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【ジム・クレイマー】決算を整理するのに役立つ5つのカテゴリー分け!プロのマネーマネジャーも使っている方法!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの7/25のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

わいらは今決算発表シーズンの真っ只中にいるわけやが、決算発表結果をわかりやすく理解するためにはカテゴリー分けが役に立つで。決算発表を読み砕いてそれぞれの結果をカテゴライズできなければ、株価の動きも理解することはできないからや。今日はダウは+0.08%、SP500は+0.28%、そしてナスダックは+0.61%で、さあ明日のFOMC後のパウエル会見はどうなるやろうかというところやが、わいは今回5つの決算結果のカテゴリー分けを示すことで、株価の動きを整理して株価の動きが間違っていたらアクションをとれるような、そういう時に役立つことを教えようと思うんや。実際に大手のマネーマネジャーが使っとるカテゴリー分けでもあるんやで。

 

まず、簡単なものから始めようやないか。一つ目のカテゴリーは、「連続して良好な決算」と呼ぶものや。今日、そして今夜、私たちはその中のいくつかを見てきたで。マクロ的な懸念から、そして明日がFOMCということもあって決算大丈夫かと思われとった二つの会社は、まさに素晴らしい決算を発表して、このカテゴリーに入ったんや。その二つとはホームビルダーのPultegroupと塗料メーカーのSherwin Williamsやったんや。Pulteの強固なマージンには驚かされたで。オーダー数が素晴らしく、キャンセルも少なく、売り上げが期待値を上回ったんや。まさに今年最高の四半期の一つとでもいうべき数字やった。

 

明日、Fedは利上げを発表する可能性が高いんやで。そうなったらローン金利を上がるし、普通はハウジング会社にとってはマージンとガイダンスにとって痛手なはずや。ただ、Fedの引き締めによって今の住宅所有者が売却する可能性が低くなるという見方もできるんや。なぜなら、新しい住宅ローンの支払いが高すぎるようになるから、引っ越しがしにくくなるからや。このことが大量の住宅供給不足を引き起こして、まわりまわってハウジング会社の持続的な強さにつながっとるという見方もあるんや。

 

Sherwin Williamsの場合は、ペイントの需要が強く、原材料費が引き続き低下しているから、株価が上昇しとるんや。マージンが拡大しとって、それが予想外のタイミングで起こったということもあって、株価は大幅に上昇したんや。この会社も高い住宅ローン金利によって悪影響を受けているというより、実際には非常にうまくやっているということが示された決算やった。こういう会社が好調やと、Lowe'sとかHome Depotを購入すべきかもしれないと考えさせられるで。Sherwin Williamsのガイダンスも良くて、まさに「連続した良好な決算」やったんや。

 

まだまだ「連続して良好な決算」のカテゴリーの会社を言っていこうやないか。新規注文とサービス業務が大幅に予想を上回ったGeneral Electricもこのカテゴリーに含まれるで。エンジンを飛行機メーカーに売り、その後何年もサービスを提供するというビジネスモデルで、ここには大きな利益があるんや。今回驚きの一つは、GEが新たに開発した再生可能エネルギーのビジネスが、風力発電で本当に素晴らしい進展を見せていることや。CEOのLarry Culpが以前は問題だらけだったビジネスをどれほど迅速に立て直したことか、信じられないで。

 

あとは、Alphabetもまた「連続して良好な決算」のカテゴリーに分類することができるで。この引け後に発表された決算は非常に良くて、YouTubeもGoogle Cloudもええ成長を見せとったんや。あとはそれより少しBullishではないかもしれんが、Microsoftも「連続して良好な決算」に分類できるかもしれん。Azureクラウドビジネスが減速しとるとかなんとか言われとるが、わいは良かったと思うで。過去3ヶ月間の大幅な株価上昇を考慮すると、株価をこれ以上押し上げるには十分な決算ではなかったかもしれんが。わいのファンドはこれらの株をもっとって、CNBC Investing Clubの人には詳細を解説する予定や。Alphabetに関してはわいは依然として司法省の独占禁止法訴訟について大丈夫かなと思っとるが、良い四半期決算が続くことを期待するで。

 

さて、引き続き二つ目のカテゴリーやが、二つ目は「初めての良い決算」というものや。わいらは昨晩と今朝にこのカテゴリーの決算を一つずつ見たで。まずは、NXP Semiconductorという半導体メーカーで、主に自動車やIoTに強みを持っとる会社やが、ここまでNXP Semiは厳しい時期を過ごしてきたんやが、今回の決算は素晴らしかったんや。それをうけて、前回の決算が底だったんやないかという見方が強まったで。前回は「最後の悪い決算」で、今回が「最初の良い決算」やったんやないか。それぞれの会社の景気サイクルのボトムから最初の良い決算を経ると、そこには大きな株価上昇のチャンスが生まれるで。わいはNXP Semiの株価上昇もはじまったばかりかもしれんと思うんや。

 

次、2つ目の「初めての良い決算」は、わいにとってちょっと驚きやったんや。それは3Mで、これまでこの会社は訴訟の影響や売上と利益の伸び悩みに苦しんできたんや。やけど突然、3Mはこれらの問題を解決し始めて、最も重要な地下水汚染訴訟の申立人との堅実な和解に至ったし、同時に、自動車、高速道路インフラ、さらには個人のセーフティー部門でも業績の改善が見られたんや。CEOのマイク・ローマンは、通年のEPSのガイダンスを元々の8.50ー9ドルから8.60ー9.10ドルに引き上げたで。これは大きな動きの始まりや。まさに「初めての良い決算」のカテゴリーに属するものや。これまで連続的に失望を生んできた企業にとって、初めての良い決算とは大きな意味を持つんや。この会社は更に配当貴族でもある、今後もまだまだ楽しみやで。

 

さて、次の3つ目のカテゴリーやが、さっきNXP Semiのところで前回の決算がこうだったと言ったものやが、「最後の悪い決算」というものや。最も多くの利益を得るためには、またリスクも最も大きいんやが、この「最後の悪い決算」を狙うべきなんや。これは、経営陣がビジネスが底を打ったと発表する前に投資をすることを意味して、普通難しいことなんやが、成功した場合の報酬は非常に大きいんや。そしてわいはこの「最後の悪い決算」というのが今日、わいのファンドが持っとるDanaherで見られたことやと思うんや。

 

Danaherは、3四半期連続でダメな決算を発表したんやが、もしかしたら状況が改善するんやないかということが示唆されたんや。Danaherは医療および製薬業界向けのハイテク機器を製造しとるんやが、バイオテクノロジーセクターと中国に大きく依存しとって、今は両方とも厳しい状況にある。やけどそれが底を打つ兆しを感じた決算やったから、わいは先行して投資をしていきたいと思っとるんや。番組で言及したらわいのファンドはしばらくその銘柄を買うことができないという制限がかかっとるんやが、その制限がなければわいは今Danaherを買いたいで。

 

次の四つ目のカテゴリーは「最初の悪い決算」や。これには触りたくないで。注意せんとあかん。このカテゴリーに分類されるのはRTXや。エンジンの大規模なリコールを行うことで、フリーキャッシュフローに大打撃を与えたんや。ここまでRTXは連続する素晴らしい決算と素晴らしい受注記録を出しとったんやが、それが完全に壊れたで。厳しい状況や。一方でRTXはかつてないほどの大量の注文を受けとって、GEで見られたのと同様に、航空宇宙関連のすべてにおいて爆発的な強さは見えるんや。ただリコールがどうなるのか。わいはCEOのグレッグ・ヘイズが好きで、彼は率直に物事を話す人やと思う。もしかしてこれが「最初の悪い決算」かつ「最後の悪い決算」になる可能性もあるが、それはここから状況を見ていかんとわからんことや。

 

最後の5つ目のカテゴリーは、市場が単に間違っている可能性もある「困惑を呼ぶ決算」や。例えばこのカテゴリーに分類されるのがGE Healthcareやとう。わいのファンドで持っとる株やが、皆BiogenやEli Lillyのアルツハイマー治療薬がもっと広く使われるようになったらその最大かつ最良の恩恵を受ける会社の一つがGE Healthcareであるということを理解してないようや。今回の四半期は人によっては悪いところが多いということになって株価も冴えないんや。これからもっと見ていかんとあかん。あとは、GMの決算もこのカテゴリーやった。当初、マーケットはGMの決算について間違った判断をしとったんや。確かに困惑をよんだ決算やった。まずまずだったんやが、やけど今年後半に利益を大きく圧迫する可能性のあるストライキの可能性があるんや。だから株価は決算後、上がった後に大幅に下がったりしたんや。

 

ということで、五つのカテゴリーを復習しておこうやないか。「連続して良好な決算」、「初めての良い決算」、「最後の悪い決算」、「最初の悪い決算」、そして「困惑を呼ぶ決算」や。こうやってカテゴリー分けするのは少々面倒に思えるかもしれんが、実際にファンドマネージャーが使う裏のカテゴリー分けや。あなたが注目しとる会社の決算が結局どうだったのか、どのように評価するのか、その会社の株を買う前に判断する必要があるんや。そしてこのカテゴリーの中にも上下があることを覚えておいてな。Alphabetは素晴らしかったが、Microsoftは素晴らしい中でも今までの株価の動きも考えると決算自体はAlphabetほどではなかったかもしれん、という風に。決算後の株価の動きはそれまでの期待値にも大きく左右されるからな。このカテゴリー分けをいかして自分自身の注目銘柄をきちんと捉えて整理しようやないか。

 

 

いいカテゴリー分けですね。

 

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