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【ジム・クレイマー】ダウ銘柄を今決算でランク分け!上位ランク銘柄を覚えておいて、株価下落時に活かそう!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの5/1のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

決算シーズンまだまだ真っ只中やが、ダウ銘柄のだいたい三分の二の会社の決算発表が終わったで。そしてその様相はBearというよりはBullやと思うんや。そしてそれが、今のマーケットの好調さを支える主要因となっとるんや。まあ今日はダウは-0.14%、SP500は-0.04%、そしてナスダックは-0.11%と少し下落した日になったけどな。やけどこの決算シーズンはそもそも、結構悪い業績が続出するんやないかとおそれられとったんや。そのことを考えるとかなりいい数字が見られとると言えるんや。

 

今、皆の関心がFirst Republicの破綻にあるのはわかっとる。JPMorganが公的管理下に置かれたFirst Republicを、FDICが実施した緊急入札で落札することで買収することになったんや。やけどそのことよりもわいはやっぱり決算に注目したくて、今回は決算が終わったダウ銘柄をランク分けして説明していきたいと思う。そうすれば今度マーケットが下落した時に、どの銘柄を狙えばええのかクリアになるというものや。FOMCがどうなるのか、雇用の数字はどうなるのか、債務上限問題はどうなるのか。まだまだマーケットの下落要素はいっぱいあるからな。

 

ランク分けは三つで、GreatかOkayかMore work to doでいきたいんやが、まずはGreatにランク分けしたAmerican Expressや。素晴らしい決算で素晴らしいグロースを見せつけたで。ミレニアル世代やZ世代の利用が目立って、旅行もカムバックしとるし、なんで株価が下落しとるのかわからんで。一方Amgenはあかん。More work to doや。クリアな決算ミスでシンプルに売り上げが失望をよんだんや。この株はBearのための株や。

 

BoeingはGreatやったで。わいは株価の下落はついに終わったんやないかと思っとるで。Boeingは航空機の生産を加速させた時がいつも買い時なんや。彼らは今捌けるよりもよりおおい注文をうけとる。生産が加速するはずや。もちろんいろいろな問題もあるが、やけど今回の決算はここ長年でようやく真のビートだったんじゃなかろうか。わいはこの株が$200切ったら買いたいで。CaterpillarもGreatで、素晴らしい決算のビートやった。やけどガイダンスを引き上げることができなくて、そのことでBearにつけこむ隙を与えてしもうた。今のビジネスサイクルでは注文のキャンセルがおこるのは普通や。そしてこの株を売っとる人はインフラ投資法案からの巨額のお金が流れてくることを忘れとるんやないか。来年は巨大な注文を受けると思うんや。もし株価がまだまだ下がるなら、買わんとあかんで。

 

Chevronの決算も良かったが、Exxonの決算と同日やったために目立たんかったな。Exxonが良かったからな。やけどChevronも決算の数字は素晴らしかったと思うで。後はCoca ColaもGreatや。12%のオーガニックグロースや。素晴らしいプライシングパワー、値決めできるパワーを持っとる。DowはOkayにランク分けしたいで。この決算は完ぺきではなかった。部門部門によってええところ良くないところがあったで。Goldman SachsはMore work to doにランク分けしたい。良くなかったで。IPO市場とかが閉まっとる時に、彼らはどうやって売り上げのグロースを作るのか、真剣にかんがえとるんやろうか。Goldmanはちょっと前にGreenSkyを買収したんやが、たった13カ月たっただけでもうそれを売りたいというとる。この会社はBearのためのものや。

 

後はIBMもMore work to doにランク分けするで。彼らは巨大な顧客をいっぱいもっとるというとる割には、Bullが望むほどの売り上げがたてられてない。HonerywellはGreatやった。もしかしたらここまでの決算で最も素晴らしいストーリーの一つかもしれん。ここまで良くやってきたが今年は株価は冴えなかった。ただ航空宇宙ビジネスが加速しとる。化学部門も良くなってきとる。自動部門も気候制御部門も両方ともええ。やけどとにかく航空宇宙ビジネスがええから、買いたいんやったらそこに注目するんや。

 

IntelはOkayにランク分けするで。決算はわいはひどいと思ったが、やけど思ったよりはひどくなかったんや。CEOのPat Gelsingerはようやく長らく待った反撃と時というとったが、ここまで悪夢が続いとったから彼の言葉が正しいことを祈るで。J&Jはグレイトやったで。タルクの裁判の件が暗い影をおとしとるが、やけど決算後株価は上がるべきやったとわいは言うたやろ。そして実際そこから株価は上がって来とるやろ。スピンオフする消費者製品部門も本体に残る医薬品・医療機器部門も、共に良かったんや。ただ繰り返すが、タルクの裁判がこれからどうなるか油断はできん。

 

McDonaldsはGreatやったで。既存店売上高が12.6%も伸びとったんや。予想が9.3%やったから予想をはるかに上回る伸びや。ただ株価はここまで大きく上がってきたから、わいはここで買いたくはないで。わいは常に、こんなに上昇しとる株にはあまり手を出さんようにしとるんや。買うにはもっとプルバックが必要やで。MerckもGreatやった。キートルーダの売り上げが素晴らしい。この薬の特許切れを心配する声があるが、それはまだ今から六年後のことや。キートルーダは史上最も売れた薬の一つになると思うで。そしてこの六年でいろいろ手をうたなあかんが、Premetheusを買収したりして手をうっとる。

 

MicrosoftはもちろんGreatで、この素晴らしい決算シーズンを象徴するかのような決算やった。Azureの伸びが素晴らしかった。そして他の、ソフトウェア部門もゲーム部門も素晴らしかったんや。OpenAIへの投資でこれからも楽しみや。JPMorganもGreatやった。この銀行はお金を吸い込む掃除機のようや。銀行破綻で不安を感じた顧客のお金をどんどん吸い取っとるんや。そしてたった今日First Republicを買収したことは冒頭で言うた通りや。

 

3MはOkayや。6000人の従業員をカットするということやが、地下水と耳栓の訴訟を解決せん限りはどうやってこの会社が浮上するのかわいにはわからんで。寂しい決算の数字やったが、ただそれは予想されとったから株価はそれほど下がらんかった。だからOkayにランク分けしたで。P&GはGreatやった。わいのファンドでこの株を持っとるんやが、わいが期待した通りのビジネスの進展を見せた。コストは下がっていっとるが値段はそのままで、利益がどんどん増えとる。わいはこれからもコストは下がり続けると思うから、これからの決算もビートが続くと思うんや。

 

TravelersはOkayにランク分けするで。わいはChubのようなええ決算を期待したが、苦労しとるのが見えるで。わいやったらこの株は買わんで。Verizonは顧客の獲得という意味では素晴らしい決算で、実際それが大事なんや。6.7%の配当を考えたら今の株価は魅力的やで。まあでもまだまだ、思ったよりは良かったという域をでないんやけどな。UnitedHealthはGreatやった。決算や良かったし予想もガイダンスも良かった。わいはわいのファンドで持っとるHumanaの方が好きなんやが、やけどUNHもええで。

 

最後にVisaやが、いつもの強い決算やったからGreatにランク分けするで。結論やが、多くの会社の決算が勝利やった。敗北の決算は少なかった。このランク分けを覚えておいてほしいんや。もしくは自分のホームワークで研究して良かった会社を覚えておいてほしいんや。なぜならわいは今のマーケットでまた難しい時が来ると思っとるからや。Fedのせいなのかインフレや雇用の数字のせいなのか債務上限の問題なのか、わからんがやけど急落の局面ではGreatにランク分けされた株を狙っていくんや。

 

 

今決算シーズンは崩れなくて良かったです。

 

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