アメリカ発ーマカベェの米株取引

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【ジム・クレイマー】個別銘柄選定の際の5つのプロセス!具体例を挙げながら。。【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの5/9のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

皆マクロ要因にとらわれとる。債務上限問題はどうなってしまうのか?Fedの次の動きはどうなるのか?商業不動産分野は結局どれぐらい悪いのか?そしてアナリストはトレードする際のいくつかのツールについてうるさく喚く。VIXがどうしたこうした、地銀ETFの動きがどうやこうや。そうして今日も下落の日になったで。ダウは-0.17%、SP500は-0.46%、そしてナスダックは-0.63%だったんや。

 

もちろんビッグピクチャーを持つことは重要や。全体像をとらえようとすることも大事や。歴史的に繰り返されるパターンというものはいっぱいあるわけやから、それらを否定することは愚の骨頂や。低金利は一般的に株価を押し上げる。高金利状況下はその逆や。そうやって全体の様子をとらえながら、インデックスファンドで波に乗ったり波から降りたりする。わいはそれを否定はせん。ただ、わいはなんでこの番組をやっとるのか。なんで頻繁に個別株のことをいうのか。それはやっぱり、個別株投資こそが最も大きな儲けにつながることを信じとるからや。

 

あなたはバスケットボールをプレイしていてもレブロンジェームスにはなれないように、常識的な声が、個別株投資なんてやめておけ、インデックスで十分だ、誰も長期ではインデックスに勝つことはできないんだから、とささやいてくる。しかし、SP500を買うと、本当にパフォーマンスが出とる株も、ならすとたった500分の一にしかならん。それでもええし、わいもインデックスファンドをもっとるんやが、やけどそれはわいの全てではないで。

 

なんであなたはこの番組を見ていくれている?個別株投資のことを聞きたいという思いもあるやろ?そんな皆さんの声におこたえして、今日は個別株投資について語ってみたい。といってもいつものような、特定の銘柄を語るんやなくて、個別株投資のさいの銘柄選定の仕方について語っておきたいんや。どうやったらハイクオリティーな株を買って大きな上昇に乗ることができるのか。わいのやり方を具体例をあげて説明してみたいんや。

 

こういう銘柄がええというアイディアを今日は語るのではなく、銘柄選定のプロセスを語ってみたい。そうしたらあなたも、あなたのアイディアをどうやって銘柄選定につなげればええのかわかると思うから。まず、どうやって素晴らしい銘柄に出会うか、やが、あなたは興味しんしんでなければならない。そして真面目にホームワークをして、そして最も大事なのはきちんとプロセスをふまんとあかんのや。わいのプロセスは大きく5つに分けられるが、一つ目は、まず日々の大きく上昇した勝者株に注目するんや。

 

あなたはそれぞれのアイディアがあって、それをあなたの中から生み出すのは素晴らしいことやが、一つの方法として、既にマーケットが好感した銘柄に注目するというのがある。別にその株を買えというとるわけでは無く、やけど注目してその意味を咀嚼するんや。わいは毎日毎日その作業を繰り返す。下落した銘柄もチェックし続けるんやけどな。例えば今日は、TREXが大きく上がっとった。+8%以上も上昇した。合成、人工木材のデッキとか手すりとかの会社やが、わいは彼らの製品が好きや。

 

TREXの昨夜の決算は素晴らしかったんや。そしてこんなに株価が上がったから、わいは日常的にそういう株に注目して、なぜこうなったのかを知りたい。そもそもこの会社は在庫が積み上がりすぎとるとウォール街は予想しとった。やけど四半期決算を連続してグロースマージンが改善されとる。ということは需要がめちゃめちゃ強いということや。じゃあこれからも強いやろうからTREXを買おうかなってなるか?わいはそこでは動かん。なぜならもう株価は上がってしまっとるから。高いところで入ろうとはなかなか思わん。逆に、わいはもうこの列車には乗り遅れてしまったと考える。

 

そうならなんで上昇銘柄に注目するのかというと、それを自分の思考の材料にするためや。もっともっと材料が必要やから、プロセスに二つ目としてカンファレンスコールを絶対に聞くで。TREXのCEOはなんと言っていたか。「自分たちのデータは、アメリカの消費者はまだまだアウトドア製品にアクティブで、請負業者が強い残務を抱えている。」ほほう、そういうことか。請負業者か。ここら辺がさらなる思考のもとや。皆請負業者はそんなに残っとる仕事がないと思っとったんや。Fedが金利をまだまだ上げとる時にそんな状況にはなってない、と。今のような時は皆の財布のひもが固くなるから、請負業者は仕事がへりこそすれ、増えることはないというのが普通の考えや。

 

でも普通の考えじゃないところが炙り出された。なるほどな、と思う。そうしたらその後、ウォール街のアナリスト達のレポートを漁るんや。これがプロセスの三つ目や。ハウジング関連の請負業者の仕事が増えている、活況であると大々的に書いているレポートがあるのかどうか。もしあるのなら、もうこのアイディアは新しくなくて、新しくないことは市場に既に織り込まれとるとみるべきやろう。でもそういうレポートがないから、しめしめ、これはまだ広まっていない考えで、ハウジング関連といえば、じゃあHome DepotとかLowesを買おうかなというアイディアが出てくる。

 

ただ、TREXがただ単にアウトライヤーなだけかもしれん、例外かもしれん。だからそこのところを確かめるために、TREXの同業者がどうなっているのかをあたるのが、プロセスの四つ目や。今回わいがまっさきに注目したのがAZEKや。TREXの競争相手や。5/4に決算があったから早速そのカンファレンスコールを聞いてみるんや。そうしたらCFOのPeter Cliffordはなんと言うとったか。「マクロの見通しから考えると、自分たちは住宅用の家のビジネスにおいてより建設的な状況を見ている。商業用不動産の分野はよりチャレンジングになってきているが。住宅用不動産は当初の想定よりも少し上の需要が続くと見ている。住宅用の家用の在庫は2017年から2019年の時よりずっと下だ。」

 

かなりいい言葉や。別にこれだけで何かを結論付けようとおは思わんが、需要の強さは裏付けられとる。そしてここで大事なのは商業用不動産と住宅用不動産の状況の違いや。商業用はだめや。住宅用は以前強い。よし、じゃあHome DepotかLowesを買おうかなと、ここに立ち戻ってくるやろ。やけどここで更に、ハウジングの関連会社に関してカンファレンスコールの情報を集めるんや。工具のSWKとかペンキ・塗料のPPGや。

 

PPGのCEOはこの前の4/21の決算で何と言うたか。「バックログ・残務はまだまだ驚くべき強さだ。ニュースで報じられている労働者不足とかの状況にもかかわらず。」なるほど。素晴らしい。これでTREX AZEKだけではなく、一般性が出てくる。更にStanley Black &DeckerのCEOはカンファレンスコールで何と言うたか。「プロフェッショナル向けのトレンドは依然としてとてもヘルシーだ。そのダイナミックに変わりはない。」なるほど、プロフェッショナル向けというのが出てきた。DIY用の一般人からの需要ではなく、プロの職業人からの需要や。これはTREXの請負業者の強い残務と一致する。

 

全部ひっくるめるとどういうことや?商業不動産ではなく、一般住宅向けの、しかも一般人ではなく、請負業者周りのビジネスが強いということになるやろ。さて、じゃあ請負業者はHome DepotとLowesのどちらとビジネスを多くする?ここからはただの知識や。そうや、Home Depotや。LowesはもっとDIY用の一般向けに強いんや。じゃあHome Depotやということになって、ちょっと一つ戻ってプロセスの三つ目の、ウォール街のレポートを漁るというのを今一度、Home Depotについてやってみるんや。

 

あさったけっか、Home Depotに関するレポートはNegativeばっかりで、ここからHome Depotを強く推奨するレポートはなかった。ということは、もしHome Depotが本当に良ければ、その良さというのはまだ株価に織り込まれていない可能性が高い。今日でたばかりのレポートも、Home Depotは良くやっていない、とあるからな。Home Depotの決算は5/16や。もしかしたらええ決算がでるかもしれんから、決算に先駆けて買えばええんか?

 

まだそこまではいかない。まだまだここから債務上限問題のネガティブな話も出てくるやろうから、今日とびつくというよりは、まだ株式市場が下落する時を待った方がええかもしれん。そして最後に考えるべきはチャートのチェックや。これがプロセスの最後の五つ目や。チャートは多くの人が見とるから、自分たちもチェックせんとあかんのや。Home Depotのチャートを見ると、ヘッドアンドショルダーを形成しつつあるように見える。ただここから株価がちょっと浮上したりしたらそうじゃなくなる。

 

全部合わせて考えると、わいやったら、ここ数日で、HDの決算前に更にHD株が下落するようやと、そこでわいはHDを買うで。結論やが、わいは今回、何もHD株が買いのチャンスやと言いたいわけではなかったんや。それよりもより重要なのは、どのようなプロセスを経て株を買ったらええのかを理解することや。どうやってリスクを減らしながらいい株を洗い出していくのか。わいのやり方の一例をお伝えしたかったんや。こういう作業の結果、どこかでアイディアが頓挫してしまうことは多々ある。それでええんや。考えなしに株を買って損をするよりよっぽどええ。五つのプロセスを経ながら考えを深めていくことが大事なんや。

 

 

なるほど、これはいい回でした。

 

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