こんにちはマカベェです。株式投資の際に大事なルールとして、ジム・クレイマーが25個あげているので、一つずつ見ていきましょう。
ジム・クレイマーの株式投資のための25のルール、その3は、「一時に全額を投入するな。」です。ジム・クレイマーの株式投資大作戦という本の中にも書かれています。
わいがプロのトレーダーとして歩き始めた時、わいはいかに自分が有能であるかを他の人に見せたかったんや。だから例えばわいがCaterpillarを買いたかったら、すぐに大きく今の値段で買ったりしとったんや。わいは自分が正しいと思っとったしな。わいは宇宙で一番わいが賢いかのようにどんどん株を買っとったんや。やけどそこから成長してどうなったか?
自分で言うのもなんやが、わいは同世代のプロの中では投資タイミングに関してナンバーワンやと自負しとる。そもそもわいがヘッジファンドをやっとった時短期間で財産を築けたのは、ほとんどの大きな上げ相場で出動するタイミングと退出するタイミングを巧みに見極められたからや。やけどわいは売買のタイミングに関しては慎重になっていった。どんな銘柄でも一度にまとめて取得するようなことはしなかったんや。わいは宇宙一賢いわけではないことが身に染みた。一時の思い込みに賭けることを避けるために、買値を分散してちょっとずつ買っていったにゃ。例えばCaterpillarを$50000買いたければ、わいはまず$5000を買うで。
例えば401k型年金やったら、年間拠出額を一気に投資にまわしてはいけないんや。例えばそれは12回にわけて、毎月投資をする方がええんや。やけど例えば相場が大きく下げる局面では、例えば10%下げとる局面では、翌月分を繰り上げるとかして、二か月分をその月に投資するとかしてもええで。15%下落しとったら3か月分という風に調整してもええやろう。こういうやり方で相場の下落をチャンスに変えながら、割安になった株価で買い増して、平均購入単価を効果的に引き下げるんや。
なんでわいが投資タイミングに関して用心深いかというと、自分が完全無欠でないことを自覚しとるからや。もしある時点で全額を一度に投入した後で相場が暴落したら、目もあてられないやろう。相場に向き合う謙虚な気持ちと、後は相場は短期的には無秩序に動くが、長期的には合理的に動くものだという認識を持つことが重要なんや。個別株だって、買ったとたんに予想もしてなかったマイナス材料が出てくるかもしれんし、明日そもそも相場全体が暴落しないという保証なんかどこにもないんや。一日待てば非常に割安に買えるチャンスが来るかもしれんのや。人間の判断の不完全さを受け入れて、むしろそれを有利に使うんや。
それでは買値を分散させるリスクは何がある?それは一部買った後に相場が、もしくはその個別銘柄が急上昇してしまうと、買っておけばよかったと損した気になってしまうことや。確かにそうなった場合は一時に全額投入した時ほどの儲けは得られないかもしれん。やけどこれはわいに言わせれば贅沢な悩みや。リスクを抑えることよりも大事だとは思えんで。
いい言葉です。
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