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【ジム・クレイマー】今日のCPIの数字は、アメフトでいうとシーズンを勝っただけや。プレイオフはどうなるかわからんで!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの12/13のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

株式の先物の動きで手がかりをえようとせんでくれ!今日のCPIの予想よりクールな数字で先物で株価が上がったわけやが、その後株価は下がったやろ。誤解せんでくれ。わいは中古車の値段やガソリンや医療機器の値段が下がったことは素晴らしいことやと思っとるで。これらはインフレとの戦争でのリアルな進展や。やけど今日のCPIの結果は、明日FOMCの後にパウエル議長がどのようにしゃべるかという手がかりを得るのとはまた違うことなんや。

 

今日はいろんな指数が2%以上どーんと上がったんやが、でも結局ダウは+0.30%、SP500は+0.73%、そしてナスダックは+1.01%やったんや。このことはわいらのポートフォリオに対して大事なレッスンになっとると思うんや。わいは朝の番組で、CPIの数字を好きかどうか尋ねられたんや。それに対してわいはYesと答えたんや。やけどその後あまりに株価が上がっとるのを見て、わいは朝の番組中に、このまま株を買いあがったら泣くことになると言うたんや。

 

一つのインフレの数字でこんなに株価が急激に上がったらあかんと思ったんや。わいは別にコメンテーターが騒ぐほど、FedはCPIの数字を気にしてないと思うんや。わいは中央銀行はインフレを退治したいと思うのはっ当然なんやが、それはいいことのためにそうすると信じとるわけや。そうなってくると、コモディティーインフレはパウエル議長は気にしないで。彼がきにすべきは賃金インフレなんや。逆にいうとパウエル議長はとにかく雇用マーケットにダメージを与えたいということなんや。

 

わいはパウエル議長は様々な数字を見とると思うが、このしつこい賃金インフレのおさまりを見ない限りは安心できないと思うんや。Metaのようなテクノロジー会社がレイオフをしてどんどん賃金インフレに歯止めをかけようとしとるが、まだまだわいらは賃金インフレがどうにかなるレベルまではまだ達してないんや。なぜかって?なぜならば様々な業種で需要がまだまだめちゃめちゃ強いままやからや。

 

例えばハウジングに関して確かにある程度のスローダウンは見られたやろう。やけどハウジング会社の株は上にいっとるし、ローン金利は下がって来とる。その極端な形がパウエルが見たいことなんや。ハウジングの需要が弱くなってもっともっとハウジング価格の下落が見たいんや。ただ雇用が好調な限りはそこまでいきつかないんや。結果としてパウエルはどんどん金利を上げて、その結果買い手が干上がるまで待たんとあかんということなんや。

 

そういうことを考えるとわいもあなたの最重要視しとるSP500の捉え方も見えてくるやろ。あまりに多くの株が、今朝のソフトなCPIの数字で上がる価値がないけども、全体の上がりに押されて上がっとるんや。そういう株はすぐ下がる。パウエルがCPIのこのほどほどにクールな数字を熱烈に支持すると思うか?繰り返すが、彼は賃金インフレを気にしとるんや。

 

インフレの抑制を、一か月でなく、二カ月でもなく、三カ月でもなく、もっと長期に渡って考えるならば、一番大事なのは労働者の賃金なのは自明や。パウエルは実質的に労働者を作り出さなあかん立場にあって、それはパウエルには不可能なことや。移民問題と関係することや。やけどそんなことも、仮想通貨界隈の喧騒で、ワンバンクマンフリードが逮捕されたということで、それにかき消されそうな勢いや。

 

わいがこの事象について興味深く思うのは、たしかに多くの人が巻き込まれたスキャンダルではあるが、ビットコインは今日上がっとるということなんや。こういうのをひっくるめて、二つわいが言いたいことがある。一つ目は今日のCPIの発表は賃金インフレの低下を意味しなかったこと、そして二つ目はこの世で最も投機的な資産である仮想通貨が上昇したことや。

 

わいは冗談をいってないで。次におこるのはNFTの上昇かもしれん。結論やが、CPIの数字はマーケットに好感されたことは間違いないで。やけどインフレで言うと、そしてアメフトで言うとそれはシーズンを勝っただけや。プレイオフはどうなるかわからん。パウエルが明日どう言うのかわからんのやで。

 

 

パウエル発言に注目ですね!

 

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