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【ジム・クレイマー】安全な地雷を埋まってない場所があるのに、なぜあなたはわざわざ危険な地雷原につっこもうとするんや?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの11/1のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今日はダウは-0.24%、SP500は-0.41%、そしてナスダックは-0.89%やったで。明日のFOMCの発表を前に警戒が続いとるよな。今はまだまだ悪いニュースはいいニュースモードなんや。もっともっと悪いニュースを聞きたいで。解雇のニュースを聞きたいんや。金融引き締めサイクルではそういう残酷な地獄のような状況になるんや。

 

一つ例を挙げてみようやないか。今日はIntuitの株価が下落したんやが、それはなぜかというと、クレジットスコアの監視を手掛けるクレジットカルマの部門の採用を一時停止したことがニュースになったからよな。このクレジットカルマは2020年の2月にIntuitが買収したんやが、当初は急成長のセグメントやと見込まれとってその通りやったんやが、その成長が減少するとと見込まれとるんや。

 

もう皆クレジットスコアとかどうでもええんや。だってローンを組まないんやから。Fedが金利を上げている状態で、誰も今まで以上にアグレッシブにお金を借りたくないんや。お金を借りるコストは高くなっとるし、失業でもしたら大変やからな。こういう背景があってIntuit株は今日-7.66%も下落しとるんや。かように、金融引き締めサイクル時に、リセッションと戦わんとあかんとなったら、マーケットは今までとは別物になるのも当然なんや。

 

言い方を変えると今のマーケットは地雷原を歩いとるようなものや。一歩一歩、何か爆発に巻き込まれんかなと、恐る恐るいくしかないマーケットなんや。もしかしたら次のIntuitに今にもぶち当たるかもしれんのや。じゃあどうすればええんや?一昔前やったら簡単やった。金融引き締めサイクルだろうがなんだろうがFAANG株とかMicrosoft株を買っておけばよかったんや。これらの株はどういう状況でもちょっとすれば結局は長期の成長があるから大丈夫という株やったんや。そういう意味でもこれらの株は今まではめちゃめちゃ良かったんやで。

 

ただ不幸にも今はそういう状況ではなくなってしもうた。今もう皆にスマホが行き渡っとる。PCビジネスはスローダウンして、オンライン広告もやばくなっとる。PCだって、皆いったい何だいいる?わいには一台でええんや。COVID時代に飛ぶようにいろいろなものが売れた分、今需要は減少しとるんや。長年エンタープライズ向けのソフトウェアビジネスは決してスローダウンせんものやと思われとった。やけど結局Fedのイージーなマネーポリシーによって多くのソフトウェア会社が生かされとったという側面が大きかったんや。

 

さっきIntuitのところで地雷原の話をしたんやが、一年ほど前にイスラエルとシリアの国境に旅したことがあったんや。ある所では数フィートごとに地雷にサインがたっとった。そういう危険地域にあるものとして、わいは五つあげときたいんや。さっき言うたように、まず一つ目はエンタープライズのソフトウェア会社。二つ目が半導体会社。三つ目がゲーム関係。四つ目が化学会社とか紙の会社。そして五つ目がSPACや。

 

じゃあ地雷原を歩きたくなかったらどうすればええんや?新しいリーダーシップ銘柄の方にいくしかないやろ。前にも言うたよな。まずはヘルスケア会社や。石油会社もええで。あとは金融会社もええで。あと、旅行会社や旅行が増えることで儲かる関連会社もええ。あとは、コモディティーインフレを乗り越えていまコストが安くなっとる恩恵をうけとる消費者製品会社もええで。

 

個別株も挙げとくで。わいのCNBC Investing Clubのメンバーやったらお馴染みの銘柄や。まずConstellation Brandsや。前にも言うたことやが、リセッションに陥る時というのは、ビールの消費量が上がるんや。同時にガラスとかの原材料費は下がっていくで。二つ目に挙げたいのがEli Lillyや。今日決算を発表して、売上高もEPSも予想を上回ったんやが、ドル高とかの影響で通期の収益ガイダンスを下方修正したんや。それが嫌気されて株価は2.6%下がったんや。

 

やけどわいはEli LillyにはBullishやで。それほど彼らの薬は素晴らしいんや。歴史上の中でも有数の、下手したらトップ5の売り上げを誇る素晴らしい薬になると思うんや。25ポンドを薬をのむだけで痩せれるなんて、皆飲みたいやろ。とは消費者製品株やと、Mondelez、Kraft、Kellogg、Colgate、Procter & Gambleは全部ええで。

 

ハイプロファイルなテクノロジー会社の株が落ちて来とる。後は例えばServiceNowとかよくやっとる会社もある。だからといって、本当にテクノロジー株という地雷原を歩きたいか?安全な地雷を埋まってない場所があるのに、なぜあなたはわざわざ危険の中につっこもうとするんや?例えばJ&Jのような株を買ってほしいんや。トリプルAのバランスシートを持っとって、今日はAbiomedの買収を発表したが、株価には響かんかったやろ?キャッシュがたんまりありすぎて、170億ドルの買収なんか余裕なんや。

 

結論やが、Fedの金融引き締めサイクルがどんどん続くから、地雷が埋まっとる危険区域にわざわざ足を踏み出さん方がええんや。

 

 

地雷原とは穏やかではないですね。

 

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