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【ジム・クレイマー】もし明日この4銘柄が下落したら買いの好機やで!マーケットに自信を持てる時はすぐそこや!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの8/11のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今日はダウは+0.08%、SP500は-0.07%、そしてナスダックは-0.58%と、一見下落のような日になったんやが、やけど昨日大きく上がったことを考えると、トータルでやっぱりブルの勝利パターンになったんや。昨日は予想よりもソフトなCPIの数字が出て株式市場が上がったよな。前月比でインフレがフラットやったんや。そして今日、PPIの数字も予想より低くて、だから今日の前半は株式市場は続伸しとったんや。これら二つの数字はインフレの観点から言うととてもいいニュースで、Fedは八月の緊急利上げはしなくて良くなったんや。しかも9月のFOMCでの利上げ予想も、0.75%から0.5%に落ちて来とるんや。

 

まあでもピークインフレーションが示唆されたとはいえ、まだまだこのマーケットはタフなんや。だから今日の後半株価が垂れて、SP500やナスダックがマイナスになっても驚かんで。昨日はテクノロジー株とかも大きく上がったやろ。FAANGも全部上がったで。一転して今日マーケットを牽引したのはバリュー株や。ミニローテーションがおこったんや。Fedの利上げによるリセッション懸念がまた現れてきたんや。まあ理に適っとる。そんなもんやろう。

 

ここまでインフレの過熱でいろんなコスト増に企業は苦しんできたんや。そして消費者にそのコスト増の負担を価格の上昇という形で押し付けたりしとった。今はインフレの過熱ぶりが一息ついてコストが下がっとるが、まだまだ物価は高止まりしとる。その結果物を売る会社としてはマージンの拡大がおこって、それが業績にとって明るいニュースなんや。ただだからといってここからただバラ色な未来が待っとるわけではないで。

 

10年債金利を見てみると、昨日は下落して株価上昇を後押ししたんやが、今日は上昇しとるんや。なぜなら昨日のチャートの回でカーリーガーナーが言うとった通り、石油が上がったりしとるからな。ということで石油株が上がった反面テクノロジー株は下がったんや。今のマーケットで石油株とテクノロジー株は逆に動くからな。だから今日ナスダックも下落したんや。その代わりにバリュー株が今日のマーケットを牽引したというわけや。じゃあどういうバリュー株が良くて、これからもStaying Powerがあるのか?それを今回は言っていこうやないか。

 

まず銀行や。銀行株はここまでそれはそれは惨めやった。なぜなら、金利上昇で銀行は恩恵を受けるはずやが、それよりもFedの利上げでシビアなリセッションが来ると恐れられて、そうなったら銀行株もダメやと思って売られとったんや。インフレの過熱が続くんやったらFedは経済に打撃を与え続けんとあかんわけやから、シビアなリセッションは必ず来るところやったが、やけどインフレの過熱ぶりが落ち着いて来ているとなると、シビアなリセッションに陥る確率はぐっと減るんや。そうなったら銀行株は魅力的な投資先に生まれ変わるんや。金利上昇の恩恵を存分にうけて、リセッションになったら増えるはずの悪いローンがそれほどでもないかもしれんのや。

 

じゃあどの銀行株を買えばええんや?この番組は株の番組や。わいは他の番組みたいにただセクターを挙げて逃げるようなことはしたくないで。きちんと銘柄を言いたいんや。わいのファンドが持っとるのはこの二つや。Wells FargoとMorgan Stanleyや。Wells Fargoは金利上昇の恩恵が大きいし、Morgan StanleyはWells Fargoほどではないにしても、資産管理の安定ビジネスがええんや。インフレで資産価値が上昇しとることもMSにとってはプラスで、この銀行を好きなのは至極当然と言えば当然のことや。

 

後は何がある?わいは配当をいっぱい出す石油株のファンやで。DevonとPioneer Natural Resourcesや。今朝DevonのCEOのRick Mancriffが朝の番組のSquawk on the Streetに来てくれたが、これからのビジネスで安定的に儲けることについて素晴らしい話をしてくれたで。わいは彼のことをもう長い間知っとるが、素晴らしい経営者や。Pioneer Natural Resourcesも素晴らしい配当を持っとって好きやで。

 

さて、今日はテクノロジー株はあかんくて、最近比較的好調だった最近のIPO株とかもやられたわけやが、ここまで大きくテクノロジー株は下がって来たこともあってボトムに入っとるのも散見されるし、もし明日もまだまだ株価が下がるようなら、ええテクノロジー株は買っていけると思うんや。例えばAmazonや。わいはこれまでも、もし経済がスローダウンすればAmazonは勝利するやろうと言うてきたやろ。Amazonのバリュエーションはめちゃめちゃ安いで。Amazonはただのリテールのストーリーだけじゃなくて、AWSもあるし、大きな広告ビジネスもあるんや。ちなみに消費者製品の会社は二つの広告システムを主に利用しとるんや。たった二つやで。それがAmazonとグーグルや。これらが勝者なんや。わいはAmazonに本格的に買いを入れる前に十分に株価が落ちてこないんやないかと心配しとるんやが、例えば明日続落するようならチャンスや、買うんやで。

 

次にAMDや。この株はここまで大きく下落していて、競争が激しくなっていてダメだの、競争相手のデータセンタービジネスがスローダウンしとるからAMDもダメだの言われとったわけやが、結局わかったことは、競争相手がスローダウンしとるのは、AMDが彼らを押しのけているからということや。後はMicrosoftや。この前の決算でも素晴らしいビートをして、ガイダンスも引き上げたやろ。

 

さて、テクノロジー株はこのAmazon、AMD、Microsoftの三つをここでは挙げさせてもらって、明日これらが下がったら買ってほしいんやが、もう一つ、強調しときたい株があるで。それがDisneyや。もしDisney株が明日下がったら買ってほしいんや。今ウォール街はようやく、この会社をただのストリーミング会社としてではなく、素晴らしいテーマパークビジネスもやっとる巨大エンターテイメント会社として捉え始めたんや。今日の決算後の株価の上がりが長く続くことはないかもしれんが、少なくとも株価がクラッシュすることはないんやないか。

 

そもそもベアマーケットでは株価が大きく一日上がったらその後すぐ急落するということが見られるんやが、今日はそんなことはおこらなかったで。わいは今のマーケットはめちゃめちゃ安全なマーケットやと言うとるわけではないが、それは全然違うが、やけど少なくともひどいベアマーケットのような動きではないということが言いたいんや。もっともっと安定的なマーケットで、インフレがこれからもどんどんおさまっていくにつれマーケットはどんどんこれからも良くなるやろう。

 

結論やが、インフレの過熱ぶりはまだ完全におさまっては無いが、緩和はしてきとるんや。そしてより緩やかなインフレは今までのマーケットのパターンを変え得るんや。あなたがマーケットのカムバックに自信を持てる時はもうすぐそこかもしれんで。

 

 

マーケットが上昇基調になってほしいです。

 

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