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【ジム・クレイマー】パンデミック中の株価の上がりを吐き出してなお下落している巨大10銘柄!ここからカムバックストーリーが期待できるのはずばりこれらだ!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの7/14のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

わいが今更わざわざ言うまでもないことやが、今年のここまでの株価の動きはひどいものよな。ただ見ようによっては、多くの株にとっては、ただ2020年と2021年の株価の上がりが良すぎて、それが戻ってきているだけども見えるんや。2019年の終わりの時に比べたらダウはまだ7%上がっとるし、SP500は17%上がっとるし、ナスダックもまだ25%上がっとることになっとるんや。ということは、ここまでの株式市場の下落というのは、そもそも過去二年間で過剰に上がった分が下がっただけに過ぎないとも見えるんや。

 

ただ、そうやって考えても全然だめな銘柄もあることは事実や。2019年の終わりの時と比べてもマイナスになっとる株もあるんや。パンデミックの始まりの時よりも全然下に落ちとる株も多いんや。これらの株がここから戻る、ギブバックストーリーになることはあるのかどうか。確かに大きく下落しとる株の多くは触るのには危険やということはわいも認めるで。ただ、中には下落しすぎに見えて、めちゃめちゃいい株の好機に見える銘柄もあるんや。

 

SP500銘柄を全部見渡した時に、172銘柄は、今の株価が2019年の最後の株価よりも下なんや。実に30%以上の株がそうなんや。わいは改めてみて驚いたで。ただ、多くのこういう下落はなるべくしてなっとるケースが多いんや。SP500の中でパフォーマンスの悪い銘柄ワーストスリーを見ると、全部クルーズ銘柄や。彼らはパンデミック中に多大なビジネスの機会を失ったんや。そして生き残りをかけてめちゃめちゃ多くの負債を抱えとる。こういう株を株価が下落しているからという理由だけでここから買うということを正当化するのは難しいで。

 

そうやって、パフォーマンスが悪い株のボトムフィッシングにトライするんやなくて、もっと確実なストーリーについていかんとあかんのや。今回わいはそういう確実なギブバックストーリーを持つかもしれん、10銘柄を挙げたいと思うで。これら10個の会社はどれも大きな会社や。小さい心もとない会社は選んでないで。

 

まず一つ目、スタートとして挙げたいのが、Meta Platformsや。旧Facebookや。驚くべきことに2019年の終わりから見ても、23%も下落しとるんや。その時から利益はほぼ倍増しとるんやが、利益の成長が止まってしまって、だからこの会社の株が不人気化してしまったんや。やけど実はわいはMetaが好きなんや。今ここまで株価が下落してきたから、ここから株価が上がるほどのええ業績を出していくのは以前よりは簡単になっとる。そして今アグレッシブにコストをカットしていっとるんや。このことをネガティブに言う人もいるが、ポジティブやで。今株価は利益の17倍やし、わいはReelsはTik Tokを駆逐すると思うし、メタバースの取り組みもいずれ実を結ぶと思うで。

 

次に銀行について語ろうやないか。二つ目から四つ目の銘柄として、JPMorgan、Bank of America、Wells Fargoを挙げるで。普通はFedが利上げをする時はこれらの大きな銀行はその大きな恩恵にあずかるものや。預かったお金を短期国債でリスクフリーに運用するだけで、以前よりも大きな利益が転がり込んでくるはずやからな。ただ、JPMorganのCEOのJamie Dimonが予測しとるように経済のハリケーンが来てリセッションが来たら、クレジットリスクが上がるやろうが、そのリスクは備えがきくで。ただ同時にこれら三つの銀行は投資業務もやっとって、そこは絶不調なんや。

 

やけどそれらのネガティブを全部考慮にいれても、これらのメガバンクは2019年よりも稼ぐはずや。JPMorganの株価は2019年の終わりから20%も下落しとるんやで。BACは15%の下落や。Wells Fargoは28%も下落しとる。まあでも今は状況が悪くなっとる。今日発表した決算が悪かったからな。数字が予想を下回っとる。ただその中身を見ると、いけてない部分のほとんどが、投資部門の不調のせいなだけに見えるんやけどな。そんなに今投資部門は注目するところじゃないで。今別にそこがアクティブじゃないことぐらいわかっとったやろ。ただJPMorganは自社株買い戻しを一時的に停止することを発表して、それをウォール街は嫌っとって、それはわいも嫌いで、だからJPMorganは触らん方がええかもしれん。

 

もっとベターな銀行はあるで。例えばWells Fargoや。明日の決算がどうなるか聞いてみようやないか。後は月曜日に決算があるBank of Americaも注目や。わいはこれら二つの決算を聞いてから改めて考えたいと思っとるで。わいはシャープなリセッションに陥らない限りは基本的にはこれからは銀行はええと思っとるんや。JPMorganの配当は3.7%や。BACは2.9%、WFCは2.4%や。わいはWFCは特にターンアラウンドストーリーやから好きやで。そしてBACは上がっていく金利という状況において、最も恩恵を受ける銀行や。わいはこれからええと思うで。

 

五つ目に挙げたいのがVerizonやが、こっちの方が全然タフや。この会社は成長するのに苦労しとる。ただ債券の代わりのええ選択肢になる株や。この株に対するゲームプランはシンプルやで。$50あたり、もしくはそれ以下の時に買って、$60あたりになったら売るんや。その間に5%の配当もとる。そして六つ目に挙げたいのがComcastや。わいはあまりこれに関しては詳細をつっこまんで。この番組を放送しとるCNBCの親会社やからな。ただ、2019年の終わりから株価は12%下落しとるが、利益は14%上がっとるんや。

 

七つ目に挙げたいのがCiscoや。わいのファンドで持っとって、わいは好きなんやが、前の決算は醜かった。ネガティブさのほとんどは中国のロックダウンからきとる。2019年の終わりから株価は12%下落しとって、ただ手堅い利益の成長が毎年続いとるんや。今年は4%成長が期待されとる。中国の不調でガイダンスがカットされて、それでさえ4%成長なんやで。配当は3.6%あるし、ただまた最近ウォール街はこの株をダウングレードして、ここまで株価が下がっとるのにまだ格下げするなんて愚かやとわいは思っとるところや。

 

さて、わいのファンドで今持っとる最も問題があるように見える株は、そしてこんなことになるとは思わなかった優良会社が、八つ目に挙げたいDisneyや。ウォール街はこの銘柄をストリーミングプレイとして捉えとって、Netflixの同じようにひき肉機に入れられたみたいに株価が下落しとるんや。わいは単純にその捉え方が馬鹿げとると思っとって、だから今Disney株がめちゃめちゃ好きなんや。Netflixは引き続き嫌いやけどな。Disneyは今年71%の利益成長があると見積もられとるんや。来年は39%成長やと見積もられとる。ただ誰もこの株の将来を今は信じてないように見えるから、この株を触る時は気をつけんとあかんけどな。

 

九つ目に挙げたいのがIntelや。この株は実際下落に値すると思うんや。2019年の終わりから37%下落しとる。なぜならこの会社は競争相手の後塵を拝しとるからや。確かに株価は下落したし配当も多いが、ただ半導体株は大きく落ちとるものが多くて、何もIntel株を買わなくても、これからの半導体に賭けるもっとええ銘柄は他にいっぱいあるで。CNBC Investing Clunで最近わいのファンドの半導体株について解説したから、興味を持った人はそれを見てくれや。

 

最後の10個目に挙げたいのがAT&Tや。2019年の終わりから30%以上も株価が下がっとる。部分的にはWarner Mediaのスピンオフのせいやが、その部分を考慮から抜いてもなお、まだ株価は下がっとるんや。ただこの株は以前に比べたらよりクリーンなストーリーになっとる。ただこのセクターで成長が好きならT-mobileに賭けるべきや。配当が好きならわいはより安定したVerizonが好きや。

 

結論やが、パンデミック中の株価の上がりを全部吐き出して、なお2019年の終わりから見ても大きくマイナスになっとる株は、全部とはとても言えんが、それらのいくつかはここで買うことを検討するに値するで。わいはMeta Platformsが好きやし、いくつかの銀行が好きやし、CiscoとDisneyが好きや。あとはComcastは給料をもらっとるから間接的に持っとるようなもんや。あとはまだ気乗りがせんで。生ぬるいVerizonとかはな。

 

 

DisneyとBank of Americaを持っているので上がってほしいです。

 

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