こんにちはマカベェです。株式投資の際に大事なルールとして、ジム・クレイマーが25個あげているので、一つずつ見ていきましょう。
ジム・クレイマーの株式投資のための25のルール、その21は、「テレビの言葉を鵜呑みにするな。」です。ジム・クレイマーの株式投資大作戦という本の中にも書かれています。
これはわいのお気に入りの格言や。テレビの株式市場関係の番組は実にいい加減な話が多いんや。多くの場合、会社の社長がテレビに出たら、しゃべりたいことだけをしゃべるんや。多くの場合、ファンドマネジャーがテレビに出たら、彼・彼女らが持っている銘柄についていいことをまくしたてるんや。しかも彼・彼女らが薦めるそのポジションは短期用なのか長期用なのかも明かすことなく、時間軸もはっきりさせることなく、や。専門家と称する連中のほとんどが、何も知らない道化や。彼らがテレビに出てくるのは単におしゃべりが得意とか、テレビ映りがいいとか、宣伝上手とか、プロデューサーと親しかったり人間関係の貸し借りがあるとか、そういう場合や。例外的には素晴らしい人もおるけどな。
一つ言えることは、テレビに出る条件として運用成績は関係ないと言うことや。それも全く、な。テレビを作る側にそのことを聞くと当惑した顔をするんや。出演者の資格を厳密に審査しだしたら、番組に出てくれる人がいなくなってしまうやろ。実態はあなたが想像する以上にお粗末やったりするんや。わい以外でテレビ出演する人は誰も自分の持ち株状況についての詳細を開示する奴はおらんで。もしプロのファンドマネージャーに、テレビ番組をファンドの運用に利用しないでほしいと言うたら、誰も出演せんようになるやろう。彼らはファンドの投資家の利益を第一に考えとるんや。彼らがテレビで、この株が上がると言ってまんまとそれが上がった時には、のせられたあなた達を置き去りにしてそのファンドマネジャーはさっさと株を売ってしまうやろう。
わいはテレビで聞くあれやこれやは、たぶんあっているんやろうなと思いながら、わいにとってはそれ以上でもそれ以下でもないんや。それがわいの住んでいる世界なんや。テレビで誰かがそう言っていたから、それを鵜呑みにして株式売買をしたらあかんのや。
わいもテレビに出とるからわかるが、テレビに出るプロセスというのはたいして手堅いものじゃないで。そして多くの人にとって、自己プロデュースの欲求が高くて自分のためにしゃべっとる人も多いんや。あなたはテレビの情報を懐疑的に見る習慣をつけんとあかんで。結局自分でホームワークをやって調べて、その結果やはりいいと思えば買うべきなんや。あとは、テレビは買い推奨は多いが売り推奨はせんのや。それもおかしいやろ。そういうことも考えて判断するんや。
いい言葉です。
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