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【ジム・クレイマー】決算シーズンは個々の会社に注目と言ったやろ!?その存在価値を存分に示した6銘柄!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの1/26のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

Fedが全てのビジネス世界を牛耳っとる、そう思ってないか?そしてともすると、会社を経営している人たち、そしてその会社で働いている人を忘れてしまうんや。彼らがどのようにうまく、スローダウンする経済に対応できるのか、そのことを忘れてしまうんや。彼らはFedが経済に冷たい仕打ちをしてもあきらめんで。そして、まさにあなたたち、株主たちのために寝食を忘れて働くんや。だからわいは株式市場が好きで、ビジネスが好きなんやと思うんや。そしてそういうハードワークは確実に報われる時が来るで。今回の決算シーズンやってそういう決算発表がいっぱいあったんや。

 

今日だってそのような決算発表に支えられて株価が上昇した日やったで。ダウは+0.61%、SP500は+1.10%、そして一番上がったナスダックは+1.76%やったんや。以前だったら、今日株価が上がる理由としては、今朝発表されたGDPの数字が予想より良かったからということになるやろう。昨年10-12月のGDPの速報値は、前期比年率2.9%増と、予想の2.6%増より良かったんや。経済の最大部分を占める個人消費は2.1%増と、予想の2.9%増を下回ったけどな。やけどこれで株価が上がったと考えるのはミスディレクションや。間違っとるで。

 

わいらは今決算シーズンの真っただ中や。なんで株式市場が好調やったかというと、多くの会社がええ決算を発表したからや。いくらFedが利上げを盾に経済をおどしにかかったって、ビジネスによっては状況に対応して好調さを維持しとるんや。ということで、今回は素晴らしい決算を出してその存在価値を証明した6つの代表的な銘柄を見ていきたいと思うで。皆、来週のFOMCが気になってしょうがないかもしれんが、個々の決算を理解しておくのが今は一番大事なんやで。Fedがひきおこすリセッションを恐れてばかりいても仕方ないやないか。そうじゃなくて個々の会社の決算を良く研究することで真の経済をつかむんや。

 

ということでまず一つ目の銘柄は、Chevronや。CEOのMichael Wirthはもうほとんどお金を生み出しとるようなものや。Michaelは誰が会社を所有しとるのか、良く知っとる。そうや、あなたや。株主や。だから株主に利益を返すんや。750億ドル規模の自社株買いプログラムを発表したし、6.3%の増配も発表したで。そして株価は4.86%も上がったんや。最も大きな石油会社の一つであるChevronがこんなに一気に上がるのかと思うやろうが、この動きは理に適っとるんや。だって、750億ドル規模の自社株買いプログラムは実に株価に直したら20%にあたるんや。

 

バイデン政権はガソリン価格を下げたいから、このように大きく儲けてその儲けをガソリン価格を下げることに使わずに株主の利益還元に使うことを苦々しく思っとるかもしれんが、やけど彼らはビジネスをしとるんやで。公的機関のユーティリティー会社やないんや。ちなみにCEOのMichael Wirthはワシントンとも話し合いをいっぱいもっとるで。後Chevronは100億ドルを、温室効果ガスの削減のために費やすんや。他の同業者よりも投資額はめちゃめちゃでかくて、これが発表されたときは株価が下がったもんやけどな。

 

Chevronは生産量を拡大しとるで。今回も3%も増えとる。これは巨大な量やで。グロース率はここのところ落ちとるが、それがインドネシアとかタイとかでの、いろんな契約上の条件によるものや。バイデン政権が本当にガソリン価格を下げたければ、彼らが禁止したりやりにくくしている新しいパイプラインの建設をどんどん認めたらええんや。アメリカの石油の採掘量は巨大や。ただそれを素早く行き渡らせることが困難なんや。ホワイトハウスや他のところからの反対がすごいからや。ということで、ホワイトハウスが、まるでChevronが公共の利益を無視して経営陣や株主の私腹だけを肥やしているという批判は全く見当違いやで。

 

Chevronの最大の株主はインデックスファンドや。Chevronは株を買っとる全員に利益を配っとるということになるんや。ウォーレンバフェットだって多くの株を持っとる。そのバークシャーの株を多くの人が持っとるやろ。そういうところからも、Chevronは皆に利益を与えとるんや。まあそういうことをおいておいても、とにかくChevronは良くやっとるということや。

 

次に行ってみよう、二つ目の銘柄はTeslaや。今日11%も上昇したんやが、何があったんや?1/25の決算で売り上げは少しミスしたんやが、EPSを大きくビートしたんや。2022年の納車台数を前年比50%増加させるという目標は達成できんかったんやが、第4・四半期の納車台数は過去最高の40万5278台やったんや。オペレーティングマージンは17%や。こんなに高い数字、どこの車会社が出せるというんや。数年前、多くのアナリストが、Teslaは運転資金が枯渇してつぶれると言うたんやが、ここまで利益をあげとる会社が他にごろごろ転がっとるんというんか?まるでキャッシュマシーンや。

 

イーロンマスクは最近Tesla車の価格の値引きをやって、それが需要の減退のせいやないかと言われたよな。やけどそのおかげで今までで最大の注文が入り続けとるんや。今年に入ってからのオーダーの入り方は、生産台数の二倍や。顧客にとって価格は重要なんや。そしてこのことはFordとかGMは大丈夫かという考えを呼び起こすで。Teslaの攻勢が強すぎると、彼らもより激化する競争に巻き込まれて利益がどんどん減っていってしまうかもしれんからな。

 

三つ目の銘柄はNucorや。ベストのスティール会社や。普通やったらFedの金融引き締めサイクルの時は、全てのスティール会社をショートせんとあかんのや。やけど今日のNucorの決算は素晴らしかったで。まさに真のブローアウトな決算やった。今のビジネスサイクルで予想される逆の好調さやったんや。Fedのギャングがまた、経済がホットすぎるからあかんみたいなことを言いだしたら、そして今想定されとるよりもアグレッシブな利上げが繰り返されたら、この株は再び打撃をうけるかもしれんが、やけどCEOのLeon Topalianは準備万端なんや。政府がばらまくインフラ関係のお金がこの会社に降り続けるんや。

 

さて、今のビジネスサイクル的にはリテールも厳しいことになるはずやと思われとる。やけど四つ目にあげたい、農業のリテールのTractor Supplyは今日素晴らしい決算を発表したで。そして株価は6%以上も上がったんや。なんでこんなことがおこったのかはシンプルや。皆COVID時代に都市から田舎への移動がおこって、田舎が盛り上がっとるんや。今はTractgor Supplyは皆が良く行く場所になっとるんや。

 

五つ目はSalesforceや。前にエリオットマネージメントとかのアクティビスト投資家がこの会社に圧力をかけとることは言うたと思うが、実際エリオットマネージメントは取締役候補の指名を準備しとるというニュースが出たで。取締役選任を巡る争いが始まるやろうが、Mark Benioffは入れ替えも受け入れるというようなことを言うとる。この会社の経営陣は古い人たちが多いから、そうなったらまた新しい感じになるかもしれんで。この株は今日+5.71%あがったし、今年ということでいえばもう25%も上がっとるんやで。

 

最後の六つ目にUnited Rentalsをあげたいで。建設機器のレンタル会社やが、こういう会社は利上げ時の、経済のスローダウンの時はあかんはずなんやが、今日は10%も株価が上がったんや。EPSは予想をミスしたんやが、売り上げは予想を上回って、特にBearはこの会社の決算はめちゃめちゃ悪いものになると思っとったから、予想外のええ決算で株価が上がったんや。もしあなたがFedのことだけを気にしとったら、こういう会社のええ業績を見逃したり見誤ったりしてしまうで。だから今はとにかく個々の会社の決算を咀嚼することが大事なんや。一つ一つの会社のことを研究しとったら、今回の決算だって驚きじゃなかったかもしれんで。

 

結論やが、何回も何回の言われてもらうが、決算シーズンで大事なのは個々の会社がどれぐらいよくやっとるかと、その会社のCEOの言動や。今日のような日がその大事さを物語っとるで。Fedの動きを気にするあまり個々の決算に盲目的になってはダメやで。

 

 

自分が予想していたよりもいい決算が多いです。

 

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