%の配当もあるしな。火曜日は更にヨーロッパの経済データに注目しようやないか。わいは今ヨーロッパを見る目が前よりもかなり建設的やで。ワクチン接種率でアメリカを抜いとるからな。今ポルトガルは最もワクチンを打っとる国になっとることを知っとるか?もし経済データが良かったらサンタンデール銀行に注目したいで。このスペインの銀行の株価はたった$3.65や。もしかしたら真剣な上昇があるかもしれんで。
水曜日はわいのお気に入りの二つの会社の決算があるで。Levi'sとConstellation Brandsや。Constellationは簡単やと思うで。わいはCoronaとかModeroのビールの数字は素晴らしいと思うで。デルタ株の影響がどうなってるのか気になるが、やけどわいらはポストCOVIDを考え始めとるからな。メルクの薬でもっと皆が外出できる時がくると思うで。Live'sの数字も素晴らしいと思うで。今デニムの波が来とるんや。
木曜日の朝はConagraの決算発表があるで。この会社ははたして犬小屋から出れるのかというと、わいはそうは思わんで。今パントリー・ストックは信じてないで。もうサプライチェーン問題のことを聞くのはうんざりや。わいはやっぱりこういう株より、リオープニングプレイを追いたいで。だからDisneyなんや。
金曜日はとても重要な雇用統計の発表があるで。今月もっとも重要な数字や。非農業部門の雇用者数。ホットすぎてもあかんし、低すぎてもあかんと思うで。ゴルディロックスな数字が必要なんや。パウエル議長がインフレタカ派の人たちを抑え込めるような数字が理想や。経済がフルにオープンするまでまだ時間がいるからな。ちなみにわいはメルクの薬はインフレに対しても有効な薬やと思うで。もしテストを受けてやばかったら口から薬を飲むということだけやったら抵抗感が無い人もおるやろう。残念ながらワクチンを接種したり、鼻に綿棒を突っ込まれたりするのが嫌な人が多くおってそれが問題なわけやから。そしたらみな、もっと働きやすくなって、労働力不足が和らいでインフレも和らぐかもしれんで。
10月は9月とは違う月や。やけど10月のはじめは9月のような冴えなさを引きずるかもしれん。わいは今日Merckのニュースを強調したけど、やけど来週は皆が決算に集中したら売りの動きとかも出てくるかもしれん。決算の数字はデルタ株が最も猛威をふるっとった時の数字が出るからな。そして議会の動きがどうなるのか、やな。まあでも結論としては、Merckの薬は素晴らしいんや。もしかしたらパンデミックは過去のことになるかもしれん。そしたらそれは株式市場にとって明るい未来なんや。
来週はどっちに転ぶでしょうか。
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