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【ジム・クレイマー】今週のゲームプラン!もしあなたがブルサイドに賭けとるんやったら、あなたが願うべきは弱い雇用統計の数字や!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの3/25のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今日は利確の動きがみられたんやが、そのお金が他のセクターにまわっとるんやったらわいらは心配することがないんや。何のことを言うとるかというと、今日はどういう動きやったかというと、午前中にここまで大きく上がってきた大きなテクノロジー株に利確の動きが見られて株価が下落したんやが、やけどその後お金が石油株や工業株や製薬株に流れ込んだんや。株式市場の中でお金が回っとる限りは株式市場全体については心配いらない動きなんや。だからダウは上がって+0.44%、SP500も上がって+0.51%、ただナスダックだけは-0.16%とやや下落ということになったんや。やけど今週の動きを通しで見ると、株式市場は素晴らしい動きやったんや。

 

金利がどんどん上がっていくやろう利上げ局面でこんなに好調なのは奇妙やと思うか?利上げを警戒する人は普通工業株とか製薬株とかを買うんや。やけど先週、今週とテクノロジー株も含めて上がった理由の一つとして、今人々は株式市場に賭けてないことそのものを恐れとるということが挙げられるんや。今年に入って凄まじい売り圧力にさらされてきたマーケットを考えると、今の状況は対照的や。特にロシアとウクライナの戦争がおこってからというもの、高値から30%、40%、50%、60%、下手したら70%とか80%落ちる銘柄も出てくるようになっとるからな。

 

ただ今のマーケットの動きは、まだまだ混沌としているウクライナの状況を考えると、大丈夫かという気もするで。ただ事態は刻々と動いとって、もしプーチンがキエフをあきらめたらそれはええことや。ウクライナ東部だけに集中して何某かの成果を上げてそれを機に幕引きになる、とかな。プーチンはウクライナ全土を昔ながらの方法で掌握するのは無理なんやないかと認識しはじめとる可能性があるで。ウクライナはロシアが制圧するにおいて、多すぎる人口と広すぎる国土と、そして強固すぎる防衛力を持っとるということが明らかになりつつあるんや。ということで今投資家は、株式市場に乗り遅れることを一番警戒しとるんや。週末にでも何か平和的な話題があれば、株式市場の列車は行ってしまうやろう?そういうことを踏まえて、来週のゲームプランを見てみようやないか。

 

ここのところ毎週言うとるが、月曜日の朝はまずロシアとウクライナの状況を確認せんとあかんで。これはマストや。そして決算としては、あまり数は無いんやが、一つDave & Buster's Entertainmentの決算があることを挙げておくで。この株はリテール株でもありレストラン株でもあるんや。今のマーケットはリテールとレストラン、両方をのけ者にしとるんや。インフレの過熱が重くのしかかっとると考えとる人が多いからな。この会社はどうなるやろうか?わいにはわからんで。経営陣は賢いんや。決算で何を言うのか注目しようやないか。

 

火曜日はいろいろな注目決算があるで。まず火曜日の朝にあるMcCormickの決算や。スパイスメーカーや。この会社はビジネスを発明しながら素晴らしい数字を発表してくれることが多いんや。今回も期待しようやないか。まだまだハイブリッドワークという働き方は皆に浸透しとって、そういう状況ではまだ皆自炊をやめないやろう。火曜日の引け後は需要な二つの会社の決算発表があるんや。MicronとLulu Lemonや。Micronはコモディティー半導体のメーカーで、一月は$98だった株価は今は$78や。わいは素晴らしいストーリーを語ってくれると思うで。需要がめちゃくちゃ強い、とかな。わいにとっては、IntelというよりはMicronこそこの半導体不足の状況で、アメリカの製造業を支えとる、半導体の安全性を支えとる、リアルヒーローやと思うんや。買ってええと思うで。Luluに関してやが、アパレルは皆結構良くやっとるんやが株価的には嫌われとるよな。Luluはアパレル業界の中でもベストなオペレーターやが、やけどこの株が上がるたびにショートセラーが株を売ってくるんや。この会社特有のベアマーケットに陥っとるようなもんなんやが、わいは例えばホームジムのデバイス部門のMirrorがどうなっとるのか、聞きたいで。

 

ベアマーケットという意味で言うと、火曜日は更にPVHの決算発表があるで。カルバンクラインとかの親会社や。ここまで大きく株価が下がって来とる。原材料価格の上昇で悲観されとる。わいは今回の決算もすごく良い数字を発表することを期待してはないが、やけど誰もそんなに期待してないわけやから、もしええ数字やったらアップサイドサプライズになるで。ここまで長い間株価は低迷しとるわけやから、何かポジティブなことが聞ければなと思うで。

 

ポジティブなストーリーということで言えば、RHの素晴らしいストーリーは今ワークしてないで。この家具のリテールは高級家具を中心に顧客に素晴らしいものを提供しとるわけやが、前の決算があってからというもの、株価が着実にどんどん下がって来とるんや。この会社はただの家具チェーンやないで。顧客に素晴らしい価値と体験を提供しとる会社や。なぜかその点をウォール街は理解してないんやが、いつか理解するかもしれんで。株価が大きく上がることを見越して、インザマネーのコールオプションを買うのがええかもしれんで。

 

水曜日はアメリカのスポーツビジネスがどれぐらい良くやっとるのかを知れる決算に注目や。Paychexの決算発表があるで。この会社は多くの会社の人事や財務を担っとるんや。この会社は歴史的に決算を良くビートするんやが、今のレッドホットな労働市場を考えると、今回の決算もええものになると期待しとるで。水曜日は更にFive Belowの決算発表があるで。5ドルショップや。最近多くのアナリストがこの会社を称賛しとるんや。わいはこの決算はええ数字になると思うで。特に今ウォール街は一般的にリテールに熱意を持ってない中で、やけどこの会社はグレイトなコンセプトを持っとる。子供は5ドルショップが大好きや。

 

木曜日はWalgreensの決算発表があるで。ドラッグストアや。わいはこの決算で何か状況が良くなっていることが聞けることを期待しとるで。この会社は良くCVSを比べられるわけやが、昔はCVSもWalgreenもまあまあの会社やと思われとったんやが、やけどCVSはAetnaを買ってヘルスケアの方に参入したんや。この決定はめちゃめちゃ賢かったで。特にCOVIDを乗り越えた今考えるとな。まだまだビジネスは長期的視点でええはずや。それに比べてWalgreensは何を武器に、どうやって対抗していくんや?わいにはわからんが、決算でその手がかりを得ようやないか。

 

金曜日は大事な大事な雇用統計の発表があるで。わいはこの50年で最もタイトな労働市場の様子がわかるものになると思うんや。仕事があふれとることは知っとるが、労働者はそうじゃないんや。ということは賃金は上昇するということで、それがインフレをまた助けるんや。そしてそれが続くと終わりなきスパイラルになってしまうんや。Fedは仕事の数の成長と安定性のバランスをうまくとることが求められるんや。Fedは皆が失業せずに仕事に就くという意味では素晴らしい仕事をしたんや。

 

やけど今のゴールはインフレの過熱を抑えることや。ということは強い雇用者数の数字はFedをよりタカ派にするということや。だからもしあなたがブルサイドに賭けとるんやったら、あなたが願うべきは弱い雇用統計の数字や。もしくは、強い数字にしても、強い最後の雇用統計になることを願わんとあかんのや。この数字によってはやはり今巷で言われとる0.5%の利上げになるやろう。今長期金利は一年前と比べても急激に上がってしまっとるから、債券金利はアグレッシブな金利の上昇を既にある程度織り込んどると思うで。

 

だから、結論やが、もし多くのインフレの過熱を示すデータが来週示されたとしても、それらはもう市場に織り込まれとるんや。Fedはインフレの過熱を今すぐに退治するという責務があるから、まだまだアグレッシブになるかもしれんで。

 

 

引き続き株式市場が上昇すればいいのですが。

 

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