こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの10/26のMad Moneyはどうだったでしょうか。
今日も株式市場は大きく続落した日になってしまったで。ダウは-0.76%、SP500は-1.18%、そしてナスダックは-1.76%と大きく下落したんや。こういう時にわいらはどうすればいい?もうチャートは見たくないと、目をふさいでがたがた震えてればええんか?そうじゃないやろ?下がれば下がるほど買いの好機が近づいてきとると考えるべきやろ。ただ、マーケットは別に明日ボトムをつけたりせんやろうし、来週もボトムをつけないかもしれん。ただ、永遠に株が下がり続けることもまたないんや。
確実に、ある時点で、債券市場が安定して、Fedのインフレとの戦いも終わるんや。まだそんな日は来てないんやが、そうなる前に買い物リストを準備しておく必要がある。準備ができていないといい買いをすることができない。株式市場全体が下落している時に過度に悲観的になって感情の赴くままに株式市場から目をそらせたら、価値のある株がせっかく下落してきているのを見逃してしまうんや。今SP500オシレーターの数値は-5より下にあって、これはマーケットが売られすぎ状態になっとる一つの指標や。跳ね返る日も近いかもしれん。わいは下落は終わったとは今のところ思ってないんやけどな。もっと債券市場が安定せんとあかん。
今日発表されたGDPの数値はとても強くて、驚くべき4.9%の成長率だったんやが、でも債券市場はそんなに崩れんかったよな。もっと金利が高くなるかなと思ったんやが。これはこれで異常な事態とも言える。わいは株価がもっと上がってほしいから、逆にさっさと債券金利は上がるところまで上がってほしいと思うんや。今の金利はまだ低すぎると思うで。20年ものとか30年ものの債券利回りは6%近くに今いるべきやと考えとる。さっさと上がることで混沌に始末をつけて、そこからマーケットの動きを考えた方が建設的なんや。
6%に上がってから5%に戻ってほしいんやが、でも今は5%からまだまだじわじわ上がるんやないかということになって、それが混沌をひきおこすんや。ただ、わいが言うように金利が6%に近づいていくとどうなる?そうなったら売りのクレッシェンドが起こって、皆がもっともっと株を放棄するようになって、そうなってようやく株価が底を打つやろう。そしてわいらはその瞬間に備えんとあかんのや。わいらは今の下落相場を指を咥えて見ているだけでもあかん。全体的なマーケットにいろいろな株が引きずられている中で、お気に入りの注目株の買い物リストをつくっておかんとあかんのや。
今買いたい株リストを作るのは、株式市場が上がっている時につくるよりもはるかに簡単や。準備の有用性を例えば一つだけわいの過去の経験から話したい。1990年のことやが、イラクがクウェートを侵略して、わいらの政府は戦争を開始する必要があると判断したんや。イラク軍とその名高い共和国近衛隊を撃退するわいらの政府の能力について、大丈夫なのかという懐疑論は、その前の最後の戦争がベトナム戦争だったということもあって、多くの人々が楽観的ではなかったんや。
わいや軍人だったわいの父は、戦争の状況をばかばかしいと思いながらも、やけど危機に備えてキャッシュを貯めとったんやが、わいは戦争が始まる直前の1月17日に起こった大きな下落に反応して即座に買いに入ることを決めたんや。わいはコールオプションと普通株をがっと購入して、レバレッジ比率はたぶん20%ぐらいだったと記憶しとるが、そして1ヶ月後、わいは大儲けしたんや。その年に必要なすべてのお金を一カ月で稼いだんや。なんでこんなことができたのかというと、下落に際して虎視眈々と準備をして、大きく下落したらこういう株たちを買うということをはっきりしとったからや。
現在、わいらは同じことをする絶好の機会に近づいてると思うんやが、まだ買えと言っとるわかではないで。わいらはわいらで心構えをせんとあかんが、それとは別に、債券金利がピークに達して、Fedもインフレとの戦いを終わらせられる道筋が見えてないとあかん。そういう全てのことが株価にとって良くなる状況はまだ来てないで。ただ、わいらは準備をしとかんとあかんくて、そのうちの大事なものの一つが、下落したらどの株を買いたいかのリストを持っておくことで、その際の注目点の大きな一つが、例えばこの決算シーズンでここまで大きな利益を上げている会社で、でも株式市場全体がだめだから不当に株価が罰せられた株に注目するということなんや。そういう株は状況が良くなったら即座に株価を回復させる株やろうからな。
幸いなことに、既に多くの企業が決算を発表しとるから、取り組む内容は豊富やで。わいは今までのところ、お気に入りの6つの企業を今回お伝えしたいんや。この6つの株が下がってきたら買いの強い候補にいれんとあかんということや。ちなみに今日の引け後、Amazonの決算があったばっかりで、株価は不安定な動きをしとるが、もしAmazon株が下落するようならわいは今から言う6株に加えてAmazonもリストにいれて、それこそ荒野の七人銘柄みたいな、7人衆にしたいという気持ちはあるで。
ということで、決算が良くて、株価が下がったら買いを考えるべき6銘柄のうちの一つ目はMicrosoftや。この巨大なソフトウェア企業は、今年で最も優れた決算を発表したんや。特に、Azureクラウドビジネスが素晴らしかった。Microsoftのソフトウェアビジネスは質が高くて、PCのリフレッシュサイクルが進むにつれてさらに良くなるやろう。Activision Blizzardの買収も大成功や。Microsoftの新しいAIのオファリング、コパイロットは来週すべてのユーザーに公開されるで。これは夢のような生産性向上ツールや。
二銘柄目は、WM、すなわちWaste Managementや。彼らは自動化による巨大な粗利益の増加という驚くべき決算を発表したで。彼らは人ではなく、機械をどんどん使ってビジネスをやっとるというのがキーなんや。さらに、WMは彼らの埋立地から再生天然ガスのビジネスも好調や。これからますます売上が回復したら、物事は本当に素晴らしくなるやろう。三銘柄目は、信じがたいかもしれんが、みんながこの日株を手放している中でわいはポジティブやと思っとるんや。そうや、Meta Platformsや。わいは素晴らしい決算やったと思うで。
今Meta株は信じられないほど低いPERで取引されとる。Instagramは素晴らしいしReelsも素晴らしい。WhatsAppも素晴らしいし、数百億ドルの価値があると言われるリアリティラボとか、素晴らしさがつまっとるビジネスや。なんで今日株価が下がったのかというと、イスラエルとハマスの戦争のために広告の売上が少し弱まっているとカンファレンスコールで言及されたからや。わいはでも広告に関してはちょっと詳しくて、確かに何か恐ろしい出来事が起こると広告を皆引き上げてしまうが、メディアが次のトピックに関心を移すとすぐ広告が戻ってくることを知っとるで。わいは広告の戻りが今四半期に早くもおこると信じとるんや。
四銘柄目は、P&Gや。堅実なバリュエーションといい配当を持っていて、堅調な決算を発表したで。もし経済が減速するとしても、彼らは引き続き好調な成果を上げ続けるやろう。五銘柄目は、GEや。この企業は現在、最も成長している航空宇宙関連ビジネスを持っとって、発電部門を更にスピンオフする予定や。最後の六銘柄目は、昨夜決算を発表したServiceNowや。CEOのビル・マクダモットの下で、ServiceNowははるかに重要な会社になっとる。素晴らしいサイバーセキュリティでクラウドに移行して、AIの使用を通じて顧客にお金を節約させる方法を提供しとる。わいはAIプレイが数多く叫ばれとる中でも、ServiceNow、Adobe、Microsoftが実際に価値がある数少ないAIプレイやと考えとるで。もちろん、Nvidiaを忘れたらあかんけどな。
結論やが、債券金利の上昇がピークに達して、株価が底を打つ時に、最終的なクレッシェンドの売りというものがあるかもしれん。その時に買いに入れるように、今から虎視眈々と準備せんとあかんのや。そしてその際の大きな大きな手掛かりとして今の決算シーズンがある。わいが今回あげた6銘柄これまでに特に目立っとると思うんやが、あなたもホームワークを通して買い物リストをつくっておいてほしいんや。
虎視眈々といきたいですね。
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