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【ジム・クレイマー】クリスマスホリデーの前にとにかくこの週を生きのびないといけない!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの12/9のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

クリスマスホリデーの前にとにかく来週をいきのびないといけない。早速来週のゲームプランを見せてしまうが、火曜日にCPIの発表があって、水曜日にFedのmeetingがある。この二つでマーケットが上昇するのか崩壊するのか決まるといっても過言ではないで。特に今日のPPIの数字が予想よりもホットやったからな。11月の生産者物価指数やが、前月比0.3%上昇やったんや。予想が0.2%上昇やったから、予想より上やったんや。食品とエネルギー除くコアPPIは前月比0.4%上昇で、これも予想の0.2%上昇よりも上やったんや。このホットな数字で今日は株式市場は冴えなかったで。ダウは-0.90%、SP500は-0.73%、そしてナスダックは-0.70%やったんや。ナイスな日ではなかったで。

 

じゃあわいらはここからどうすればええんや?クリスマスにどの銘柄を買えばええんや?そもそも株を買ってええんか?答えはシンプルや。とにかくわいらは予想よりクールなCPIの数字を見る必要がある。そしてその結果を基にFedの利上げが今までの0.75%じゃなくて、0.5%と減速したものになる必要があるんや。そしてそれだけじゃないで。その上でパウエル議長が、とりあえずこれで様子を見て、状況を見ながら次の方策を決めていくと、注意深く言わんとあかんのや。データに基づいて次の行動をおこすと言ってくれんとあかん。また利上げの速度を速める場合ははっきりとしたインフレ過熱のデータが出た時やと言ってもらわんとあかん。

 

なぜこれら三点セット、CPIのクールな数字、0.5%の利上げ、そしてパウエルの注意深い発言が必要なのかというと、それは今日のPPIがホットやったこととも関係があるで。もうFedが利上げをしない選択肢何て全くないんや。やけどPPIよりもCPIの方がずっと注目度が高いし、ずっと重要なんや。Fedの決定をより左右するのはCPIの方なんや。だからとにかく火曜日のCPIのクールな数字なしには、水曜日のパウエル議長の柔らかい発言はありえないんや。

 

CPIは果たしてクールかどうかやって?それをはっきり言うのは難しいで。ただはっきり言えることもある。CPIを形成する主要な二つとして挙げられるのが、中古車価格とガソリン価格や。それらが下落してきとることははっきりと言えるで。わいはもしかしたら車とガソリン価格の下落だけでFedの姿勢を軟化させるのに十分かもしれんと思ったりもするんや。これだけで0.25%とかもしくは利上げ無しとか、そういうことには決してならないやろうが、0.5%の利上げは正当化できる可能性があるで。まあマーケットは既にそれを予想しとるんやけどな。

 

リアルな問題は利上げ発表後のパウエルのコメント具合や。パウエルはこの前の講演で既に0.5%という利上げの減速を匂わせとるし、将来の更なる減速にも含みをもたせとる。そういう論調が水曜日もあれば、わいらは素晴らしいサンタクロースラリーに向かうやろう。とにかくこの火曜日と水曜日がこの週の最重要事項なんや。じゃあそれ以外で来週はどのような注目点があるのか?月曜日から見ていこうやないか。この週は難しい週になるで。

 

月曜日はまず、Pfizerのアナリストミーティングがあるで。パイプラインを発表すると思うで。mRNAワクチンは素晴らしかったやろ。この会社の問題は人々はこの会社はmRNAワクチン以外目立つものがないと誤解しとることや。そんなことは全然ないで。この日のアナリストミーティングで他のものの素晴らしさが明らかになるとええな。Pfizerはもうすぐメジャーな薬の特許切れがあるから、皆それを不安に思っとるが、わいは今のパイプラインと更なる買収でうまくやってくれると思うで。

 

月曜日は更にCoupa Softwareの決算発表があるで。素晴らしい仕事をしとると思うが、ハイマルティプルな株で、今はウォール街はこういう株には一つも我慢強くないんや。バリュエーションが既にリッチなクラウド株には厳しい状況や。この会社は売り上げ成長の速さを誇ることから、利益を出してキャッシュフローを改善するという方向に転換せんとあかんと思うで。その転換なしには、この株はどこにもいかんかもしれん。買収ターゲットになったら別やけどな。

 

月曜日の最も重要な決算はOracleや。巨大な会社で最近国防省とのビジネス契約を発表したで。最近買収した医療情報技術企業のサーナーがどうなっとるのか、この株に勢いを与えることができるのか、注目しとるで。利益の16倍や。下落余地はそれほどないと思っとるで。

 

火曜日はCPIの発表がめちゃ大事やが、それ以外ではEli Lillyのアナリストミーティングがあるで。わいはこの株が好きやで。この会社は堅実な会社で歴史的に誇大宣伝はしないんや。わいのファンドも大きなポジションを持っとるんやが、素晴らしい肥満治療薬と糖尿病治療薬があって、そしてもしかしたら素晴らしいアルツハイマー治療薬すらものにできるかもしれんのや。この会社は誇大宣伝を嫌うあまり、それほど投資家をひきつけられてなかったりするわけやが、もしこの株をまだ買ってない人はとりあえずこのアナリストミーティングを待ってどうするか決めればええと思うで。

 

ちなみに翌日の水曜日はパウエル議長がしゃべるわけやが、何か株を買いたければとりあえず彼がしゃべる2:30PMまでは待つ方がええと思うで。この前はどうやったかというと、Statementはハト派っぽかったのに、パウエルがしゃべったらタカ派っぽくなって、株価は上昇後に下落ということがあったんや。気をつけるんやで。後は水曜日の引け後はLennarの決算発表があるで。巨大な、素晴らしいホームビルダーや。カンファレンスコールではいつも会長のStuart Miller、今この業界はこういう風になっているというはっきりした説明からはじまるんや。これは聞かんとあかんで。わいらが望んどるのは家の売れ行きが弱くなっとるということや。そうならんと今の利上げサイクルは終わらんからな。ハイジング業界がクールダウンするまでは、Fedは止まることは無いんや。

 

ただわいはこの会社は素晴らしい数字を発表してしまうと思うんや。彼らは自分自身のビジネスを良く知っとるからな。ただその場合にはわいはFedに、素晴らしいホームビルダーはその凄まじい努力で素晴らしい数字を築いとることを理解してほしいで。そもそも家の需要は強くて、まだまだホームビルダーは需要を全部満たすほどの家を建てれてないんやからな。そしてローン金利は上がっとるが、キャッシュをたんまりもっとる人もおるからな。

 

木曜日はAdobeの決算発表があるで。この前はFigmaの買収を発表したよな。ウェブデザインツールの最大手で200億ドルの現金と株式での買収や。マーケットはこの買収を嫌ったんや。アドビは小さい会社を買収するのにお金を払いすぎやということやったんや。今はこの買収が本当になされるのか、審査が入っとるところや。そして皆Adobeの成長の減速を心配しとる。わいはそれほど楽観的ではないで。アンダーバリューされとるかもしれんが、買いたいならもっと待った方がええと思うで。今回の決算後も下に行くかもしれんで。木曜日は更にCNBC Investing Clubの月例ミーティングもあるから皆見てくれよな。

 

金曜日は二つの大事な会社の決算があるで。Darden RestaurantとAccentureや。Dardenはオリーブガーデンとかの親会社やが、わいは今皆の財布のひもが固くなって、リーズナブルな値段のレストランが好まれとると思っとって、例えばそれがOlive Gardenや。素晴らしい数字を発表してくれると思うが、やけど人によってはこの株は上がりすぎやとも感じとる。どうなるやろうか。Accentureは他の会社のデジタル化を助けるコンサル会社や。素晴らしい会社でええビジネスをやっとるが、傾向としてこの会社の決算後は株が下がることが多いから気をつけんとあかん。あと、今は多くの会社がコストを削減せんとあかんくて、デジタル化への投資も控えとる会社が多いかもしれんで。そういうことも気をつけるんやで。

 

結論やが、CPIとかの大きなマクロな数字とFedのミーティング次第でどっちにも転ぶマーケットやから、それらが今巷に転がっとる投資の機会をあいまいにしてしまうんや。わいは皆にはまだまだオープンな気持ちで投資機会を狙い続けてほしいし、ただ来週に関して言えば何か株を買いたければ水曜日の2:30PMまでは待った方がええかもしれんのやで。

 

 

コールをいっぱい持っているから、CPIとFOMCががくぶるです。

 

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