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【ジム・クレイマー】解釈の難しいニュースが流れる日々がソフトランディングに必要!?え?もうリセッションの只中にいる!?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの6/27のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今わいらは最近のコモディティー価格の下落に恐れおののいとるよな。Fedの金融引き締めによって多くのSpeculativeな資産クラスが下落しとって、それはインフレを退治するのに必要で、その一環でコモディティー価格の下落もあるのか?それとも、グローバルエコノミーのスローダウンが急速におこっとって、ひどいリセッションに向かっとるからコモディティー価格も落ちとるのか?前者ならGoodやけど後者ならBadや。今日は下落の日になったが、ダウは-0.20%、SP500は-0.30%、そしてナスダックは-0.72%やったんやが、今日のような日にはさっき挙げた質問が大事になってくるんや。

 

わいはコモディティー価格の下落がGoodなのかBadなのか一概にここで言えるような答えを持ってないんや。まだそんな答えは出てないと思うんや。今朝、わいは番組でKen Langoneとしゃべったんや。億万長者のビジネスマンや。彼は昨今のコモディティーの下落はBadの方、リセッションによるものやと言うとったんや。金属も木材もプラスチックも全部大きく落ちて来とる。彼は朝、「私は今既にリセッションの只中にあると思います。」と言うたんや。

 

わーおと思うやろ。わいは今日は一日中彼の言葉を反芻しとるんや。彼の言っとることは正しいんか?わいにはわからん。今の状況での理想は何かというと、ひどいリセッションには陥らずに、しかしインフレをやっつけれるだけの経済のスローダウンをおこして、Fedがそれほどアグレッシブにではなく、徐々に利上げをできるようにするというものや。そうすることで多くの人が失業するようなひどい状態を避けれるんや。

 

そういうソフトランディングが可能なのかどうか、それともわいらはひどいリセッションに向かっとるのかどうか、わいらは毎日毎日いろんな情報の手がかりを得とるはずやが、その多くのどう解釈してええのかわからんのや。今日、ペンディングホームセールスの発表があって、これは予想に反してなんと4月に比べて5月は0.7%上がっとったということが発表されたんや。北東部では15.4%の伸びや。まだ家を買う動きが強いやって?オー、ボーイ。こんな状況ならFedはまだまだ利上げせんとあかんで。やけど去年と比べると11.9%下がってはいるんや。ハウジングに詳しいエコノミストのLawrence Yunによると、「契約件数は一年前と比べてかなり下がっていて、それは高いローン金利のせいだ」ということなんや。

 

ただトリッキーなのはその後や。Yunが更に言うには「高い住宅ローン金利によって締め付けられる家の需要は、消費者と経済にダメージを与えている。このバランスをとるよりいい方法は供給を上げることだ。そのころで広く経済が助かる」ということなんや。もちろん彼女の言うことは正しいやろう。やけどFedがいっぱい家をつくれるわけやないで。ホームビルダーは目いっぱいずっと頑張っとるが、それで現状なんや。わいは彼女の言うことを聞いとって、今後急速なセールスの落ち込みがあるかもしれんと思ったんや。

 

もし落ち込みが急すぎなかったら株式市場にとってはええことや。わいはワイフは不動産の売買を仕事でやっとるんや。彼女は、急速な住宅価格の落ち込みへのプレリュードは、契約件数の急速な落ち込みやと言うとったんや。この落ち込みこそパウエル議長が見たいことなんやが、そして痛みがあっても家の価格の下落をわいらは見ないとあかんのやが、ただ、不動産価格が下落するということはその下落が他のアセット、例えば皆が貯めとる401kとかの下落をも引き起こすということなんや。消費者がダメージをうけるわけやからな。

 

エンタープライズに関してはどうや?今日発表された耐久財受注の数字は、予想の0.1%より高い0.7%増やったんや。経済はまだまだ伸びとるというわけや。これは普段やったらええニュースやが、今は「いいニュースは悪いニュース」モードに入っとって、こういう数字が強いとFedはまだまだアグレッシブに利上げをせんとあかんということになるんや。

 

コモディティーはどうや?大豆も砂糖もとうもろこしも、全部下がっとるんや。小麦もやし、銅もやし、これはインフレの観点から見るとグレートニュースや。わいらはロシアとウクライナの戦争で食糧不足を懸念しとるわけやが、その懸念がやや後退しとる。このコモディティーの下落はまさに今わいらは見たかったものや。ただし、そう一筋縄でいかんのが原油や。六月は下落の月になっとったんやが、今日は回復したんや。原油は2%以上上がったし、天然ガスは3%上がった。こうやってエネルギーがまだまだすんなり下落を見せないとなると、ソフトランディングのシナリオが遠のくで。高いエネルギー価格は全ての物価に影響して、Fedにますます利上げをさせる要因になるからな。

 

いろいろなものが行ったり来たりしとる。製薬株が上がったのはリセッション懸念が高まったからや。テクノロジー株が下がったのはこれからまだまだ解雇の波が待っとるからや。最も早く成長しとるテクノロジー会社の一つであるUIPathは、リストラで5%の人員カットを発表したやろ。六カ月前には考えられんかったことや。更にCNBC.comではウォール街の解雇の波も来るやろうことが記事になっとるで。JPMorgan、Goldman Sachs、Morgan Stanleyの投資部門の社員数はここ二年でそれぞれ13%, 17%、26%も上昇しとるが、やけどマーケットは下落し続けとる。一方で今日なんかでもモルガン・スタンレーは、配当も増配するし最大200億ドルの自社株買いを発表しとるんや。なんやこれは?内実はやっぱり好調なんか?ただ一方でコインベースが多くの人を解雇するというニュースも今日でたで。

 

こういうニュースをどうやってかみ砕いたらええんや?わいは結局わいらには、インフレと戦うためにはノックアウトパンチが必要なんやないかと思うんや。Ken Langoneと朝の番組でしゃべっとった時にわいは彼と意見があったんやが、Fedはさっさと更に1%の利上げをするべきや。そうすることで家の価格が更に落ちて、労働市場もクールオフしてインフレが冷やされるやろう。Kenはしかも、一回だけじゃなくて複数回の1%の利上げを主張しとったんや。

 

勘違いしたらあかんで。確かに先週は株式市場は大きく上がったが、わいらは今わいらが理想と考えるような状態におるわけやないで。ロシアとウクライナの戦争の影響は巨大やし、石油価格が上がっとるこの影響はでかい。結論やが、ここのところ毎日耳に入ってくるニュースは解釈が難しい。どっちともとれるようなものが多い。もしかしたらそういうごちゃごちゃした状況というのが、ソフトランディングには必要なのかもしれん。恐ろしいハードランディングではなく、な。いろんなものの強い数字はまだまだ複数回のこれからのアグレッシブな利上げにつながる。ただいろいろなものの数字が弱すぎるようになってきたら、わいらはもはや手遅れになっとる可能性もある。今の状況はなんて難しいことか。

 

だからといって決してあきらめて事態を理解する努力をやめないでほしいんや。日々移り変わる状況について盲目にならないでほしんや。投げやりにもならないでほしいんや。わいのやっとるCNBC Investing Clubで言うとるのは、わいらは6-9か月先を見て投資しとるんや。そうなら、今おこっとるモザイク様の状況も読み解いていかんとあかんのや。最後に一つだけ言えるのは、今利上げ局面ということを考えると、マーケットの動きとしては今のところ悪くないということや。

 

 

そうか、悪くないのか、結構下がったけど。。

 

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