こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの11/22のMad Moneyはどうだったでしょうか。
先週わいはNvidiaの本社を訪れる機会があったんや。その時にVisionary CEOのJensen Huangとしゃべった時のことは先週番組であったやろ。やけどあの時のことは一部で、もっといろいろしゃべったのに時間の都合でそれを入れることはできんかったんや。さあその続きを見てもらいたいと思うで。
Jensenよ、Nvidiaのこの快進撃の秘密は何なんや?
私たちのシークレットは、私たちの人にあります。私たちが成し遂げた最も重要な発明は、このNvidiaという企業を作ったことです。この会社は最もコンピューターサイエンスに明るい人たちが集い、その人たちが人生を賭けた仕事をする場所なのです。この場所こそが我々のシークレットです。日夜仕事に取り組んでいるのです。一生懸命仕事に取り組んで夜家に帰り、朝また会社に来て一生懸命働く。それだけです。Nvidiaは人間が織りなすビジネスなのです。
あなた達は人々が認識すらしてない問題を取り組んで解決したりするよな。人々が作ることができないと思っていたことを作ったりする。未来を創るとはそういうことよな。
私たちは世界にユニークな貢献をするために集っています。私たちのスーパーパワーは、イマジネーションとインテリジェンスです。そしてこれらのスーパーパワーを働かせる場所を作っているのです。Nvidiaの従業員は本当に幸運で、人々がこうなったらいいなということを実現させることができる場にいるのです。人々が可能かどうかわからないけど夢見ているもの、もしくは問題を抱えていてそれが解決できればいいなと夢見ているもの、それらを実現させることができて、そして世界は私たちに期待しているのです。私たちは自分自身にもその貢献をイマジネーションを膨らませてとらえなければいけません。そしてそれには、野望も、自信も、勇気もいるのです。そしてそれが集まっている場所としてのNvidiaという会社が素晴らしいのです。私たちの社員は驚くべきスマートさですよ。
あなたは教師のようやな。まだ見えていないことをわいらに教えてくれるようや。
自然界のうち人間がわかることはほんの一部です。そしてその自然界の複雑さは、何層ものマルチスケールにおける物理の問題であり、そしてカップリングと呼ばれる、全てが全てに影響しあっている状態にあります。だからそれを解き明かそうとする数学はとてつもなく複雑なものになります。その中で私たちは今という幸運な時代にいるのです。三つの材料をもって解き明かすのです。Nvidiaが開発した超高速のコンピューティング、そしてそれをデータセンターのレベルまでスケールアップ可能にしたこと、そしてDeep Learning、これら三つが合わさった幸運な時代に我々は今存在して、今まで解けなかった問題もどんどん解けるようになっているフェーズにいるのです。おそらく今日は昨日より何百万倍も進歩している、そういう時代なのです。想像してみてください。何百万倍も速くなった車を見たことがありますか?何百万倍も速くなった飛行機を見たことがありますか?他の何でもいいですが、文字通り何百万倍のスケールアップを見せるものがありますか?私たちがやっていることはでも、コンピューターを何百万倍も速くしているのです。
それらがオムニバースにつながるわけやな。わいはあなたがオムニバースを作ったというつもりはないが、あなたは確実にオムニバースにパワーを与えとるやろ。そしてそれが大げさではなく、世界を救おうとしとるんやろ。バイオテックの業界だってバイオメディカルの業界だって、オムニバースを使ってすごいことになるんやろ。やけどそれはまだまだ全然存在すらしてないことなんやろ。わいらは存在してないことはだいたいわからんのやが、あなたには見えとるんやろ。何が見えとるか、教えてくれんか?
さっき自然界の話をしましたが、質問は、どうやって自然界をシミュレートするかなのです。それには本当に多くのコンピューティングパワーがいるのです。さっきもいいましたけど、私たちは何百万倍を実現できるはじめての世界に今いるのです。そうなったらそれをどう生かせばいいのか?私たちはバーチャルワールドを作るのです。工場のバーチャルワールド、農場のバーチャルワールド、都市全体のバーチャルワールド、そしてもちろん、最終的にはこの地球全体のバーチャルワールドを作るのです。気候変動研究などのために。このとても多くのバーチャルワールドが多くのことをシミュレートするのです。これはビデオゲームの話ではありません。本物のふりをした偽物の話でもありません。シミュレーションなのです。そしてこのシミュレーションの世界をデジタルツインとして使えるのです。このデジタルの双子を使うことで、問題があればそれをより深く理解できるし、結果だけじゃなくて原因がわかるかもしれないし、何かインプットをどうにかして変えたらどのようにアウトプットが変わるかを理解することができ、私たちはいろいろなものを最適化することができるのです。
例えば今わいらは山火事がおこったときに、それがどう広がるのか全然わからんのや。多くの消防士が命をなくしていて、すさまじい森林が失われとる。あなたはそういうことも数学的に解析することができるんやな?
その通りです。事実として、気候変動が山火事の件数を世界中で劇的に増加させていて、森林が失われCO2が放出されて汚染物質も放出される。私たちには山火事を止めるべき多くの理由があります。山火事が起こる要因としては多くがあげられますが、私たちが取り組むべきは、山火事がおこったらそれがどの広さでそのスピードでどの範囲で広がるかということなのです。風の状況とかが変わったらどうなるのか。私たちはそこの森林のデジタル双子を作ることができます。そして山火事がはじまった時点でもろもろの状況を解析して、山火事の広がりをシミュレートすることができるのです。私たちはもうそういうことに取り組んでいるのです。ロッキードマーチンと組んだりしているのです。
なんでわいが、決算良かったね、数字素晴らしかったね、おめでとうということを言わずに、こういう方向に話をしたいかというと、わいは多くの人がわかってないと思うんや。なんでNvidiaがこんなに時価総額が大きな会社になっているのか。なぜ10兆ドルの会社になるとわいが言っているのか。私たちは2021年を見ているのです。私たちは次の決算を見ている。しかしあなたは2040年を見ている。そしてまさにそれがNvidiaで素晴らしい進歩が起きている基なんやろ?違うか?
私たちは解くのが不可能と思われている問題を解いて、解くだけじゃなくて世界にインパクトを与えたいのです。そしてそれははじめはいいビジネスではないかもしれないのです。なぜなら全ては確実性も何もない研究から始まるからです。私たちは多くの失敗もしてきました。しかし、多くの分野で私たちは成功してきたのです。例えば私たちは自動運転車の開発に大きく貢献するでしょう。オムニバースを使って自動運転車を走らせるからです。ここで自動運転車に安全運転を教えるのです。実際の車会社と組んでこのビジネスは兆ドル規模のマーケットになります。
自動運転車で事故とかがおきとるが、そこらへんはどうなんや。
それは正しく作られてないのです。センサーは本当に遠方のものまで認識することができます。AIが本当に正しく学習していれば事故は起こりません。そしてAIは疲れることもないのです。自動運転車だけではありません。私たちはオムニバースのプラットフォームを使ってタイムトラベルの世界も作っています。
わいはめちゃめちゃタイムトラベルがしたいで。過去に行ってみたいで。
そうでしょうそうでしょう。
セザンヌと絵をかいたりできるんか?
セザンヌでもピカソでもできます。モネとでも、ゴッホとでもです。これがオムニバースです。オムニバースはこれだけではなくて、需要なのはオムニバースは人と人をつなげることができます。人とロボットもつなげることができます。画家に、モネのような絵を描かせることを教えることもできます。現実世界のロボットを統合的に動かすこともできます。しかしそれらはオムニバースで訓練されるのです。
なんであなたの会社が7800億ドルの会社になったのか、今日はよくわかったで。Jensenよ、本当にどうもありがとう。
Nvidiaにどんどんお金を入れたくなりました。
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