アメリカ発ーマカベェの米株取引

アメリカ在住マカベェがジム・クレーマーの発言等の米株情報をアップデートします。

景況 銘柄

【ジム・クレイマー】びびらすわけではないが、どうかひとりよがりにBull一辺倒にならないでほしい!【Mad Money】

投稿日:

 

こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの6/9のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

まるで皆が、今は債券を売って株を買う時やと思っとるかのようや。株式市場でどんどん上がる株を見つけようぜと皆意気込んでいるかのようや。今日はダウは+0.13%、SP500は+0.11%、そしてナスダックは+0.16%と、終値としてはまずまずの日になったが、始まりの勢いとかは凄かったで。やけどその凄さも誰も驚いてないかのようで、わいはこういう穏やかにポジティブなマーケットは信じないことにしとるんや。ここから穏やかさの殻が破られる要因となることはそれこそいっぱいあるからや。

 

もし今株式市場にポジティブになりすぎて、今この時点でどんどん株に入っていってみ?そしてもし株式市場が急落した時にとても驚くとしたら、あなたは無防備すぎると思うで。今の勢いに乗り遅れることが怖いFOMOのためにどんどん前のめりになって大丈夫なのかどうか、今一度自分自身で考えてみてほしい。去年の10月にひどかった株式市場の下落がボトムをつけたんやが、あの時は悲観的な雰囲気が渦巻いて株価は永遠に下落するんやないかと思われとって、まるであの時に株を売っとる人そのものなんや、今無邪気に株を買っとる人というのは。

 

今は株式市場の急落をさそう要因を警戒するべき時なんや。もし次の週でそういう要因で大きなものがあるとすれば、当然それはFOMCやろう。水曜日に利上げがあるかどうかの発表があるで。その後のパウエル議長のプレスカンファレンスで彼が何を言うのか。わいはあまり楽観してないんやが、一足飛びにそこにいかずに、来週のゲームプランを月曜日から見ていこうやないか。月曜日の引け後はOracleの決算発表があるで。最近OracleとAIとのからみが、NvidiaのCEOのJensen Huangが言及したこともあって注目されとる。

 

ただ不幸なことにOracleはどんどん高い株になっとって、しかもこの株は傾向として決算後厳しい傾向があって、決算後に株価が下落して、その後上がる傾向にあるんや。その要因の一つにビジネスが単純には理解されづらいものであることが挙げられる。とはいえ、長期的には堅調な成績を上げとって多くの自社株買いもやとって、マーケットもこれまで以上に安定した成業績を求めとる。わいやったら決算目にちょっと買ってもええし、決算後の下落を待って買ってもええかなと思うで。

 

火曜日はAMDのプレゼンテーションがあるで。今多くの人がAMD株を買っとる。彼らはデータセンターとAIのテクノロジーに関して発表するやろうが、ええ発表をしてくれると思うから注目や。ただAMD株は高値やということに注意する必要がある。わいのファンドはこの株を持っとるが、今このタイミングで買い増しをしようとは思わんで。あまりにも早く株が上がりすぎや。MicrosoftやHPと何らかの提携を結んどる発表とかあるかもしれんが、そういう発表もめちゃめちゃ重要なものじゃなかったら、なかなか難しくなるほどこの株の人気が高まっとる。

 

火曜日は更にHome Depotの重要なアナリストミーティングがあるで。この前の決算が弱かったと大まかに片付ける前に、そこで見逃した何かをここで発表してくれるかもしれんで。今はこの会社にとってもクリスマスシーズンや。ガーデニングのシーズンまっさかりやからな。DIYをする人々もどんどん物を買っとるやろう。今ローン金利が高くなっとるが、過去五年のローン金利は低くて、皆そのまま低い金利でいたいから、あまり家を移りたくなくて、自分でいろいろ修理をするやろうから、そういう時こそこの会社の出番なんや。

 

火曜日の朝は、重要なCPIの発表があるで。インフレの軌道はわいは好ましいと思っとる反面、絶対的な物価水準はまだあまりにも高いんや。なぜなら、家賃が下がってないしな。それに、知っとるかもしれんが、今牛肉を中心とした食品のインフレが新たに起こってしまっとる。物価がやっぱりあまりにも高いんや。だから消費者は安いものに乗り換えようと試みとるが、ほとんど効果なしや。なんあで私が食品の絶対的な物価水準を気にするかと言えば、やっぱり次の日のFedの金利決定に影響を及ぼすと思うからや。

 

Fedは利上げを見送りたければ、それ相応のデータを必要としとる。CPIがめちゃ高かったらどうや?Fedのタカ派委員達はここぞとばかりに、経済があまりに活発でインフレがおさまってないことを指摘するやろう。先週のBank of Americaが発表した数値によると、消費者の支出は落ち着いてきとるが、2019年よりはまだ良い状態にあるんや。Fedは2019年がとても強力な年だったことを知っとる。それより良い状態は、やっぱり強い状態やと解釈できるやろう。わいは今回パウエル議長は皆が思うよりタカ派的な姿勢を示すかもしれんと思うんや。

 

インフレデータがまだあまりにも強く推移しとることを明確に言うやろう。そうなると、例え今回利上げが見送られようと、これは利上げの終わりではなく、ただの一時停止と見なされるやろう。そしてパウエル議長の姿勢は、7月のFOMCへの布石でありその時の利上げの可能性への警告ととらえられるやろう。だから例え利上げが一時停止したって、全体的にタカ派やったなと思われるようなことになるかもしれんと思うで。水曜日のFedにとにかく注目や。

 

インフレの強い数字のことをもっと良く知りたければ、そしてなぜインフレがなかなかおさまらないのか知りたければ、水曜日に決算があるLennarのカンファレンスコールを聞くのがええと思うで。このフロリダのホームビルダーは、今まで驚異的な数字を出しとって、大きな利益を上げとる。普通は現在の時点ではホームビルダーは負け組のはずやが、アメリカには巨大な住宅不足という事情があって、そうなってないんや。しかも長期国債は低いままやから、ローン金利もそこまで上がっていない。ホームビルダー株はそれぞれ半値になるべきやと思うが、そうなってないんや。

 

パウエル議長の講演のすぐ後にLennarの強い決算が発表されたら、まるでFedのインフレ警戒が裏付けられるようになって嫌やなと思うで。Lennarがより高価な住宅、より高価な資材、より高価な労働についてしゃべったら、それはインフレの毒薬のようなものやからな。水曜日はCNBC Investing Clubのmeetingがあるからメンバーの人は楽しみにしておいてほしいで。わいはおそらくここで、より慎重にいかないといけないということをしゃべるやろう。

 

木曜日の朝は小売売上高の発表があるで。これもトリッキーや。もし前日にFedが利上げをしなくて、翌日に強い数字が発表されたらどうなる?Fedはやっぱり利上げせんとあかんかっただの、次のFOMCでの利上げは確実やといった意見が噴出するやろう。木曜日の朝は更にKrogerの決算発表があるが、この発表でも食品コストが注目されるやろう。あまりええ発表じゃないかもしれんと思うで。KrogerはAlbertsonsとの合併を目指しとるが、FTCはそれを許可せんやろう。Krogerは訴訟をおこすかもしれんが、勝てるかどうかはわからんな。彼らのビジネス上の重なりはそんなに多くないんやけどな。

 

木曜日は更にAdobeの決算発表があるんや。長い間この株は冴えなかったわけやが、過去一カ月とか、ここ数日で株価が急騰して、30%以上上昇したんや。昨日わいはAIを駆使しとる企業であることを言うたわけやが、Nvidiaの基盤技術とうまく組み合わさって素晴らしいと思うんやが、この時点でもう多くの人がこの株の有望性を発見しとる。わいはこの会社が好きやからフェードアウトするつもりはないが、別にもうAdobeに注目することは特別なことでも何でもないことをわかっとかんとあかんで。

 

さて、最近は消費者が景気後退を心配して、支出を抑える傾向にあるという話も聞こえてきとるし、賃金がスーパーマーケットのインフレに追いつかなくなっているという懸念も上がっとるわけやが、どうなっとるのか、金曜日のミシガン大学のセンチメント指数の発表が、消費者の現状を把握するのに役立つやろう。わいは消費者が景気後退や解雇の見込みを予期してきちんと支出を止めない限り、Fedはインフレとの戦いに勝つことはできないと思っとる。例えこの水曜日に一時的な休戦をやったとしても、完全な勝利を宣言することにはまだまだほど遠いんや。

 

結論やが、どうかひとりよがりにBull一辺倒にならんでほしい。そういう人がとても多いと今見受けられる。まだまだマーケットを揺るがすネガティブなことは多くおこりうる。びびらすわけではないが、わいが考えとるよりそういう要因は多いかもしれん。特にここまで株式市場が好調に上がってきた今、以前よりもより警戒感を強めんとあかん。わいはもし来週のFOMCでウォール街が喜びにあふれとったらめちゃめちゃ驚くで。身構えるんや。例え今のマーケットの好調さにこのまま乗っていきたいと思っとってもな。いや、むしろそう思っとったらなおさらや。

 

 

身構えなければいけませんね。

 

記事に価値を感じていただけた場合、Amazon JapanもしくはPayPal経由で投げ銭いただけると励みになります。

 

応援よろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

米国株ランキング

-景況, 銘柄
-

Copyright© アメリカ発ーマカベェの米株取引 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.