こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの8/22のMad Moneyはどうだったでしょうか。
みな、わいがいつも、下落を待ってお気に入りの株を安く買うチャンスをつかめと言っているのを知ってるやろ。だけどいざその下落がついに訪れると、それはとても恐ろしいもので、トリガーを引くことができる人は多くないんや。ここからも無限に下がり続けるんやないかと下落相場の時は思いがちやからな。やけどそういう、こわごわ買う時こそチャンスになったりするんや。ということで昨日、8月の下落銘柄に注目しようということで、わいのお気に入りの下落銘柄を5つあげたが、今回はその続きで、更に注目下落銘柄を5つあげたいんや。わいはこれらの株は下落の際には絶対に買いだと思うんや。なぜなら単純に素晴らしい会社やからな。
まず今夜の第一銘柄目は、Host Hotels and Resortsと呼ばれる不動産投資信託や。これは世界最大の宿泊REITで、米国に70のプロパティ、国際的には5つのプロパティを持っていて、主にそれらは高級プロパティに分類される。ただこの株は8月に入ってからここまで、14%も下落しとるんや。この株は3.8%の利回りを持つ配当株で、債券金利が高い世界だと見劣りするかもしれん。しかも8/2の決算ではEPSも売り上げも予想をミスしたんや。通年のガイダンスも若干下方修正した。
ホテルセクターの動きとして、サンフランシスコとシアトルで逆風があり、それが予想よりも低い一室当たりの売り上げや総売り上げにつながったとカンファレンスコールで述べられとった。確かに決算は完璧からは程遠かったし、理想的でもなかったが、でもこの会社は運用資金の予測を大幅にカットしとるし、特に旅行とレジャーの強みを考慮すると、今この株は非常に安いとわいは思うんや。今ここでこの株に賭けることは間違いだとは思わんで。
第二銘柄目はRockwell Automationや。この会社はよく知られている産業機器のメーカーで、8月に入ってからここまで株価は13%も下がっとる。8/1の決算では売り上げもEPSも両方ミスしてしまい、決算後株価は直ちに7%下落したんや。ただ決算発表後にCEOのBlake Morayと話したところ、彼は数字が物足りなかった理由を、配送センターの一つでキャパシティを増やすのに少し時間がかかったからだと説明しました。そして実際Rockwell Automationは通年の売り上げ予想を上方修正しとる。これは本当に重要な点で、ある意味今回の決算の数字よりも大事なことで、やけど決算発表当初は誰もそれに気を使ってなかったんや。わいにとっては、この決算をうけてこの会社のストーリーは何も変わってないで。ということはただただ下落によって株が単純に安くなっただけや。まだ安くなる可能性もあるが、わいはこの株が今のレベルで好きやで。
第三銘柄目はわいが長期的な勝者になり得ると思って、だからこそわいのお気に入りでもあるRalph Laurenや。この会社は、株価が安定している数少ないリテールの一つや。良い感じで株価がきとったんやが、8月に入ってからここまで株価は14%も下落しとる。Ralph Laurenが8/10に決算発表した時、数字は素晴らしいと思ったで。売り上げもEPSも予想をビートして、売り上げがやや低調だったのをヨーロッパとアジアが強かったところが補ったんや。
ただ残念ながら、この会社は通年のガイダンスを引き上げることをしなかった。また、来期のガイダンスも弱かった。売り上げは定数ベースで横ばいからわずかに上がるだけやと発表した。でもわいはこの会社が長期的にどのように位置づけられているかについて非常に前向きで、わいのファンドでも次の投資対象として考えとるほどや。Ralph Laurenは、若い消費者層に魅力的な商品を提供しとって、ブランドも徐々にラグジュアリー方面にシフトしとる。スーツのパープルレーベルはかなり人気やで。
あとは、もしかした多くの人が見逃しとるのかもしれんが、この会社は通年のガイダンスで、以前よりも総利益率が拡大すると期待していると明言しとる。残念ながらそのことは運営利益率予想には反映されてなくて、それは、Ralph Laurenがデジタルなど、長期的な成長戦略に大きく投資しているからや。わいはこの株は注目に値すると思うし、今が買い時だと思うで。
第四銘柄目は、リスクが少し高いと思っとるわけやが、Expediaをあげておきたいで。このオンライン旅行会社の株価は、8月に入ってからここまでで11%も下がっとる。この株は少し難しい状況や。一部の投資家は、ポストCOVIDの旅行ブームがピークを過ぎたのではないかと懸念を持ち始めとる。去年も同じことが言われたが、結局のところここまでは、旅行とレジャー業界は堅調やった。もしかしたら今年もそんな感じなのかなとも思うで。8/3のExpediaの決算を見るとそう感じるんや。
ExpediaのバケーションレンタルビジネスのVRBOは少し低調やったんやが、これは一般的に旅行者が都市部への短い旅行をしとるからや。わいはこの業界をよく知っとるんやが、VRBOのシステム自体があまりうまくやっていないと考えとる。ただ、Expedia全体としては、あらゆる種類の旅行から利益を上げとるんや。この株の株価が下落している理由は、決算の際に経営陣が具体的なガイダンスを出さなかったからや。彼らが言ったのは、「2桁の売上成長と利益率の拡大を期待している」ということだけや。
わいはそれでもあまり心配はしてないんや。Expediaは、北米とヨーロッパでの需要が安定し、アジア太平洋地域とラテンアメリカで向上しとるとも述べとるからな。また、約12億ドルの自社株買いもやると言うとる。これは150億ドル規模の企業にとってはかなり大きな額やで。8月に株価が11%下がった今、株は推定益に対してわずか12倍で取引されとる。わいにとっては、ポストCOVIDの世界でこれほど安い株はお買い得に見えるんや。
最後の第五銘柄目は、長い間わいのお気に入りだったIntuitive Surgicalや。この会社は、ロボット支援型最小侵襲手術機器を製造しとるんやが、8月に入ってからここまでで株価が11%下落しとる。これは長期的には素晴らしい見通しを持つ会社の株価が下落しとるケースやと思うんや。病院がCOVID患者で溢れていない今、緊急でない手術を受ける人が再び増えとって、だからIntuitive Surgicalは昨年の7月中旬から30%も価値が上がっとるが、それが最近20%下落したんや。果たして何がおこったのか?
まず、この会社は7月20日に素晴らしい決算を発表してEPSも売り上げも予想をクリアしたんやが、主に利益確定のために株価が下がったんや。決算の内容は何も問題なかったで。最近、株価が苦境に立たされている理由としては、新しい強力な糖尿病と減量の薬、例えばWegovyとかMounjaroとかの存在があるんや。これらの薬で大量に体重を減らすことができれば、内臓の手術が必要な人が減るかもしれん。それはIntuitiveにとってはビジネスが減る可能性につながるんや。
長期的視点で考えると確かにこのことは正当な懸念点や。ただ、現時点ではIntuitive Surgicalは素晴らしい成績を上げとって、歴史的な評価に対して今はかなり割安な株価になっとる。普通とても高いPERの株をしては、今は珍しい機会になっとるんや。
ということで結論やが、前回に引き続き今回も、8月に大きく下落しとってでもわいが推奨する5つの名前がそろったで。わいはこれらの株はとてもええと思うんや。この五つのうち、どれか一つ選ぶとしたらどれがええかやって?それを決めるのはむずかしいで。それぐらい実際この5銘柄は全部ええと思うんや。
美味しそうな銘柄がいっぱいありますね。
記事に価値を感じていただけた場合、Amazon JapanもしくはPayPal経由で投げ銭いただけると励みになります。
応援よろしくお願いします。