アメリカ発ーマカベェの米株取引

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【ジム・クレイマー】この金曜日の株価の上がりが、ベアマーケットの典型的な動きなんや!今週のゲームプラン!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの1/28のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今日はいい日やったが、こういういい日でさえ、前半は冴えない株式市場やったんや。やけどどんどん上がっていって、大きなプラスで終えた日になったで。結局ダウは+1.65%、SP500は+2.43%、そしてナスダックは3.13%や。大きく上がったんや。素晴らしいな、もうベアマーケットは終わったかと思うか?これはただの新しいパターンなだけや。ベアマーケットの最中では、金曜日は典型的にショートがカバーされる日になるんや。それまで大きく下げとって、もしかしたら週末に何かポジティブなことがおこるかもしれんと思う人は一旦ショートを手じまいするから株が上がりやすいんや。この金曜日が上がるパターンはわいが経験したり勉強してきたほとんど全てのベアマーケットでおこっとることなんや。だからこういう株の上下動に慣れるんやで。金曜日は興味深いパズルの結果、こういう動きになりがちなんや。決してベアマーケットが終わったわけではないで。

 

今の局面では誰も会社のファンダメンタルズというよりは、Fedが金利を上げなければいけない点だけに注目しとる。こういう時でも決算を注目せんとあかんか?と思う人もおるやろう。やけどもちろん注目せんとあかんのや。Appleの決算を見たか?あの素晴らしい数字を見たら、なんでそもそもわいらが株を買わなあかんのか、その根本を思い出させてくれた気になったで。今まで10日間、敗者が勝者を上回っとったんや。ここまで連続で続くのは、ここ20年間で最長ということなんや。そういう状況にあって、そもそも株を買う意味すらわからんくなってくるんや。同時にわいが1975年からフォローしとるSP500 Proprietary Oscillatorやが、それが昨日なんと-10まで記録したんや。COVIDのパンデミックのクラッシュ以来の最低値になったんや。-10の時っていうのはほとんどいつも買いなんや。

 

わいは前にも言うたやろ。ひどく売られすぎの時は鼻をつまんででも株を買わんとあかん、と。そして今日はそこからのナイスなリバウンドの日になったんや。そしてわいがいつも言っとる通り、こういう強い時にコンセプト色の強い株を手放さんとあかんのやで。Fedが金利を上げようとする時は、リアルなものを作ってリアルな利益を上げている、実体のある会社に投資をせんとあかんのや。そしてそういう会社はApple以外に何があるのか?それを教えてくれるのがやっぱり決算なんや。ということで注目決算目白押しの来週のゲームプランを見ていこうやないか。

 

月曜日の朝は、わいがまさに言うとるような、物を作って売っているクラシックな会社、OTISの決算発表があるで。United Technologiesからスピンオフした、エレベーターの会社や。中国でどの程度スローダウンがあるのか、これからどうなるのかに注目せんとあかん。Caterpillarの決算でも中国のスローダウンが示唆されとったやろ。そして更にアメリカのビジネスが強いかどうか確認せんとあかん。CEOのJudy Marksは世界中での大規模な工事の盛り上がりを語ってくれると思うで。ええ数字を発表してくれると思うで。

 

月曜日の引け後はNXP Semiの決算発表があるで。この会社が握っとる車載半導体が、車業界のキーになっとるんや。2022年の需要に対応できるのか?わいはそう願うが、あとNXP semiはnear field communication technologyという、あなたのスマホをクレジットカードのように使う時のテクノロジーでも優秀なんやが、このフィールドはアップルがスクエアと競争してどんどん上がっていこうとしてて、NXPはアップルのパートナーになったりするかもしれんで。決算で何を言うかに注目しようやないか。

 

火曜日の朝はExon Mobileの決算発表があるで。今は多くの人が石油株を買うのに積極的なんやが、今日Chevronが決算発表をして、利益が市場予想を下回ったこともあって株価は下落したんや。わいはここで株をうるんやなくて、あなたがここで株を買ったことを願うが、やけど同じような感じにExonもなるかもしれんで。Exonがただまあまあの数字を発表したら、Exonだけじゃなくて他の石油株も下がるかもしれん。そしたらそこで優良石油会社の買いのチャンスや。Chevronを買うんや。わいはそう、CNBC Investing Clubの会員にも、朝のミーティングで伝えたんや。

 

火曜日の引け後は議論が分かれる会社の決算がいろいろあるで。まずはAlphabetが決算発表するんやが、今のマーケットはハイスタンダードやないと株価はやられるんや。素晴らしい数字でも投資家は何も興味をわかんかったりすることも多く見られるで。わいはAlphabetの決算でどうするかというと、決算発表後の数字が良くて買いたくても、往々にして株価にはそのいい決算が反映されなかったりもするから、もしそうなら、ショッピングリストに入れとくだけで待つんや。そう長く待たないうちにまた全体的な株価下落がおこるやろうから、そこまで待つんや。

 

火曜日は更にAMDの決算発表があるで。今年の年初から27%も株が下がっとるんや。なんてことや。わいは下がりすぎやと思うで。今AMDを持つのはタフやが、株価がバンジージャンプみたいになってもゆくゆくは飛び降りたところよりも高くなるというのがこの株の典型的な動きや。やからわいのお薦めは、ここで少し拾うことや。わいはCNBC Investing Clubのmeetingでも言うたが、このAMDの下落は間違っとると思うで。2022年の数字を考えると株価は安すぎると思うんや。売っとるやつはバカや。わいの我慢を試しとるだけとしか思えん。

 

火曜日は更にPayPalの決算発表があるで。素晴らしい会社や。しかし株はわいに痛みを与え続けとる。株価は半分になっとる。わいのファンドのポートフォリオの中でもめちゃめちゃひどいパフォーマンスの銘柄や。まだまだ株価は罰せられとる。CEOのDan Schulmanが何を言うか注目しようやないか。もしかしたら投資家がまたグロース株を持とうかなと思うようなことを言ってくれるかもしれんで。今は新しいフィンテックが嫌われとって、Visaのような古いフィンテックが好まれとるけどな。そして更にGMの決算発表があるで。この決算はいかにGMの株価が安いのか、人々がそれを理解する決算になるのかどうか、注目しようやないか。もしマーケットがきちんとバリューを評価する感じに戻ったら、GMはめちゃめちゃ安いで。

 

火曜日は更にStarbucksの決算発表があるで。組合運動の高まりが、実際のところどうなってるのか知りたいで。そしてオミクロン株の影響で開店時間とかシフトの影響がどうなっとるのか知りたいで。オリンピック前の中国のロックダウンは彼らにどのような影響を与えとるのか。こういう心配がこの株が年初から17%も下がっとる要因になっとるわけやが、株価の痛みと業績へのダメージが見あっとるのかどうか、見てみようやないか。

 

水曜日はまずMeta Platformsの決算発表があるで。この株は2022年の利益を考えるとめちゃめちゃ安いで。この企業は何かと批判されるが、中小企業が彼ら自身のビジネスをできるようにめちゃめちゃ救っとって、インスタグラムもええし、デジタル広告とメタバースのことを考えると、この株を今ここで買う価値はあると思うで。水曜日は更にAbbvieの決算発表があるで。多くの新しい薬があるで。配当は4.1%や。ここまで大きく上がってきたから、この三カ月で26%も上がってきたから、もし買いたかったらちょっと待った方がええかもしれんが、やけどAbbvieにとって今年はええ年になると思うで。そして次の決算では決算前に買ったらどうやと薦めるかもしれんで。

 

木曜日はわいがCNBC Investing Clubの会員に薦めとる会社の決算発表があるで。Eli LillyとHoneywellや。双方とも素晴らしいと思うんや。Eli Lillyは二型糖尿病とアルツハイマーの治療薬ですごいのが今年FDAのアプルーブを受けるやろう。Honeywellは素晴らしい航空機ビジネスを持っとって、わいはその航空機ビジネスが今上向きになっとると思うんや。一方株価は冴えない期間が続いとるから、この会社は注視し続けていこうやないか。

 

木曜日の引け後やが、Fordの決算発表があるで。テスラはピックアップトラックの注文を受け付けとるが、まだそのトラックは存在してないやろ。2022年はFord年になるとわいは予想しとるで。CEOのJim FareyはF150 Lightningについて語ってくれると思うで。この何十年というスパンでも最も魅力的な話がそれなんや。そして更にAmazonの決算発表があるで。完全に株価の勢いを失っとる。今年ここまでに13.64%下がっとるし、去年は11%下がったんや。テレビで皆が口々に言っとるのを聞いとっても、皆株を売っとるわけやが、確かにAmazonは今のような相場状況では嫌われる銘柄やが、やけどわいはAmazonのビリーバーやで。今の状況が特殊なだけや。Amazonというリテールシステムが素晴らしい。Amazon Web Serviceは素晴らしい。Amazonの広告ビジネスは素晴らしい。全て素晴らしいビジネスや。ただ気をつけんとあかんで。そしてAmazon株に関しては我慢強くいかんとあかんで。打撃をうけることも覚悟せんとあかん。もし買いたいんやったら、決算の前に買ったらあかんで。決算がどうなるのかを待つんやで。

 

金曜日はRegeneronの決算発表があるが、素晴らしい話をしてくれると思うで。利益の11倍や。安いで。COVIDだけじゃなくて喘息の新薬とか、いろいろ期待できるんや。そして更にBristol Myersの決算発表があるで。Celgeneとの統合後どういう効果が生まれとるのか、マイオカーディアの買収でどういう効果が生まれとるのか、とにかく何か新しいことを語らなこの会社はあかんと思うで。

 

結論やが、来週はこの決算シーズンで実質的にヘビーな最後の週になるんや。まだまだそれぞれの日が、決算によってではなくて先物の動きによってコントロールされる日が続くやろうから、まだまだひどい下落の時が来るのに備えて現金を用意して株を買う準備をしておくんや。わいはまだまだ多くの大きな下落が未来に待ち構えとると思うで。

 

 

来週も上下動の激しい週になるのでしょうか。。

 

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