アメリカ発ーマカベェの米株取引

アメリカ在住マカベェがジム・クレーマーの発言等の米株情報をアップデートします。

景況 銘柄

【ジム・クレイマー】パウエル議長の言葉で、今ワークしていないこの8グループの株はどうなる!?【Mad Money】

投稿日:

 

こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの5/3のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今日はダウは+0.20%、SP500は+0.48%、そしてナスダックは+0.22%やったで。株価の動き的には別に特別な日ではなかったで。さあ、いよいよ明日はFOMCでパウエル議長がしゃべるんやが、その前に今どういうグループがワークしてないのか、どういうグループがターンアラウンドが必要なのか、それを見ていこうやないか。今惨めな状況になっとる株の多くは以前はリーダー的存在やったんや。そういう株の多くはファンダメンタルズを見るとまだまだ素晴らしいことも多いんや。

 

まず一つ目のグループはミーム株や。確かに以前はミーム株はエキサイティングやった。たった一年ほど前AMCの株価は$63やったんやで。それが今は$15や。GameStopはどうや。ライアンコーエンがついとるが、問題はゲーミングサイクルが落ち目になっときとることと、多くの人が店舗ではなくオンラインでゲームを買うようになってしまったことや。みんなGameStopの店舗で買い物する意味を失ってしまっとるんや。Corsair gamingもミーム株やが、株価は半分になっとる。Wendy'sも株価がおちて来とる。

 

二つ目のグループはハウジング株や。家のローン金利が上がるにつれてホームビルダー株がクラッシュしとる。30年ローンの金利は今年のはじめは3.29%やったのに、今週の月曜には5.5%になってしまっとるんや。やけどハウジングインフレーションはまだまだ高くて、家の需要もまだまだ高くて、Fedのパウエル議長はこの分野をもっとクラッシュさせたいんや。ハウジングの下落サイクルの今はまだ初めの方や。終わりの方やないで。金融引き締めが終わってもハウジング株は下落し続けることもあるんや。今のような状況ではこのセクターがSP500を凌駕する確率は低いんや。PERが4とか5になって安く見える株もあるかもしれんが、それは典型的なバリュー・トラップというやつや。

 

三つ目のグループは金融、銀行株や。利上げ局面で銀行株はぐいぐいいくはずなんやが、やけど皆今は利上げからのハードランディングを予想しとるから厳しいんや。ハードランディングがおこると銀行が悪いローンにトラップされてしまうから、銀行株は厳しくなると予想されとるということや。わいは消費者はまだ強いままやと思うから、心配ないと思っとるんやが、マイノリティーのようや。

 

四つ目のグループはSoftware-as-a-Serviceの株や。Saasや。売り上げのグロースが素晴らしい会社が多くてそれが株価を押し上げてきたんや。やけどインフレが過熱して金融引き締め局面になるにつれてこのグループ全体がクラッシュしたんや。多くの会社がIPOとかSPAC上場でこのグループに加わったが、結局そのこともクラッシュを大きくしたんや。

 

後はFAANGもさえないよな。五つ目のグループとしてあげとくで。Netflixだけじゃないで。Amazonもひどかったやろ。Netflixの株価の下落は多くの他のテクノロジー株に波及したで。しかもそれはまだ終わってないんや。FAANGはわいがつくった、大好きな略語やが、死んでしまったんや。

 

六つ目のグループは半導体株や。半導体株が素晴らしいリーダーやった時のことを覚えとるか?NvidiaもAMDもかつては素晴らしかったんや。やけどゲーミング業界が沈むのと共にこれらの株もクラッシュしたんや。わいは今回のAMDの決算の数字を見たが、素晴らしいと思ったで。やけど素晴らしい数字でも関係なく株を売り続ける奴はおるやろう。

 

七つ目のグループはeコマース株や。もしかしたら最も恐ろしいグループかもしれん。Amazonの決算後の株価下落はすさまじかったし、やけどそれだけじゃないで。Shopifyは高値から75%も落ちとる。Etsyも大きく落ちとる。eコマースの不振はその会社だけじゃなくて、周辺の包装材メーカーやFedexやUPSとかの輸送会社にもその影響が波及しとるんや。Squareとか‘Affirmとかの決済関連のフィンテックもひどいものや。

 

最後の八つ目のグループとしてIPOとSPAC株をあげておくで。わいはUnityとかRobloxとかの株が好きやが、そういうええ会社ですら関係ないんや。めちゃめちゃ焼かれとるんや。どれだけ素晴らしい会社でも大半は関係ないんや。株価はトキシックなんや。わいはIPOとかSPAC上場の乱発をSECとかが止めるべきやとずっと言うてきて、彼らは何も動かなかったんや。

 

さて、パウエル議長を攻撃する人が後を絶たないが、わいはもう本当にうんざりしとるんや。彼だからこそCOVIDの最中経済はクラッシュせんかったんや。デルタとかオミクロンとかの蔓延を完全によんで対処できる人間なんか一人もおらん。明日彼はしゃべるが、ここから状況を安定させる方向に、勝ちにいくと思うんや。そういう中でまだまだ今日上げたようなグループは厳しいかもしれん。やけどその痛みは経済やアメリカという国にとっては必要なことかもしれん。

 

 

パウエル議長の言葉が楽しみです。

 

記事に価値を感じていただけた場合、Amazon JapanもしくはPayPal経由で投げ銭いただけると励みになります。

 

応援よろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

米国株ランキング

-景況, 銘柄
-

Copyright© アメリカ発ーマカベェの米株取引 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.