こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの6/16のMad Moneyはどうだったでしょうか。
ここまで株式市場は大きく上がってきたから今週は下落でしめられたで。今日はダウは-0.32%、SP500は-0.37%、そしてナスダックは-0.68%やったんや。今日の始めはまあ大丈夫な日やとおもったんやが、1PMから下がり始めて下落で終わった。ただわいはまだまだ株式市場に入るべきお金が他に温存されとることを知っとるで。そういうお金は今のこの5週間連続の上昇という大きな上がり局面ではなく、はやく大きく下がる局面が来てくれんかな、セルオフを待っとるんや。
わいはここまで大きく上がってきたからある程度の調整は入ると思うんやが、その際にもそんなに大きな下落にはならんと思うんや。ここのところのマーケットの動きで、債券よりも株式がやっぱり儲かるということを多くの人が思い出したと思うからな。株の方が債券よりずっとリスクが高くても投資する価値がやっぱりあるなと皆感じたんやないか。ということで、わいは次にマーケットの調整が入るとしたら、その時をポジティブにとらえるやろうと思うで。買いの好機としてとらえるやろう。
ディップ買いをせよというのはあまりに簡単なひとりよがりなアドバイスやと思うか?わいは今の時期はそう思わんのや。確かに今マーケットは買われすぎの水準や。あまりに早くあまりに大きく上がった。だから調整があるやろうが、だからといってブルマーケットが終わるとは思わんのや。ただ、わいはCNBC Investing Clubの会員にも言うとるやが、ある程度シビアな下落があるまでは、今の水準でどんどんお金を株式市場にいれるんじゃなくて、じっと待つのがええんや。
多くの人がうずうずしてどんどん今株を買っとるが、わいはそれを正しい、そして手堅いことだとは思わん。今前のめりになるのは間違いや。例えば今週健康保険会社の株が大きく下がったやろ。HumanaとかUnitedHealthとかや。そういう風に大きく下がる局面だって、それぞれの株でこれからもあるということを覚えておくんや。株を買う時は、株が弱っとる時がええんやで。待つのが大事なんや。我慢が株式投資の肝なんや。大きく儲けるには我慢が必要や。そのことを頭にいれて、来週のゲームプランにいってみようやないか。
まず月曜日はJuneTeenthで株式市場は休場や。やけどこの月曜日から始まるパリの航空ショーで世界中の航空宇宙分野の会社がいろいろな発表をしてくれると思うんや。例えば月曜日はRaytheonがどのような発表をしてくれるか注目しようやないか。わいは世界中の航空機需要がうなぎのぼりやから、Raytheonはとてもよくやっとるという発表をしてくれると思うで。そして翌日の火曜日はGEも素晴らしい発表をしてくれるやろう。GEは今年ここまででなんと、SP500銘柄の中でパフォーマンスがいい7番目の会社なんや。CEOのLarry Culpはこの会社を立て直したで。もはやそのことに疑問を持つ人はおらんやろう。
火曜日は更にFedexの決算発表があるで。わいは今このセクターは最もエキサイティングといってもええほどやと思うや。CEOのRaj Subramaniamは比較的新しい人やが、コスト削減とビジネスの上向き具合を語ってくれると思うで。アメリカではここ数ヶ月でeコマースの素晴らしい回復があったからな。彼は素晴らしい仕事をしとると思うんや。ガイダンスを引き上げれるかどうか、注目しようやないか。あと、この日はMad Moneyをモーターショーからお届けして、FordのCEOとしゃべるから楽しみにしておいてくれよな。FordはTeslaとの提携を発表してから株価がどんどん上がって来とる。その様がわいは好きやで。
水曜日はDollar Treeのアナリストミーティングがあるが、問題を抱えとるかもしれんで。この会社のこの前の決算はめちゃめちゃ悪かったからな。今年最も悪いぐらいのものや。このミーティングで人々をまだこの株のことを魅力的に思わせるのかどうか、見てみようやないか。わいはカムバックを信じとるけどな。ただきちんと再建プランが実行にうつされとることを確認するまでは納得はできん。そして少なくとも今はそういう状況ではないで。
さて、今週Fedのmeetingがあったばかりでパウエル議長の会見も聞いたばかりやが、こんどはパウエル議長が水曜日と木曜日、議会証言があるで。まず水曜日は下院で、そして木曜日は上院でやるんや。ハウジングの価格をどのように下げられると考えているのか、つめられるんやないか。家の値段がインフレの大きな部分をしめとるからな。ちなみにハウジングと言えば、ここには書いていないが、水曜日にはKB Homesの決算発表があるんや。今どのような状態なのか注目やで。わいはホットな数字を発表する方に賭けるけどな。
さて、今週はCAVAのめちゃめちゃほっとなIPOがあって、レストランチェーンビジネスってすごいんやないかと皆思ったわけやが、木曜日はDarden Restaurantsの決算発表があるから聞いてみようやないか。この株はここまでめちゃめちゃ強いんやが、皆まだまだ外食に大きなお金を使い続けとるんや。さて、木曜日は更にSamsaraのアナリストミーティングがあるで。どのようないいストーリーが聞けるのか注目や。更にMongoDBのアナリストミーティングもあるんや。ハイクオリティーなエンタープライズソフトウェアの会社や。ただここのところ急激に上がっとる。これが大丈夫なのかどうか注目しようやないか。
さて、アクティビストのElliott Managementが最近NRGの大きなポジションをとったんや。彼らは投資業界でも最も賢い人たちの集まりやから、おそらく今のユーティリティー会社が大きくアンダーパフォームしとる状況に目をつけたんやろう。木曜日にNRGのアナリストミーティングがあるが、どういう状況なのか、状況は圧力で良くなっていくのかどうか、注目しようやないか。金曜日はまずCarmaxの決算発表があるで。わいは中古車価格はどんどん落ちているという発表を聞いても驚かないで。そしてそれは実はCarmaxにとってはええニュースかもしれなくて、今のような時が買いかもしれん。
金曜日は更にわいはDexcomのアナリストミーティングに注目しとるんや。糖尿病のベストなモニタリングシステムをつくっとる。素晴らしいと思うで。楽しみにしたいで。わいは今医療機器ビジネスはええと思っとるからな。結論やが、冒頭に述べたことを繰り返すが、株を買いたいと思ったらマーケットがいい値段で買わせてくれる時を辛抱強く待つのが素晴らしい戦法の一つなんや。株価が無惨にも急落するという局面はいっぱいこれからも出てくるんやから。今週の健康保険株のようにな。わいはここまで大きく上がってきたマーケットは調整局面が来ると思う。そしてその時はまだまだここからのブルマーケットにのる買いの好機やと思うんや。
調整局面はどの程度の大きさなのでしょうかね。
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