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【ジム・クレイマー】利益を出しとるかどうかがこれからはより重要や!今週からはじまる決算シーズンに注目していこうやないか!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの1/7のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

もし仮に1100万人の人が職を探しとったら、それは賃金は下がる方向にいくやろう。やけどそうやなくて、今は1100万の職が、労働者を探しとるんや。そういう状況やと賃金が上昇するだけでなく、金利も上昇するやろう。それが今日の雇用統計からわいらが学べることや。平均時給は予想を上回る伸びを示しとって、前月比で0.6%増やったんや。そしてこの結果は多くのマネーマネジャーが、インフレが過熱しすぎて制御できなくなる前に、Fedはアグレッシブに金融引き締めをやらんとあかんと思わせるのに十分だったんや。金利が上がっていくということは、株式市場は下がっていくということや。悪いニュースやと思うかもしれんが、ええニュースとしては職が巷にあふれとって、失業率も3.9%に低下したんや。2020年2月以来初めて4%を割り込んだんやで。やけどまあ株式市場は下で、ダウは-0.01%、SP500は-0.41%、そしてナスダックは-0.96%やったんや。

 

11月にFedが金融引き締めの加速を言い出してから、わいはずっと言ってきたやろ。今はコンセプトだけの会社はだめや、と。バリュエーションが高い会社はだめや、と。売り上げだけで評価される会社はダメで、そうじゃなくてリアルな利益を出しとる手堅い会社の株が上がっていく、と。特にそれまでのバリュエーションがそれほど高くついてない会社が魅力的や、と。すなわちPERが高くない会社や。今債券金利が上がっとって、それはローン金利の上昇につながるで。それがハウジング株を下げとるんや。ローン金利は言ってもまだ3.5%ぐらいで、歴史的に見ればまだめちゃめちゃ低金利や。一方金利が上がることは、銀行にとってはええことや。銀行株は上に上がっとる。

 

一方でオミクロン株が蔓延してそれがわいらのヘルスシステムを直撃しとる。オミクロン株の広がりはわいらが今真剣に心配せんとあかんことや。ヘルスヘアという意味ではこの分野は来週のゲームプランを語る時にええとっかかりになるんや。なぜなら、おそらくこの週末も本当に多くの人がオミクロン株に感染するやろう。多くの人はもはやオミクロン株に感染しても気がつきもせんかもしれんな。無症状のまま、しかし他の人に感染させる人も多くいるやろうという話やからな。

 

マネーマネジャーによっては、Fedの金融引き締めがひきおこすスローダウンを見越して株を買っとるんやが、それとは別にオミクロンがおさまりを見せた時に跳ねるであろう株を狙っとる人もおるんや。オミクロン株はめちゃめちゃ早く広がっとって、その分ピークも早いんやないかということなんや。どういう株価というと航空株とかレジャー株とかや。感染で集団免疫状態になるということは決してベストな状態やないが、やけどそれほどオミクロンの広がりが早いものやから、その先を見越して航空株とかレジャー株を買っとる人もおるんや。

 

ヘルスケア分野ということでいえば、一年で最も影響力のあるイベントが月曜日から始まるんや。それがJPMorganのHealthcare Conferenceや。もう40年目やで。木曜日まであるんや。わいはサンフランシスコに行って参加したかったんやが、バーチャルでやることになってしまったんや。ここで発表されることは楽しみやで。他のどのイベントよりも、それぞれの会社の株を上げるパワーがあるんや。月曜日は更にTilrayの決算発表があるで。これは大麻株や。決してこの株を薦めとるわけやないで。今は$6の株やが、かつてこの株は$300まで上がったことすらあったんや。ショートスクイーズやったんやが、そこからは下落の一途や。この会社の下落の方向性が変化しとるのかどうか注目しようやないか。

 

さて、火曜日はAlbertsonの決算発表があるで。この株がIPOした時わいはこの株はもっともっと上に行くと言うたんや。そしてその通り、静かにこのスーパーマーケット株は倍になったりしとるんや。今は高値から下がっとるところで、わいはまだまだ上がる余地があると思うで。もしかしたら火曜日の決算発表の前に、月曜日にちょっと株を拾ってもええかもしれんで。火曜日は更に、DellがIndustry Conferenceで発表をするで。Michael Dellがどのような発表をするのか楽しみや。VMWareもフルでスピンオフしたしな。わいはこの会社の未来は明るいと思うで。わいやったらこのmeetingの前にちょっと買って、そしておそらくええ発表をするやろうから、このmeetingの後にもちょっと買うで。大事なことは、Michael Dellはもう10年も皆を儲けさせとるということや。そして加えて彼はとても寄付精神にあふれた男なんや。

 

水曜日はハウジング業界の手がかりが得られるで。KB Homeの決算発表があるんや。もし金利上昇の影響をあなたが過度に心配しとるんやったら、この決算発表の後株価が上がったら驚くことになるかもしれんな。わいはこの決算はめちゃ強い数字を発表すると思うで。Toll BrothersとかLennarとかのベストなハウジング会社じゃなくてもな。ローン金利も毎日上がり続けとるわけではないからな。

 

さて、今は多くの人が、航空株やレジャー株がいつボトムをつけるのかに注目しとる。皆先を見越して株を買いたいから、オミクロン株がおさまったあとにこれらの株が上がるんやったら今のうちから買っときたいからや。クルーズ株とかもな。木曜日はDelta航空の決算発表があるで。ここでの株価の動きがどうなるかで、こういう株のプリズム具合がわかるわけや。すなわち、今デルタ航空がどれだけの数字かというのではなく、それほど良くやってないやろうからな、そうではなく、この先オミクロンがおさまったらどうなるのかという手がかりを皆得たいわけや。デルタ航空としては出張のフライトが戻ってくるのかどうか。運賃は上がっていくのかどうか。乗員は足りているのかどうか。わいのファンドではDISとAXPを持っとるが、これらの株が好きやが、Deltaに関してはここからどれぐらい上昇するのか懐疑的に見とるで。

 

金曜日はこの決算シーズンのオフィシャルなスタートや。主要な銀行の決算があるで。ここまで銀行株は大きく上がってきたが、こういう時に限って決算でそこまで良いことを言うことがないというのが、マーケットあるあるや。この日決算発表があるWells Fargoを例にとってみると、わいのファンドは大きなポジションを持っとるわけやが、2022年という年はWells Fargoにとって、2017年以降のどの年よりも素晴らしい年になると思うで。だからといってこの決算後に上がるかというと、ここまで大きく上がってきたからどうなるかはわからんで。もう今年だけで14%も上がっとるからな。このペースが続くかどうかはわからん。もし株価が下がったら、そしたらわいはまたあなた達に買いの好機やと言うだけや。

 

金曜日は更にCitiの決算発表があるで。Citiは生まれ変わっとるのかどうか、株価からはわからんで。この素晴らしい銀行株全体のラリーの時にこの株はそれに全然乗れてないからな。CEOのJane Fraserがどのように追い付こうとしとるのか、聞いてみようやないか。わいは株価はめちゃめちゃ安すぎると思うで。自社株買いをどんどんやればええのにと思うで。ただCitiはレギュレーションのために自社株買いを停止すると12月に発表しとって、わいはそのことについてもっと知りたいで。後はJPMorganの決算発表もあるで。CEO Jaimie Dimonがアメリカ国内とグローバルのビジネスについて語ってくれると思うで。Jaimieは皆がファーストネームで呼ぶそれほど多くないCEOの一人で、楽観的な傾向があるんや。

 

金曜日は更にBlackRockの決算発表があるで。いつもええ数字でサプライズを見せてくれるんや。CEOのLarry Finkがいつもいかにこの四半期が良かったかというのを語るんや。この会社はセンセーショナルなCEOに率いられたセンセーショナルな会社や。

 

今は何というか、やや奇妙な時期や。多くの会社の株価が下がって、それぞれの会社が株価を上昇基調に乗せようと何かせんとあかんということになっとる。利益の出てないテクノロジー株は大きくやられとって、それが利益の出とる会社にも向かったりしとる。来週は大きくやられた株がある種のボトムをつけるのかどうか注目や。一方で工業株とかはレッドホットや。現時点ではもう既に大きく安くなったテクノロジー株の方に妙味があるのかもしれん。

 

やけどどちらにせよ、結論やが、利益を出しとる会社が今はプレイをしやすいんや。そしてそういう意味では決算が重要になってくるんや。その会社がリアルに利益を出しとるのかどうか、来週からはじまる決算シーズンに注目していこうやないか。

 

 

決算シーズンが楽しみですね。

 

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