アメリカ発ーマカベェの米株取引

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【ジム・クレイマー】利益が出てないジャンクなものは、どんなものであれ今は触るんやないで!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの8/30のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今日は下落の日になったな。ダウは-0.96%、SP500は-1.10%、そしてナスダックは-1.12%やったんや。どんなものでもSpeculativeなものは大きくやられる状況や。何が大きくやられとって、これからも大きくやられていくのか?これからの時代、何に触ったらあかんのか?今の状況で落ちていくばかりのダメセクターをざっくり五つ挙げておきたいと思うで。

 

まず一つ目は仮想通貨や。株の番組やから、まず株のことを言うと思ったやろ。違うんや。仮想通貨や。なんでここから始めたいかというと、もうわいはこの資産はNothingのような資産、何もないかのようなものになり果てとるんやないかと思っとるからや。この前わいは朝の番組で盟友のDavid FaborとSECのチェアマンのGary Genslerにインタビューした時に、中国の会社のルール遵守とかについて語っとったわけやが、そしてアメリカの株式市場で取引されとる中国株がゴミのようになるのをなんとかせなあかんということやったんやが、そのインタビューの最後にわいは仮想通貨について聞いてみたんや。あまりに多くの新しい仮想通貨が日々取引されとるが、これは大丈夫なのか?と。

 

わいは更に一歩踏み込んで聞いてみたんや。わいが友達と、例えばDavidと一緒に新しい仮想通貨を作ってそれを買ってくれる人を募って、買ってもらったらその後になんとか価格を上下させて、バンプ&ダンプをさせて儲けたらどうなるんや?そしたらGenslerは言うたんや。ええ弁護士を用意しとくように、と。今コインベースは200以上の仮想通貨が取引できるようになっとる。そしてその値段の上下は物によっては目まぐるしくて、一時間でがらっと違う株価になったりするんや。そして今全体で取引されとる仮想通貨は実に20000種類を超えとるんや。各仮想通貨の責任者よ、ええ弁護士を用意しとくんやで。コインベースやFTXやバイナンスは、仮想通貨詐欺をどうにかしようとする議会から今照会をうけとるところや。わいはいつの日かもはや、ビットコインの値動きとかがテレビで語られることがはばかられる時が来るかもしれんとひそかに思っとるんや。

 

わいは今まさに仮想通貨のファンダメンタルズ、そういうものがあればの話やが、それを問うべきやと思うんや。こういうSpeculativeなものはあのドットコムバブルの時にもなかったんや。わいらは当初、仮想通貨は価値を保全できる新しいもので有用なものやと聞かされとったんや。長期にわたって有用であり続けるものやと聞かされとったんや。やけどわいはそのことを信じとった自分が間違っていたと今はっきり認めるで。いろんなアスリートや芸能人やセレブがそれぞれの仮想通貨を宣伝しとるわけやが、マットデイモンもトムブレイディーもジョエルエンビードもレブロンジェームスも、いろんな人が仮想通貨のプロモーションをしとるわけやが、彼らは一様におかしく見えるで。

 

ニューヨーク市長は給料をビットコインとイーサリアムで受け取ると発表しとったが、誰かこの男を好きな人はおるか?そして仮想通貨をシステムに採用しようとしたいろんな会社は多大な時間の無駄をしたと思うんや。そして例えば2000年とかには仮想通貨を押し上げようと巨額のお金が動いたんやが、それもどうなんや。わいはそういう動きやそれに乗ろうとした会社を責めとるんやないで。大きなパブリックな需要が仮想通貨にはあったわけやから。営利会社は求められとるものをやるものやから。やけど一般大衆はもっと物を知るべきなんや。

 

第二に挙げたいのがSPAC株や最近のIPO株や。多くの最近の上場会社が資金が枯渇していっとるんや。Lucidが80億ドルの株の売り出しをして資金調達をしようとしとるが、そういうこともあって今日もLucidは株価が6%以上下がっとるわけやが、今年の前半彼らは1000台以上の車を納品したんや。多いと言えば多く見える数やが、そして去年の125台よりは全然多くて素晴らしい進歩に見えるんやが、全然十分やないで。資金繰りに苦しんどる最近の上場会社はいくらでも挙げることができるんや。多すぎるで。特にSPAC株に関してはもうわいは今この番組で何かを言及することは差し控えるで。これはFamily Showや。そんな場にふさわしくない罵詈雑言を並べてしまいそうやからな。

 

わいはこれらの株は年末にかけて下がっていくと思っていたが、今ここまではやく下がっていくとは思わんかったんや。もしこれらの株が掃除機やったら、お金を吸い込んだ後でその後ろのところをぱかっとあけたらまたお金が取り戻せるんやが、こういう株が吸い込んだお金は二度ともどってこんのや。株式取引は前にも言うたが、caveat emptorなんや。買主に全責任があるんや。

 

三つ目に挙げたいのが石油株や。勘違いせんでくれよ。わいは石油株は好きや。ただ石油のラリーは今現実にあるべき姿より良すぎるかもしれん。わいは別にここから石油が更に上がるとか下がるとかということを言いたいわけでは無くて、やけどわいのファンドは昨日石油株を利確したが、これはわいの規律を心がけた投資哲学によるものや。わいはいつも言うとるやろ。あなたにも覚えておいてほしいで。ブルはお金を儲ける。ベアもお金を儲ける。やけど欲豚は死あるのみや。世界的な景気減速により燃料需要が鈍化するという懸念で、原油価格が5%超下落したりしとる。この下落はこの先も続くかもしれんで。

 

そして四つ目はテクノロジー会社や。これはハードや。今朝Citiのアナリストはこれからの半導体業界の先行きがどれだけ暗いかのレポートを発表したんや。もう既にこの業界の明るくない未来が知れ渡っとるのに、今よりも25%減の未来が待っとるというレポートやったんや。ほどほどにいいマーケットやったらこういうニュースは見過ごせるかもしれんが、今はそういうわけにはいかんのや。台湾が中国のドローンに初の威嚇射撃をしたというニュースがあったが、そういうことも半導体業界をより悲観させるんや。SaaS会社の株とかも大きく下がっとるが、わいはでも、利益を出しとる会社の株はいずれ戻ってくる方に賭けるで。ちなみにさっき言うた石油株も、ええ配当を持っとったらまた株価は戻ってくるはずや。でもわいがここで強調したいのは、利益の出ていないテクノロジー株からは即刻手をひくんや。

 

最後の五つ目に触れときたいのがリテール株や。Best Buyとかも大丈夫かなと思うんやが、BBYとちょっとだけ違う、BBBY、Bed Bath & Beyondのようなミーム株の動きは害悪なんや。パウエルが金曜日に言うとったことの要約としては、とにかくもう浮ついたギャンブルのようなお金の使い方はできないということや。Speculativeなものからジャイアントなお金の流出が無い限りはパウエルは手を緩めることは無いやろう。だからさっき言うた仮想通貨やSPAC株とかにお金をいれておいたら絶対にあかんのや。あとは利益の出ていないいかなる会社の株ももう持つのはやめるんや。そういうところkらお金が抜けきるまではパウエルは利上げを続けて金融引き締めを続けるんや。

 

いずれ状況的に売られすぎの時が来るはずや。そういう時のために資金を無駄に失ったりするんやないで。いずれ大きく株価が戻る時がくるはずやからな。結論やが、利益が出てないジャンクなものはどんなものであれ今は触るんやないで。このことはめちゃめちゃ重要や。利益を出しとる会社はOKや。利益を出しとったら石油株でもテクノロジー株でもOKや。やけど馬鹿げとるSPAC株とかIPO株とか仮想通貨には絶対に触るんやないで。利益を出してないテクノロジー株とかからも手をひくんや。

 

 

今は特にそういうことに注意したいですよね。

 

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