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【ジム・クレイマー】ウォール街はマーケットに対してネガティブになりすぎている!?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの4/14のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

さあ決算シーズンが本格的に始まった。ウォール街はそんな時にまた今までのようにネガティブやったな。そもそも多くのアナリストが、今回の決算全体で利益は5-7%下がっとるやろうという予想をしとるんや。今回の決算は業績が冴えないものになる、と言われとる。やけどどうやってそれは計算されたんや?誰かそんなにばしっと計算できる人がおるんか?今日JPMの株価が7.5%も上がったのはどういうことや?銀行のミニ危機からJPMは恩恵をうけとるんやで。

 

まあでもJPMの決算の好調さだけで株式市場が上がるわけではないで。実際今日はダウは-0.42%、SP500は-0.21%、そしてナスダックは-0.35%と下落の日になったんや。わいは昨日も言うたけど、今の相場でBearになるのは間違っとると思うんや。そしてそのことは早くも来週、示されることになるかもしれんで。ということで来週のゲームプランにいってみようやないか。

 

まず月曜日はCharles Schwabの決算発表があるで。数週間前、この株にショートセラーが殺到した。この銀行の債券ポートフォリオがひどいというのがその理由や。わいは別に今回の決算で素晴らしい数字を発表してくれるというとるわけではないが、わいはそこまでひどい数字を発表して、発表後に一段と株価が急落するなんてことにはならんと思っとるんや。火曜日にはBank of Americaの決算発表があるんやが、JPMの決算が良かったからちょっと期待値が上がりすぎとる気がするで。やけど予想されとる数字はネガティブすぎるから、それに比べたら素晴らしい数字を発表してくれると思うんや。

 

火曜日は更にGoldman Sachsの決算発表もあるんやが、こっちの方がより問題かもしれんな。IPOウィンドウも閉まっとるし、支出も増えとる中でこの銀行がどのような数字を発表してくれるのか注目や。しかもGSはいつも、素晴らしい決算を発表しても誰も気にしてないかのようにそれが株価に反映されないんや。だから往々にして、素晴らしいビジネスをやっとるんやが、株価は決算後さえなかったりする。もっとGSが自社株買いをすればその問題は解決するんやけどな。やけどそれは会社のDecisionでわいらにはあずかり知らないことや。

 

火曜日は更にJ&Jの決算発表もあるで。この株はタルクの裁判の件で大きく下がって来た。やけどそもそもこのタルクの裁判がこの会社の研究開発の凄さとかを弱らせるとは思わん。二けたのグロースを往々にして見せてくれる会社や。そして消費者製品部門のスピンオフも控えとる。どうなるのかのプランを聞きたいで。まだまだ下落から回復してない株やが、ここからも注目し続けたいんや。更にLockheed Martinの決算発表もあるんやが、我が国の防衛予算とウクライナについて聞きたいで。まあ彼らは自ら進んでそういうことを語りたがらんやろうけどな。カンファレンスコールにわいが参加できるなら、わいは昨今のロシアの空の支配の優位さとそれにこの会社がどうやって対抗していくかが聞きたいで。

 

火曜日最後に言及しておきたいのはNetflixの決算や。この会社はヒットビジネスや。ヒット作を量産して進んでいくビジネスや。最近彼らはヒットをとばしとるし、わいはだから、この株はバーゲンやと思うんや。わいはこの株を見捨てないで。水曜日はMorgan Stanleyの決算発表があるで。彼らの資産管理ビジネスがどうなのか注目や。そしてそれがSVB破綻でどのような影響をうけとるのか聞きたいで。SVBと顧客がかぶったりしとるやろうしな。ちなみに全ての銀行がSVBみたいな感じでは全然ないんやで。わいのファンドはMS株を持っとるし、今回の決算も素晴らしい数字を期待しとるで。

 

水曜日は更にTeslaの決算発表に注目や。この株ほど、下落したら皆が入りたいと思っとる株はないで。やけど逆に、ちょっとでもネガティブなことがあれば株価が敏感に下落する株でもある。やけどいずれ株価は戻るから、その時に売った人が馬鹿者みたいになる、これがいつものパターンやったりするんや。ちなみにTeslaの決算は他の決算にも影響を及ぼすで。例えば水曜日はIBMの決算もあるが、Teslaの決算が悪かったらIBMの株価も下落するかもしれん。しかしIBMももう長年冴えない株価の動きなんや。下手したら8年以上もや。そろそろそれを脱却してもええんやないか、注目したいで。

 

さて、JPMの決算は良かったし銀行株にある種の安心が広がったと思うが、水曜日に決算があるZion Bankはどうかな?この地方銀行は最も危ない銀行の一つとしてたびたび名前が取りざたされとる。もしかしたらそういう噂を吹き飛ばしてくれるかもしれんし、どうなのか見てみようやないか。あと水曜日はLam Researchの決算にも注目したいで。この会社は半導体業界において、最も欠かせない装置を作っとる会社の一つや。中国との25億ドルのオーダーがパーになったということもあるんやが、今年というスパンで見ればええと思うで。

 

半導体ということでいえば、もしわいらが半導体の需要と供給のバランスを知りたければ、木曜日に決算発表があるTSMCに注目や。世界最大のファウンドリーや。さて、インフレの観点からはわいらはハウジングと車業界に注目せんとあかんわけやが、木曜日はDR HortonとAutonationの決算発表があるで。Fedの利上げにもかかわらず昨夜のLennarは素晴らしいストーリーを発表した。アメリカで最も大きなハウジング会社のDR Hortonがどうなのか、注目しようやないか。家の値段はどうなっているのか。Fedをまだまだ焦らせるのかそうではないのか。わいはDR Hortonのビジネスは強いままやと思うで。似たような感じでAutonationも予想よりええと思うんや。この前のCarMaxのようにな。Fedは強いストーリーを聞きたくはないやろうけど。

 

木曜日は更にUnion Pacificの決算発表があるで。新しいCEOがどうなのか。何がおこっとるのかわいには今はわからんから詳しく聞きたいと思うで。更に木曜日はNucorの決算発表があるで。この会社はアメリカでベストのスティールメーカーであるにもかかわらず、プレアナウンスで業績のカットを発表して、もしかしたらその時よりもまだ下回る数字かもしれんで。やけどこの会社はインフラ投資法案の恩恵も受けて長期では敗者じゃなくて勝者やと思うから、決算後に株価が更に落ちるようなことがあれば、わいは買い手やで。

 

最後に金曜日やが、まずP&Gの決算発表があるで。この消費者製品会社の巨人は、向かい風の状況を追い風に変えとるところやと思うで。コストは下がっとるしドルも下がっとる。値上げした商品はそのままや。この株に懐疑的な人が多いのは知っとるが、CNBC Investing Clubのメンバーならわいがいつも言うとることがわかるよな?わいはこの株に対してBullishであり続けるで。この会社の歴史的なグロースレートを考えると、今は割安なんやで。

 

あと、金曜日はSLBの決算発表もあるで。ここから長年にわたる展望を言うてほしいで。今原油は$80台前半に上がっとるが、わいのファンドは石油サービス会社としてはHaliburtonを持っとるわけやが、わいはSLBもHALも両方好きやで。

 

結論やが、来週は決算シーズンがフルスイングや。わいはおそらく多くの人が思っとるのとは逆で、実は喜ばしいサプライズを見ることになる週になると思うんや。その理由の一つとして、とにかく今わいはウォール街がマーケットに対してネガティブすぎると思っとるからな。

 

 

ポジティブサプライズが頻発しますように。

 

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