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【ジム・クレイマー】ついに一周年だ!あのボトムから立ち上がったベストパフォーマー株・トップ10!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの10/13のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

ついに一周年やな。何のやって思うやろ?ちょうど一年前の今日、マーケットはボトムをつけたんや。一年前の今日が最安値やったんや。そこから一年間、株価は全体的に良くあがったわけやが、結局どういう株が上がったのかを見ておくことがこれからの株式投資を考えるうえでも参考になるかもしれん。ということでSP500銘柄の中で、あの去年のボトムからの一年間で最も上がったトップ10の個別株を見ていきたいと思うんや。

 

まずは一番上がったトップ中のトップがやっぱりこれや、Nvidiaや。一年間で250%以上も上がっとる。さすがや。わいが今は亡くなってしまった犬にこの名前をつけただけあるで。しかし今となってみると、この株は去年の今ごろ、どれほど嫌われとったことやろうか。なんで嫌われとったかというと、去年の8月24日の決算で大きな売り上げミスを発表したからや。そしてその後中国への特定のハイエンド半導体の販売禁止という措置でもダメージを受けてしもうた。去年の今頃まではだから悲観論が蔓延していたんや。

 

ただ、そこから持ち上がったのがChat GPTや。去年の11月に皆に広く知られるようになって、Generative AIの狂騒曲が開始されたんや。そして多くの人がすぐに、こういうAIを支えるのは全てNvidiaの技術じゃないかということを認識して、株価はうなぎのぼりになっていったんや。そしてここのところの決算では売り上げもEPSも予想を大きく上回っとる。今のこの会社の唯一の制約は生産能力や。需要はきりがないくらい高いんやで。だからわいのファンドはこの株を持っとって、Own it, don't trade itと言うとるんや。

 

ボトムから上がった第二位がMeta Platformsや。この一年間で135%以上も上がっとる。CEOのマーク・ザッカーバーグは以前はどんどんお金をつぎこんでメタバース事業を何とかしようとしとったんやが、そこから方針転換をして、今年は効率の年にすると言うたんや。そこから素晴らしい上がりを見せとる。今の状況では借金を増やすのではなく利益を出さんとあかん。そこのところをこの会社はきちんとおさえて、間違いを犯さないようになっとる。デジタル広告市場も回復しとるし、売り上げが再び成長しとるんや。素晴らしいAIアプリケーションも持っとるしな。

 

第三位はちょっと驚きやで。Fair Isaacという名前で、この一年で118%以上も上がっとる。クレジット・スコアリングとかやっとる会社や。FICOスコアを知っとるやろ。この会社は強いハウジングマーケットをバックに成長してきており、あとは、企業の意思決定を支援するあまり知られていない予測ソフトウェアサービスビジネスも持っとる。残念ながら、住宅ローンの利率がどんどん高くなって8%に迫っとるから、今これからこの会社の株を推薦するのは難しいけどな。ここからハウジング業界は打撃を受けるやろうからな。

 

第四位はGeneral Electricや。過去1年で94%以上も上がっとる。それまでずっと低調なパフォーマンスを続けてきたんやが、彼らはGE Healthcareをスピンオフさせたし、来年はGE for Novaの電力事業をスピンオフする。そうなったら非常に魅力的な航空宇宙事業のピュアプレイだけが残ることになり、改めてとても楽しみや。ちなみにGE Healthcareはわいは将来に期待しとって、わいのファドでも持っとるんやで。

 

第五位は、わいが興味深いと思っとるBroadcomや。低迷しとったんやが、過去一年で100%株価が上がっとる。半導体およびソフトウェア会社で、評価されにくいものの今のAI時代の勝者の一つや。わいのファンドでもこの株を持っとるで。今後、BroadcomはVMwareの610億ドルの買収を完了する必要があって、それは月末までに実現するはずや。そうなったらますます期待できるから、買いたい人は買収の前に入ってほしいで。買収したら急速に成長している大きなAI要素を持つ素晴らしいソフトウェアビジネスが加わることになるからな。

 

第六位は次に、半導体製造装置のLam Researchや。ここ一年で90%上昇しとるで。ちなみにここにはのっていないが、同じ半導体製造装置のセクターのApplied Materialsも11位に入っとる。こういう半導体製造装置の株は上位にくるのは興味深いことで、半導体市場が底を打ってまた上がるのはギクシャクしたプロセスだったんや。そしてこれらの株の上がりは、今後に対していい教訓を教えてくれるで。半導体セクターは、そのマーケット全体が底をずいぶん前に上がりはじめるということや。まだまだ在庫が過剰な時に半導体機器の株に参入する必要があるということや。実際に半導体業界の動きが良くなるまでまつと、大きな上がりを逃すことになるんや。

 

第七位はわいのお気に入りやが、Adobeや。ここ一年で89%上昇しとる。この会社は明らかにAI時代の勝者や。Fireflyのような全く新しいAI製品を導入して、これによって例えばユーザーはシンプルな英語のプロンプトでメディアを編集することができるようなったりと、信じられない効率アップを成し遂げとるんや。Adobeは他のソフトウェアの部分にもAI機能を取り入れ始めたで。この前のAdobe MAXイベントで多くのAI関連のものを発表したが、素晴らしかったんや。まだ伸びる余地があると思うし、ここからまだまだ上がっていっても驚くんやないで。

 

第八位は、Royal Caribbeanや。`最近は冴えないが、ここ一年で85%上昇しとる。この株は旅行ブームに関連しとる。今年の予約もめちゃめちゃ強いんやが、ただこの株のようなクルーズ株の問題は、非常に変動性が高いことや。彼らは嫌われて、愛されて、また嫌われる。今、サイクル的に嫌われとる部分におる。なぜなた今ウォール街は、パンデミックの直後のように人々がクルーズを続けて行うかどうか確信していないからや。今は特に、インフレや経済の減速の影響を皆が強く感じとる時期や。でもまあ、わいは大半の人々よりもRoyal Caribbeanに対してやや楽観的ではある。クルーズは引き続き休暇のための素晴らしい価値を提供しとるし、価格もほとんど固定やからな。だから経済がどんどん弱くなっても意外に予約の強さはそこまで冷えないんやないかと思っとるで。

 

第九位はEli Lillyや。過去1年間で約80%株価が上昇しとる。わいはこの株がどんどん上がっていくのを見るのが大好きや。これらはすべてMounjaroへの期待によるもので、わいはこの薬を史上最も売れる薬になるかもしれんと言うてきたやろ。あと、Eli Lillyはこの株だけじゃなくて、他のパイプラインも前進させようと頑張っとって、例えばアルツハイマー病の治療薬にもわいは慎重ながらも楽観的にみとる。わいのファンドでもこの株を持っとるんやで。

 

最後の第10位は、Pultegroupや。ここ一年で78%も上がっとる。ここまで、なんでFedがどんどん利上げをするという状況下でも好調やったかと言うと、住宅の不足が非常に深刻だったからや。ただ今こういうホームビルダー株は高値から下落してきとって、さすがに上がり続けるローン金利が効いて来とる。まあでもアメリカの巨大な住宅不足はまだまだ全然解決されていないから、あまりネガティブになるのも難しいんやけどな。

 

結論やが、これら10個の株が1年前に底を打った時からのトップ10のベストパフォーマーや。一つ一つの解説でここからまだ勝ち続ける株と、ここから厳しくなるであろう株がわかったかな?高金利下で経済についても心配していかんとあかんが、ボトムからの立ち上がりを振り返って、このこともこれからを考える材料にしてほしいんや。

 

 

これからも上がってほしい銘柄がちらほらありました。

 

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