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【ジム・クレイマー】パニックは投資戦略になり得ない4つの理由!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの11/29のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

先週金曜日にオミクロン株のニュースで株価が大きく下落して、この月曜日は株価がリバウンドした日になったで。ダウは+0.68%、SP500は+1.32%、そしてナスダックは+1.88%や。ナスダックに関しては金曜日の下落前のところまで戻ってきたで。ダウとSP500はまだ金曜日の前のところまでは戻してないんや。この大きな国アメリカでもうオミクロン株に感染した人がおるということは考えられないことではないからな。オミクロン株に関してはまだまだ情報を待たんとあかんが、デルタ株のように感染力は強いが、もしかしたら死に至るような重篤化を引き起こすかどうかはまだわからんくて、もしかしたらそんなことはないかもしれんのや。

 

やけどもしオミクロン株による犠牲者がアメリカで出たというニュースがあったら、また株式市場は売られるかもしれんのや。なぜならここまでも、新しい変異株のニュースがあった時はマーケットは下落してきたからや。入院したり死亡したというニュースで下がってきたんや。だから今日広まった楽観はまだまだ曖昧なものや。過去にも政府とかCDCが、COVIDの危機は小さくなったということを言った後にまだまだCOVIDを克服できていなかったことが発覚した時は株価が下がったやろ。

 

まあでも、ブルにとってのいいニュースは、わいらはCOVIDのことを以前よりも良く知っとるということや。ただ悪いニュースとしては、わいらはすんなりノーマルに戻れると思っとったことや。オミクロン株は金曜日に人々が株をなげうった時に思っとったほどには悪くないかもしれんが、やけどわからんのや。わいはすんなりノーマルに戻らんが、それほど悪くもない、間のところなんやないかと思っとるんや。じゃあどうしたら、オミクロン株の株式市場に対する影響がわかるのか。わいはやっぱりサイエンスに基づいて考えるべきやと思うんや。

 

サイエンスに基づいてということはどういうことかというと、ファイザーとモデルナに基づいてということや。ところでファイザーの株は今日は下がっとるが、わいには魅力的に見えるで。ファイザーのCEOのDr. Albert Bourlaの言葉を聞かんとあかんのや。あとはSquowk on the Streetに今朝出てくれたモデルナのCEOのStéphane Bancelの言葉を聞こうということなんや。わいはこの二人はTime誌のPerson of the Yearに選んでほしいと思うで。それほど彼らはアメージングなんや。

 

Albert Bourlaはオミクロン株に対するワクチンに取り掛かっとるだけではなく、症状が出たら飲んだらええ薬も効くやろうと言っとるんや。以前と違ってワクチンは以前素晴らしい効果があって皆それを打っとるんや。恐怖心が以前とは全然違うで。Stéphane Bancelに関してもワクチンを作成しとる言うとるんや。わいはこの二人を信じるで。同時にWHOを率いとる人たちやCDCとかFDAとかNIHに関しては信じてないで。いわゆる「専門家」たちの妄言で株価が不必要に下がったことがどれほどあったことか。

 

サイエンスに基づいて、サイエンスを信じようとわいが言っとるのは別に、株式を買おうと必ずしも言っとるわけやないで。やけどわいが言いたいのは、パニックになるなということなんや。大事だからもう一回言うで。パニックになったらあかんのや。金曜日にパニック売りしてしまった人は既に後悔しとることやろう。誰もパニックになることで儲けることができる人はおらんのや。オミクロン株がどんどん広まっとるというニュースが次々と出て来とるやろ。注意喚起の言葉にあふれとるやろ。そういうことで皆恐怖を抱いて株を売ったりする、その時にサイエンスに対する信頼というものが効力を発揮するんや。

 

株式市場は二度落ちるかもしれんで。一つ目は初回の新変異株のニュースで、今まで思われとったスムーズなリオープニングが脅かされるんやないかという恐怖による下落。これは金曜日にあったで。そしれもう一つは、更に変異株が広まっとるニュースが出て、経済活動のスローダウンがある程度冷静に怖れられ始めての下落。これはもうすぐおきるかもしれん。そこは買い場になるかもしれんが、そういうことを考えるのにも冷静にならんとあかんのや。パニックになったら10セントだって儲けることができん。だからなせ今回のこのことでパニックになる必要が皆無なのか、それをしっかり頭に入れておこうやないか。主に四つ言っていくで。

 

まず一つ目やが、パニックになったら誰しもポジティブな面に目がいかなくなってしまうものやが、やけどmRNAワクチンはその特性上、驚くべき素早さで変異株に対応したものを作ることができるんや。AIがワクチンのデザインを超高速で行うんや。ファイザーもモデルナももう作っとるんやで。大量に作るには時間がかかるやろうが、開発に何年もかかっとった従来のワクチンとは全然違うんやから。

 

そして二つ目やが、確かにヨーロッパとかの各国は素早く対策を打ち出してシャットダウンをしたりしとるが、それは過去動きが遅かったことの反省からくるものやったりするんやが、だからといって今、アメリカでロックダウンの兆しがあるかというと、それはないんや。もしかしたらより厳しいマスクのガイドラインやソーシャルディスタンシングに戻るかもしれんが、やけどはっきり言っとくが、都市封鎖は選択肢にまだ入ってないで。ロックダウンはカードの中にないんや。ということはマーケットの大幅な下落は無いんやないかということや。株価は金曜日にも既に大きく下がっとるわけやし、パニックになる必要がないんや。

 

わいはCNBC Investing Clubでも金曜日の下落に際してパニックになる必要はないと書いとったやろ。なぜかというと、今日の株式市場の動きを見てみい。これは三つ目や。リバウンドしたやろ。ディップはいつも買いやと思っとる人もおるやろうし、でも金曜日に関して言えば取引高はめちゃ薄かったんや。そしてその薄いボリュームが売っただけなんや。ベストの例として石油価格を見てみようやないか。WTI Crudeや。ちょっと前まで$80やったのに、オミクロン株のニュースで$68までいったんや。わいはこういう時に政府は備蓄の石油を買いまくればええと思うで。短期に限って言えば、石油価格は先物トレーダーのバロメーターになるんや。今日は石油価格は戻したんや。

 

パニックになる必要が無い四つ目の理由は、全体的なリスクはないということや。そういうリスクがある時は今まであったで。例えば2008年や。金融システムの危機で政治家はどうすればええかわからんかったんや。銀行システムに本当の恐怖があったんや。ATMは大丈夫か。ペイチェックは大丈夫か。そういう時に今のパウエルがやっとるような素早い対応をバーナンキはやらんかったんや。バーナンキが数か月早い対応をしとったらリーマンショックはあそこまで無残なことにはならんかったかもしれんのや。幸運なことに今のFed議長のパウエルはバーナンキよりクリエイティブで、彼はオミクロン株がわいらの経済をめちゃめちゃにすることを許さんやろう。バイデン大統領もそうやろう。

 

結論やが、パニックは投資戦略の一つにはなり得ないんや。わいはバカやないから、オミクロン株の脅威は認識しとるつもりや。やけどこういう状況は以前にも見てきたやろ。そしてどうやって終わるか知っとるやろ。

 

 

頭ではわかっていても、いざ株価が急落すると怖いですよね。

 

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